政治について思うこと23
前回に続き、政治について思うことを勝手に書かせていただこうと思います。
■安倍氏殺害事件について
先日、元首相である安倍晋三氏が銃撃され、死亡するという事件が起こり、国民にも衝撃が走りました。
私も、最初は政治の失策による恨みかと思っていましたが、統一教会に苦しめられた恨みのようです。
安倍元首相の失策や悪行については、このサイトでも書いてきましたが、まだまだ我々の知らない不正や悪行があるということでしょう。
安倍氏一人が悪いわけではなく、自民党全体がということになりますが、統一教会とつながりがあるのは間違いないでしょう。
安倍氏を支持している人も多いですし、死者を悪く言いたいわけではありませんが、真実は包み隠さずさらすべきです。
何も悪さをしていなければ、暗殺などされるはずもありません。
もちろん、人殺しは良くないことではありますが、犯人がなぜそこまで追い詰められたかを考えるべきです。
愉快犯や気狂いでないなら、犯人が苦しみ抜いた末の決断であると考えられるからです。
犯罪者=悪と思っている人も多いですが、誰が本当の被害者なのかを見極める必要があります。
統一教会というのは、韓国の宗教のようで、教祖も韓国人のようです。
以前、霊感商法で問題となったので、ご存知の方も多いかもしれません。
今は名前が変わって、世界平和統一家庭連合という名称になっているようです。
自民党とのつながりとしては、多額の資金を宗教団体に援助したり、宗教活動に有利な政治をする代わりに、選挙では信者全員に必ず自民党に投票してもらうなどが考えられます。
もしくは、宗教団体側から政治家に賄賂が渡されているという可能性もあります。
統一教会の信者たちは、多額の寄付金を搾取されているようで、安倍氏を殺害した山下容疑者も、家族が統一教会に多額の寄付金を払い、借金や兄弟の自殺などで苦しんでいたようです。
山下容疑者の母親も、完全に洗脳されてしまっているように見受けられます。
殺害時の状況や供述をニュースで見ていましたが、山下容疑者は頭の良い人物のようです。
他の人に被害が出ないように、爆弾を使わなかったと言っていましたし、一番警備が手薄な奈良の選挙演説を狙ったり、確実に殺すために後ろから近距離まで接近したなど、とても素人とは思えないほどです。
そして今、山下容疑者の思惑通り、統一教会の実態と自民党とのつながりも、マスコミによって明るみに出つつあります。
ニュース番組では綺麗事を並べるだけのコメンテーターも多いですが、政治家の不正はなるべく隠さずに報じてほしいと思います。
■なぜ選挙で自民党が当選するのか
現在、日本は非常に景気が悪く、経済的に苦しんでいる人が多い状態です。
上で書いたような自民党による不正もそうですが、コロナ対策も失敗していますし、日本のGDPも世界的に最低レベルになるなど、政治の失策を挙げればキリがありません。
しかし、選挙で自民党が議席を過半数を獲得すれば、何も変わらないということになります。
前回の参議院選挙も自民党の圧勝となり、国民はなぜか、この最悪な状況を現状維持しようとしています。
なぜ選挙で自民党ばかり当選するのでしょうか。
以前書きましたが、一つの要因として、組織票というものがあります。
組織票というのは、上の宗教団体のように、有利な政治を行ってもらう見返りに、選挙で必ずその党に投票するという票です。
自民党は、統一教会だけでなく、他の宗教団体や大企業などともつながりがあり、富裕層に税負担がかからないようにしたり、国の仕事をそういった大企業に回す代わりに、選挙で社員やその家族などにも投票してもらっているのです。
こういった票があるので、我々がいくら別の党に投票しても、自民党が与党になってしまうのです。
だからこそ、なるべく多くの人が投票して、自民党の牙城を崩さなければならないのですが、投票率も低くく、なかなか実現しません。
投票したい野党がないというのも、大きな要因と考えられます。
ただ、それらを考慮しても、票が自民党に集まり過ぎているような気もします。
私の周りにも、自民党の支持者など一人もいませんし、国民もそれほどバカではないと思うのですが、なぜ自民党ばかり票を集めているのか、不思議でなりません。
何か投票に不正があるのではないか疑ってしまいますが、アンケートなどでも、自民党支持者は多いようなので、それだけ国民が分かっていないということでしょう。
多数決主義である民主主義の限界と言えるのかもしれません。
■なぜ電力が足りないのか
2022年の夏は、節電を呼びかけられています。
夏はエアコンの電力需要が高まりますが、なぜ節電をしなければならないほど電力が足りないのでしょうか。
一応、説明されているのは、東日本大震災から原子力発電所を停止していることと、古い火力発電は環境面から止めてしまっているところがあるということのようです。
これらは、一旦止めてしまうと、再稼働させるのに費用も時間もかかるそうです。
ただ、これらは、電力供給が足りない場合は、一時的に稼働させるのもやむを得ないかと思います。
それと言いたいのは、再生可能エネルギーによる発電をもっと増やす必要があるということです。
風力発電や太陽光発電、地熱発電などをもっと増やしていれば、こんなに電力供給が少なくなるはずがありません。
また、振動による発電なども開発されていますので、どんどんとこういった新しい技術を取り入れるべきです。
問題点として、これらは自然に影響されるので、安定的に電力が得られないというものがありますが、これは数を増やしていくしかありません。
数をどんどん増やしていって、どこかの地域の発電量が少なければ、発電量が多い地域から融通してもらうというシステムを作るべきでしょう。
自然エネルギーによる発電は、一つ一つは微々たるものなので、量を増やさなければ都会の需要を満たす電力は得られません。
もちろん、コストはかかりますが、再生可能エネルギーに移行するために電力料金が高くなるのは仕方ないと思われます。
また、各家庭や企業などにも、太陽光発電を導入してもらって、民間にも発電をしてもらえば、電力会社への電力需要が減り、電力供給は安定するでしょう。
火力発電や原子力発電は減らしていき、再生可能エネルギーによる発電を増やしていかなければなりません。
その移行期間に、電力が足りなくなるようであれば、一時的に火力発電や原子力発電を再稼働させるのは仕方がないかと思います。
どのくらいそれが進んでいるのか分かりませんが、政治家の皆さんには、国民に節電を訴えるのではなく、環境に良い他の発電方法を増やして対応していただきたいものです。
■マイナンバーカードの普及
マイナンバーカードが普及しつつありますが、そもそもマイナンバーカードを普及させるというのがおかしい気がします。
マイナンバーカード自体は、国民全員に強制的に送りつける方が良かったと思います。
その上で、使いたい人は届け出てパスワードを設定してもらう形式にすれば、最初から普及率は100%になっていました。(使うかどうかは別として)
国民が申請する形だと、普及率が上がらないのは当然でしょう。
私としては、マイナンバーカードがあれば、運転免許証や健康保険証も不要にできるので、早くそうなってほしいのですが、この普及率の低させいで、なかなか実現していません。
ようやく健康保険証は、マイナンバーカードで代用できるようになりますが、小さい病院などではマイナンバーカードが対応できないところがあるので、結局健康保険証が必要になってしまっています。
なぜ最初にマイナンバーカードを配らなかったのか、疑問ではありますが、頭の良い政治家がいればもっと便利な世の中になっていただろうとは思います。