犯罪者が100%悪いのか2

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以前の犯罪者が100%悪いのかで私の説明不足の部分があり、多くの人に不愉快な思いをさせてしまっているようですので、少し補足をさせていただければと思います。

 

■犯罪を0にするのは不可能

このサイトでも戦争を無くすことはできない犯罪はなぜなくならないのかでもお伝えしている通り、この世から悪人を0にすることは不可能です。
人間が生きている以上、必ず悪人が現れ、法を平気で破って盗みや人殺しをしたり、戦争を起こしたりします。

これは、何度も申している通り、絶滅回避の多種多様性のため、遺伝子が様々な性格、体格をもった人間が生まれるようにしているためです。
仮にこの世の中の全ての悪人を排除しても、残った善人の中から必ず悪人が生まれます。

悪人を減らすことはできますが、0にすることは不可能なので、善人の方は自分の身は自分で守るようにしなければなりません。
善人の皆さまには、このことを頭の片隅に入れておき、平和ボケしないように注意していただければと思います。

 

■全員が注意力を高める

この世の悪人を0にすることが不可能である以上、自分や周囲の人が事件などに遭う確率も0ではないことになります。
全員が警戒心を忘れず、注意力を高めるように、日々心がけておく必要があります。
このあたりは注意力を身につけるをご参照いただければと思います。

また、自分の周りの人間で、挙動不審な人がいたり、犯罪に走りそうな人がいたら、警告や助言をする必要があります。

私も、友人が飲み会の帰りに、車で来たという人がいたので、電車で帰るように強く警告したことがあります。
また、お金がなくて困っている知人に対しても、可能な限りアドバイスをしています。
お金がなくなって、窮地に立たされてしまうと、人間は何をしでかすか分かりません。

こういった、少しでも事件に関わりそうな匂いがしたら、止めるなり警告するなりしましょう。
他人がそういう状況なのかどうか、判断するのはなかなか難しいとは思いますが、日頃から人間観察をよく行ったり、注意して周囲の人を観るようにしましょう。

「言わなくても大丈夫だろう」
とそのまま放置しておく人も多いかと思いますが、後で怪しいと思っていたその人が事件を起こしたというケースもあるのです。

少しでも怪しいと感じたら、声をかけてあげてください。
話を聞いてあげるだけでも、その人が救われる可能性があります。

 

■罪を憎んで人を憎まず

無差別殺人者や凶悪犯罪者などを許す必要はありませんが、怨恨の傷害罪や殺人罪の場合、被害者にも非がないとは限りません。
怨恨の場合は、被害者に恨みがあるということですので、被害者の方が加害者よりも悪人だったというケースも少なくないのです。
もちろん、だからと言って罪を犯して良いわけではありませんが、犯罪者にも事情がある場合も多いということです。

テレビのニュースで流れるような、無差別殺人や保険金目当ての殺人、性的暴行後の殺人などの凶悪犯罪者であれば、大いに恨んでいただいて結構です。
こういった凶悪犯を許していては、犯罪だらけの世の中になってしまいます。

しかし、凶悪ではない場合の犯罪者に対しては、少し犯人側の事情も考慮する必要はあるかと思います。
事情によっては、犯罪者側にも情状酌量の余地があるケースも多いかと思います。

世の中の傾向として、犯罪者と聞いた時点で、もう人でないような扱いをする人が多いのですが、これではあまりにその人が可哀想です。
犯人側の事情を考慮し、明らかに犯人側に非があると分かってから憎んでも、遅くはないはずです。

 

■憎しみの連鎖を断ち切る

もちろん、殺人の被害者の遺族や恋人などが犯人を恨むというのは仕方ないことかと思います。
犯人が無慈悲で、頭のおかしいような人であれば、許す必要はまったくありません。
その悲しみと怒りを考えれば、犯人を憎む気持ちは分かります。

ただ、基本的には今の日本の法律では、犯人は法で裁かれることになっています。
十分に裁判で議論をして、犯人に相応しい刑が執行されます。

法で裁かれますので、間違っても自分の手で犯人を殺すなどということはしないようにしましょう。
憎しみは憎しみしか生みません。
憎しみの連鎖は断ち切らねばならないのです。
それができなければ、戦争にも発展しかねないのです。

