新型コロナウイルスについて39

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前回に続き、新情報なども含めて新型コロナウイルスについて検証してみたいと思います。

 

■なぜ感染者が増えているのか

この夏、日本では新規感染者数が過去最高となっています。
日本人は感染対策は続けていますし、特にウイルスが大きく変異したわけではないのに、なぜ感染者数が増えているのでしょうか。

このサイトの過去の記事をご覧いただいている方は、お分かりになっているかと思いますが、夏の暑さで人の免疫力が低下しているのが大きな要因と考えられます。

オミクロン株の亜種として、BA.2とか、BA.5が出回っているなど、ニュースでも取り上げられていますが、基本的にそれほど変わっていないので、株の名称も変わっていないと考えて良いでしょう。
多少感染力が高まって毒性が落ちたということのようですが、新型コロナウイルスが感染力が強く、毒性が弱いということは、従来型からそうだったことです。

外ではマスクは外しても良いということになっていますが、ほとんどの日本人はマスクをずっとしていますし、ワクチンもオミクロン株には効果がほぼないということも、統計データから分かっています。
そのデータというのは、新規感染者の約8割が、ワクチンを2回以上接種しているというデータです。

つまり、感染予防対策はほぼ変わっていないのに、これだけ新規感染者数が増えているということになります。

これを説明するには、人々の免疫力の低下が要因としか考えられないのですが、相変わらずマスコミも専門家も、それを認めず頑なに感染予防を訴えています。
その感染予防対策が間違っているから、全然収まらないわけですが、一向に気づく気配はないようです。

何か裏の圧力があるのかもしれませんが、どちらにしても愚の骨頂であることは間違いありません。

 

■なぜ夏に免疫力が低下するのか

なぜ夏になると人の免疫力が低下するのかというのは、以前も書きましたように、暑さで自律神経が乱れるという要因があるかと思います。

それ以外にも、夏の暑さで食欲が低下し、素麺やアイスなど、あまり栄養がないものをよく食べるようになるため、免疫力が低下すると考えられます。
これを避けるためには、食欲が低下しても、栄養面を考えて食事を摂る必要があります。

なるべくいつもの食事を摂るようにして、食欲がない場合は、全体的に量を減らすようにしましょう。
もしくは、免疫力を高める効果が高い納豆やヨーグルトなどの発酵食品を意識して摂取すれば、免疫力の低下を抑えられます。

夏の免疫力低下の要因として、暑さで運動不足になるということも挙げられます。

暑さで体がダルくなるというのもありますが、猛暑日などに運動をすると、熱中症になる恐れがあるため、あまり運動ができなくなります。
運動をしなくなると、当然免疫力は低下してしまいます。

夏に運動する場合は、クーラーの効いた室内で運動するようにしましょう。
室内でできるスポーツをしたり、それが難しい場合は、家で筋トレなどでも良いです。
室内でも熱中症になりますので、必ずクーラーをつけて行うようにしてください。

また、ランニングや散歩は、暑い昼間に行うのではなく、朝方や夕方、もしくは夜中にするのが良いかと思います。
私も、普段は日光浴を兼ねて昼間に散歩をしていますが、夏の暑い時期は夕方に散歩をするようにしています。
夏は夕方でも暑いですが、昼間の地獄のような暑さに比べたら、まだマシな方です。

それと、暑さによる睡眠不足も免疫力低下の要因として挙げられます。
冬は布団で暖かくすればほとんどの日で熟睡できますが、夏の熱帯夜などではどうしても暑さで寝苦しくなり、これが続くと寝不足になりがちです。

暑くて起きてしまったり、起きなかったとしても、毎日の眠りが浅くなり、免疫力の低下につながる可能性もあります。
熱帯夜の日や、暑くて寝苦しい場合は、クーラーをつけっぱなしにして眠るようにしましょう。

夏の暑い時期ほど体調管理が難しくなりますが、これらの健康管理がしっかりできていれば、コロナに感染しても発症はしませんので、忘れないようにしていただければと思います。

 

■結局マスクはした方が良いのか

夏は熱中症リスクが高まるのでマスクを外せとか、新規感染者が増えているからマスクをしろなど、マスコミや政府もどっちなのかよく分からないことを言っていますが、結局マスクはした方が良いのでしょうか。

と、マスクアレルギーの私が書くのもおかしいですが、何度も書いてきているように、マスクは飛沫感染しか防げません。
コロナはほとんどが空気感染ですので、コロナ対策としては、マスクは不十分です。

普段マスクをする意味はあまりないですが、室内で長時間同じ人と一緒にいなければならない場合は、飛沫感染を防ぐ意味で、マスクは多少の効果はあるでしょう。
ただ、マスクはその程度の効果しかなく、マスクをしていれば感染を防げるというわけではありません。

空気感染の場合は、ウイルスの大きさはマスクの繊維の隙間を簡単に通過しますので、マスクはほぼ無意味です。
長時間同じ人といなければならない場合は、こまめに緑茶など水分を飲むようにした方が効果的と思われます。

また、空気感染をするコロナは、感染自体を防ぐことが難しいので、何度も書いているように、感染しても発症しない免疫力の強さを身につける方が遥かに大切です。

現在、日本人の多くがマスクをしているのも関わらず、新規感染者数は日本が世界一となっています。
これは、明らかにマスクが効果的ではないという証拠です。

もともと日本人は発酵食品を中心とする食生活のおかげでコロナの被害が少なかったのですが、間違った対策により、感染拡大を抑えられなくなったということでしょう。
マスクをずっと付けていると、様々な菌を体内に取り入れる機会が減り、免疫力が低下するということです。

結論として、免疫力さえ高めておけば、普段のマスクは不要と考えます。
ただ、明らかに症状が出ている感染者と会話する場合や、自分が発症してしまっている場合は、飛沫感染を防ぐ意味でマスクをした方が良いでしょう。

 



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