なぜ夏に辛いものを食べると涼しくなるのか

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■なぜ夏に辛いものを食べると涼しくなるのか

夏に辛いものを食べた方が涼しくなるとおっしゃる方がいます。
辛いものを食べたら、体が熱くなってしまうそうですが、涼しくなるというのは間違いではありません。

確かに食べた瞬間は熱くなります。
英語でも、「辛い」は「hot」と言うように、辛いものを食べると熱くなります。

では、なぜ夏に辛いものを食べると、涼しくなるのでしょうか。

辛いものを食べると、一瞬にして汗が出てきます。
辛ければ辛いほど、汗の量も多くなるでしょう。

この汗が蒸発する時に熱を奪ってくれるので、食べ終わってから涼しくなってくるのです。
また、辛いものが口にある時は熱く感じますが、胃に入ってしまえば辛さもなくなるので、熱くなくなり、汗の蒸発によって涼しくなるというわけです。

ただ、辛いものと言っても、キムチ鍋などでは涼しくならないかもしれません。
キムチ鍋だと、食材自体の温度がかなり高いので、胃に入っても温かさが持続してしまい、体温が下がりにくくなるためです。
冬に鍋料理が良いのは、食材が温かいので、胃に入っても温かさが持続するからです。

なので、夏に辛いものを食べるのは良いですが、鍋料理は向いていません。
夏に辛いものを食べる時には、食材自体の温度が低いものの方が良いでしょう。

辛いものが得意でない方も、知識として覚えておくと良いかもしれません。
 



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