犯罪はなぜなくならないのか

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凶悪犯罪のニュースなどを見ると、警察は何をやっているのかと思う方もいらっしゃると思いますが、犯罪を完全に撲滅することできません。
犯罪者や警察を非難するよりも、自分の身は自分で守るための知恵や注意力を身につけましょう。

 

■絶滅回避の多種多様性

なぜ犯罪が完全に無くなることがないのかと申しますと、「戦争を無くすことはできない」でも述べた通り、人間は絶滅回避のために、様々な体格や性格の人が生まれるようになっています。
それは人間だけではなく、他の生物も同様です。

すべての人間が同じ体格、同じ性格だと、何か地球の環境が激変した時などに、全員が対応できないと絶滅してしまうからです。
そのため、色々な種類の人間が生まれるようになっています。
生まれつき病気を持っている人なども、その影響でしょう。

また、仮に現在地球上にいる全ての悪人を排除したとしても、残った善人の中から悪人が必ず現れます。
これは、同じ行動をしていると危ないと無意識に思った人たちが、そういった行動を本能的に取ることになるのです。

戦争や凶悪犯罪は、この先も人間が生きている限り、無くなることはありません。
ただし、減らすことはできますし、自分たちが注意して自分の身は自分で守るという意識を強く持っていれば、それほど怖れることはありません。

 

■自分の身は自分で守る

現在の日本は戦争もなく、凶悪犯罪も多くはありませんので、平和が続いていると言って良いでしょう。
しかし、いつ自分の身にも犯罪やトラブルに巻き込まれるかは分かりません。
平和が続いている時ほど、人間は警戒心が緩んでしまい、いざという時に行動が取れなくなってしまいます。

日頃から、いざという時のために身体を鍛えておくことは非常に良いことです。
軽い運動でも良いので、続けるようにしましょう。

また、注意力を身につけておくことも必要です。
一歩外に出れば、何が起こるかは分かりません。
もちろん、現在の日本では滅多に危険なことはありませんが、普段からどういった危険があるかを考えておきましょう。
注意力については、「注意力を身につける」を参考にしてください。

また、犯罪に対する知識を身につけておくのも有効です。
どういった行動が暴行罪、脅迫罪、窃盗罪、器物破損罪、強制わいせつ罪、家宅侵入罪、詐欺罪になるかなどを知っておくと、いざという時に役立ちます。

誰かがそういった法に触れていると判断できた場合は、
「それは立派な脅迫罪ですよ!」
のように、その人に気づかせてあげれば、暴走を止めることができるかもしれません。

 

■法を厳しくするよりも注意力をつける

よくニュースで、凶悪犯罪に遭ってしまった被害者の家族は、法や刑罰を厳しくしろと訴える人が多いようです。
もちろん、法は人間が定めたものですので、完璧なものではなく、間違いがあれば正し、時代の流れによっても変えていかなければならないものでしょう。

しかし、法を厳しくすれば犯罪が無くなるかと言えば、必ずしもそうでもない場合もあり、返って自分たち善良な市民の首だけが締まるということにもなりかねないのです。
法が厳しくなれば、当然それだけ市民も法に縛られます。
凶悪犯罪者は法を守りませんので、法を厳しくするのを訴えるのも慎重に行った方が良いでしょう。

刑罰については、昔から様々な議論がありますが、刑罰も厳しければ良いというものでもありません。
厳しすぎる刑罰は、人権を奪いますし、更生の機会も失いかねません。
厳罰化するとしても、もし冤罪だった場合、被害者と加害者のどちらが本当の悪人なのか分からなくなってしまいます。

刑罰の大小については本当に難しい議論ですので、この辺にしておきますが、要は法や刑罰を厳しくしろと政府に訴えるよりも、自分たちの注意力を高めた方がよほど有効ということです。

どんな手口の犯罪があるのかの知識を身につけ、外を歩く時は何か異変がないかをなるべく注意して歩きましょう。
また、家にいれば100%安全というわけでなく、家に突然強盗が入ってくるかもしれません。

何が起こっても良いように、可能な限り予測しておくことと、本当に起きた時にどのような行動を取れば良いのかをシミュレーションしておくことです。
注意力を高めるには、日頃からそういったことを考えておく必要があります。

 

■現行犯は市民でも逮捕できる

あまり知られていないことですが、現行犯の場合は、市民でも逮捕できます。
逮捕と言っても、警察が持っているような手錠をかけるわけではなく、取り押さえることです。
よくニュースで「一般男性が身柄を確保しました」と言っているのは、市民による現行犯逮捕のことです。

全ての犯罪者を警察が現行犯で逮捕するのは無理がありますので、市民にもこうした権限があります。
もちろん、命の危険を感じたり、怖くて動けなかったなどということはありますので、必ずしも現行犯逮捕しなければならないわけではありませんが、日頃から身体を鍛え、注意力を高めていれば行動を取ることができるでしょう。

ただ、本当に命が危険にさらされる場合もありますので、実際にそういった事件に出遭ってしまった場合は、落ち着いて状況を判断した上で行動を取るようにしましょう。
現行犯逮捕が全てではなく、助けを呼んだり、一旦逃げて様子を見るなど、知恵を使ってその場を凌ぐことが必要な場合もあります。

日頃からそういったことを注意している人と、していない人とでは、いざという時の行動に天と地ほどの差が出ます。
これは、犯罪だけでなく、災害時も同じことが言えます。
普段から身体を鍛えることと、犯罪の知識を身につけることと、注意力を高める努力をしておきましょう。

 



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5 件のコメント 犯罪はなぜなくならないのか

  1. 名無し より:

    発想が甘いですね。
    人間の思想と行動に規制をかける事が先です。
    悪意や不注意には電流が走る様に人体に機械を埋め込めばいい。
    また国民を管理する政府を、機械に任せれば済みます。
    技術革新前提の話です・が。
    マトリックス的な世界ですが、人間の馬鹿さ加減を考えたら最適解です。
    後は遺伝子のチェック。犯罪者に多い染色体異常はありますので、事前に発覚したら受精卵の段階で廃棄。これは現時点でも可能です。
    人間が如何に程度の低い動物的な本能から脱却し、理性や理論だけで活動できるかが大前提でしょう。
    まあいずれはより高度な知性が生まれて、人間が管理されるか抹殺されるかするでしょう。
    人間の業を承認するのは悪であり、その悪を消すには人間以上の生物に早急に進化する以外にはないんですよ。
    なぜならば動物自体が下等だからです。

  2. 匿名 より:

    ⇧マトリックス見たばかりだったのかな? そんな機械を埋め込むのは無理だと思うけど、、、

  3. 匿名 より:

    注意力って言ってる時点で甘いな。刑罰が甘すぎるのが最大の原因でしょ。加害者優遇制度実施中何だからこの先も軽い法改正じゃ減らないね。少年法とかわけのわからぬ制度もあるから。加害者の人権とか甘すぎる考えだから一生なくならんわ。

  4. 管理人 より:

    コメントいただきまして、ありがとうございます。

    刑罰が甘すぎるというご意見もごもっともかと思いますが、仮にどんなに刑罰を厳しくしたとしても、記事に書いた絶滅回避の多種多様性により、犯罪が0になることはあり得ません。

    そのため、自分が無差別殺人などから身を守るためには、自分の身は自分で守るしかないという提案をしております。

    もちろん、刑罰を厳しくすることによって、犯罪を減らすことはできると思いますので、検討の余地はあるかと思います。
    少年法も改善の必要があるというのも、私も同じ意見で、別の記事で書いた通りです。

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