痴漢の冤罪予防

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少し前に、痴漢の疑いをかけられた男性が線路上を逃走したり、電車を遅延させたなどのニュースが世間を騒がせました。
このサイトでも、痴漢の冤罪に遭った時という記事を書きましたが、今回は痴漢の冤罪予防について考えてみたいと思います。

 

■両手でつり革をつかむ

ニュースでは、一般の方への街頭インタビューで、どうやって痴漢冤罪の予防をしていますかという質問をしていて、最も多かったのが、つり革を両手でつかむというものでした。

確かに、両手が使えない状態では、痴漢の疑いはかけられにくいと思いますし、目撃者が出てくる可能性もあります。
しかし、あまり効果が高いとは言えないでしょう。

両手が使えない状態でも、足や股間などでも痴漢は可能です。
もしくは、自分のカバンが女性に触れただけで、女性側が痴漢をされたと勘違いする可能性もあります。

それに、ちょっと身体を掻くために、手をつり革から放す時もあり、ずっと両手でつり革をつかんでいるわけではないと思います。
両手でつり革をつかんでいたところを見たという目撃者も、ずっと他人の手を見ているはずもありませんので、目を離した隙に痴漢が行われた可能性あり、証言の確実性はありません。

なので、両手でつり革をつかんでいたとしても、痴漢に疑われないというわけではありません。
もっとも、疑われにくくなるというのは、少なからずあるとは思いますので、全く無効というわけでもありません。

専門家の意見としても、電車のドア付近で痴漢が行われることが多く、やはり駅でドアが開いた時に逃げやすいからとのことです。
逆に、座席の前は、座っている人が目撃している可能性が高いので、冤罪の予防としては、座席前のつり革を両手でつかむというのは、比較的有効と言えるでしょう。

 

■録画しておく?

いっそのこと、電車内にいる時は、自分の手を動画で自撮りしておくのが良いのではないかという意見もありました。

もし、本当に痴漢に間違われた時に、この動画を提出すれば、誤解が解ける可能性はあるでしょう。
ただ、毎日通勤する電車で、毎回動画撮影するのも大変ですし、下手をすれば盗撮に間違われる可能性もありますので、あまり現実的な手段ではありません。

JRは、山手線の新車両の全てに車内用防犯カメラを設置するとの発表があり、これは非常に良いことかと思います。
もちろん、満員電車で痴漢が行われた場合は、防犯カメラで分からない場合もありますが、裁判で冤罪を晴らす可能性も出てきますし、何より痴漢自体の抑止に有効でしょう。

しかし、まだ山手線の最新車両のみの対応ですし、防犯カメラが設置されている電車であったとしても、冤罪が完全になくなるわけではありません。
先ほど書いた通り、満員電車で痴漢が行われたとしても、誰が行ったかまでは、防犯カメラで判断できない場合があるからです。

 

■真犯人を挙げる

では、最も確実な痴漢冤罪の予防法は何でしょうか?

これは、真犯人を挙げるというのが、最も確実な方法と私は考えます。

「それができれば苦労しない」とか「駅で降りてから疑われた段階では、真犯人は逃げてしまっているだろう」とおっしゃるかと思いますが、今回考察しているのはあくまで予防法です。
自分が痴漢だと疑われた場合、被害者が和解金目当ての詐欺師でない限り、確実に自分の近くで痴漢が行われていたということになります。

もし、電車内で自分が周囲に注意を払って、近くで行われていた痴漢を目撃することができれば、真犯人が分かる可能性があります。
満員電車では、その目撃すら難しい場合もありますが、周囲を注意していれば、女性が何らかのアクションを起こしているのが分かるはずです。

電車内では、スマフォを見ていたり、ヘッドフォンをしていて、周囲の状況が分からなくなっている人も多いですが、痴漢の冤罪に遭いたくないなら、周囲に気を配るべきです。
もちろん、電車内でスマフォを見てはいけないというわけではありません。
スマフォを見る場合でも常に周囲に注意し、不審人物がいないかや、何か異常がないかなどをチェックしておくように心がけると良いでしょう。

もし、本当に周囲で痴漢が行われているような場合でも、慌ててはいけません。
痴漢の疑いがあった場合は、まず声をかけましょう。
もしかしたら、恋人同士がふざけてイチャついているだけかもしれません。

本当に痴漢だった場合は、その場で犯人を特定しましょう。
満員電車で、誰が犯人か分からなくなった場合でも、声をかけてあげただけでも被害者女性はその時点で助かりますし、犯人もその後すぐに手を出すということもないでしょう。

そして何より、声をかけてあげれば自分が痴漢と間違われる可能性がなくなります。
自分で痴漢をしておいて、声をかける犯人はいないはずだからです。
(これを逆手に取ろうとするような大胆な人が出てくるかもしれませんが)

もしくは、真犯人を特定できた場合も、自分が犯人に間違われることはないということになります。
常に周囲に気を配るように注意力を持つようにしましょう。

ただ、あまり躍起になって周囲を観察し続けると、自分が不審人物と間違われてしまう可能性があるので、そちらも注意してください。

 



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