犯人を許してほしいというのは、酷かとは思いますが、少なくともどういった事情で罪を犯したのかは聞いておくべきでしょう。
その上で、許しがたいものであれば、許す必要はありませんが、憎むという感情は捨てた方が良いかと思います。

そう言ってしまうと、怒りが爆発してしまうかもしれませんが、憎しみという感情は何もプラスにはなりません。
憎しみをもった人が悲しい思いをするだけですし、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

憎しみの感情を捨てるというのは、想像を絶するほどの苦痛かとは思いますが、ご自分のため、被害者のためにも、実行していただきたいのです。
完全に忘れるためには、長い時間が必要かと思います。
憎しみという感情がネガティブな考えしか生まないということを頭に入れておき、悲しい事件を忘れるようにしましょう。

 
この世から犯罪をなくすことはできませんので、善人である皆さんは、自分の身は自分で守るということを心がけておく必要があります。
また、大切な人を殺されてしまったり、犯罪に巻き込まれてしまった場合でも、なるべく犯人の事情を聞いた上で、どのような対応をするのか決めましょう。
犯人を許さなくても良いですが、憎しみの感情というものは、生きていく上で不要なものです。
これらの事を少しでも頭の片隅にでも入れておいていただければ幸いです。

 



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3 件のコメント 犯罪者が100%悪いのか2

  1. 太郎 より:

    「犯罪者が100%悪いのか」1、2ともに拝見させていただきました。ずいぶん前の記事ですが。これらの記事を読んで「所詮他人事としか考えてないな」と感じました。あなたのご家族が被害者になったとき同じことがいえるでしょうか?「無償の愛」「罪を憎んで人を憎まず」馬鹿げています。どんな理由があったにせよ、人の命を奪ったり、人を傷つけてはいけないと、私は思います。(正当防衛などはやむを得ないのかも…) 私は犯罪者が許せません。どこかちがう土地にすんでる他人が殺された事件も許せません。 あなたは日々、知識を増やしたり、脳を鍛えたりしてるらしいですね。知識が増えてなにか真理のようなものを悟ったと勘違いしてるのではありませんか??
    ネットにこんなことを書き込んで犯罪に関してなにも行動を起こせていない私よりはましかもしれませんが…。
    駄文失礼いたしました。

  2. 管理人 より:

    太郎様。
    私の記事で不快な思いをさせてしまったようで、大変申し訳ありません。
    人には様々な考えや意見があり、私の意見とは合っていなかったのかと思います。

    もちろん、私など知識不足で、到底真理を悟ったなどと思ったことは一度もありません。
    (他の記事にも書いております)

    また、私の家族や恋人などが誰かに殺された場合、許すか許さないかは理由によります。
    事情も聞きもしないのに、恨むようなことは絶対にしません。

    逆に質問したいのですが、太郎様の大切な人が何らかの事情で誰かを殺してしまった場合、太郎様はその大切な人を許さないということでしょうか?

    太郎様は感情を優先して考え、私は理論的に考えてしまっているため、根本的に意見がそぐわないのかと思います。
    いずれにしても、ご不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。

  3. 紅い鳥 より:

    1・2どちらの記事も読ませてもらいました。
    読ませてもらって、共感できる部分と出来ない部分がありました。

    犯罪者が100%悪いとは私も思いません。周囲の人が犯罪者をつくってしまうほどの理由をつくってしまった可能性も多いと思います。

    犯罪を0にするなんてふざけてますが、キラみたいな人がいないと無理だと思います。
    でも、そのキラも人殺しです。
    こんな感じで誰がどう頑張っても犯罪を0にするなんて無理だと私も思いました。

    こうゆうところは共感できました。

    恨みをかわないとゆうのは無理だと思います。
    人はきおつけていても自然と相手が傷つく言葉を言ってしまいますから。

    色々と言いましたが、管理人さんの考えてることは正しいことだと私は思います。

    長文失礼しました。

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