食品ロスをなくすには?

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■消費期限切れ商品の扱い

少し前ですが、肉などの消費期限の切れた廃棄品を、別のお店に仕入れしたというニュースがあり、驚かれた人も多いと思います。
ただ、これもよくよく考えてみる必要があると言えるでしょう。

廃棄と言ってしまうと、ゴミ箱に入っていたものを使いまわしていたのかというイメージの方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は単に消費期限の切れた商品というもので、汚いものではありません。

それに、消費期限が切れたからと言って、その瞬間からすぐに腐り始めるわけではないのです。
消費期限が多少過ぎてしまっても品質には問題がない場合が多いので、すぐに廃棄してしまうのももったいないという意見もあります。
もちろん、牛乳や魚など商品によっては日持ちしないものもあるので、もし皆さんが消費期限が切れた食材を食べる場合は、自己判断で気をつけていただければと思います。

消費期限の切れてしまった食材を、別の場所に仕入れるというのは、やはり良くないことです。
しかし、食品衛生法に従って、消費期限切れの商品をどんどん捨ててしまっては、地球環境にも良くないですし、会社にとっても経済的ダメージが大きいとも言えます。
多少、消費期限が切れてしまっても、加工品として再利用する方が、エコではないかという意見もあります。

知人に聞いた話ですが、スーパーでは、売っている生肉が売れ残ったら、揚げ物などの加工品としてまた売り、それも残ったら弁当のおかずにして売るというのを聞いたことがあります。
食品衛生法に引っかかっているのではないかとは思いますが、食材を無駄にしないためにはその方が良いような気もします。

もちろん限度はありますが、経営者目線で考えると、なるべく廃棄品を無くしたいというのはあります。
経営者やお店の管理者としては、消費期限切れの商品を出さないように、うまく仕入れを行ってはいるのですが、品切れの方を恐れて多めに仕入れてしまうものです。

消費期限が切れてしまった商品をどんどん捨てた方が良いのか、それともうまく使いまわせるようにするのか、よく考えた上で、食品衛生法の改善も検討していかなければならないかと思います。
 



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