人のために生きる

0 Comments


人は他人のためにこそ力が出ると聞いたことがある方はいらっしゃいませんでしょうか?
誰しも自分のことは大切ですし、自分優先になってしまうのも仕方のないことかもしれませんが、他人のために尽くした方が力が出ることがあります。

 

■個人競技より団体競技の方が力が出る

スポーツでは、個人競技より団体競技の方が力が発揮できる場合が多いです。

私も学生時代は陸上部で、400mの個人種目と4×400mリレーの団体種目に出たことがあるのですが、タイムはあきらかにリレーの方が良かったのです。
個人種目でも同じような力で走っていたはずなのですが、やはりリレーとなると仲間が自分を待っていますので、それを見るとリミッターが少し外れて、より力が発揮されるのだと思います。
個人の400mでも仲間の応援はあるのですが、やはり同じリレーを走る仲間同士の結束が、真の力を引き出すものと思われます。

ヘルプで駅伝にも出場したことがあるのですが、やはり個人種目と違って限界を超えるような力が発揮できたように思います。
そして、団体競技の方が個人よりも断然楽しかったのを記憶しています。

もちろん陸上だけでなく、個人と団体種目のあるスポーツは、同じような経験をされた方も多くいらっしゃるようです。
やはり仲間同士の信頼関係や結束、そして自分でない仲間のために力を出すという状況が、より大きな力を引き出す要因と考えられます。

 

■ファッションで着飾るのは他人のため

ファッションセンスは人それぞれですが、自分を着飾るのは自分の自己満足のためでしょうか?
もし世界に自分一人だけだったとしたら、自分を着飾る必要はないでしょう。
着飾るのは、他人に見てもらって喜んでもらい、さらに自分が素敵だと思われたいからです。

昔の和服が鮮やかなのも、他人のためと言われています。
と言いますのも、十二単のような衣装はとても重くて暑苦しいものです。
しかし、いかに他人や男性に気に入ってもらえるかを考えて作られ、着られていたのです。

現在でも、カップルのデートなどで女性が男性に服を見てもらうのも、その男性が気に入る服を選んでほしいからです。
フッションは自分のためではなく、人のためと考えればそのような行動はうなずけるでしょう。
このような場合、男性側としてはイヤイヤ付き合うのではなく、本当に自分が良いと思ったものを素直に言えば良いと思います。

それでも「私はこっちが良いと思ったのに」とスネる女性もいらっしゃるかもしれませんが、似合う似合わないよりも、
「僕はこっちを着てる君が見たいな」と自分の気持ちを言えば良いでしょう。

 

■友達と仲間の違い

友達と仲間は、意味としては大きく違います。
友達は単に仲の良い人のことであり、仲間は同じ目的や目標を持って行動を共にする人のことです。

仕事仲間とは言いますが、仕事友達とは言わないのは、仕事という目的を行動を共にする人だからです。
また、遊び友達という言葉は遊びに行くほど仲の良い友達ということですが、遊び仲間という言い方もあります。これは遊びという目的を共有しているからその言い方もあると考えられます。

目的を共有している仲間がいると、つらい作業をやるとしても楽しく過ごせるものです。
そういった仲間がいるのであれば、その仲間を大切にし、仲間のためにがんばってみるようにしましょう。
仲間のためという気持ちが、自分の力をさらに引き出してくれるでしょう。

 

■人を喜ばせると自分も嬉しくなる

人を喜ばせることができれば、自分も嬉しくなってしまうものです。

会話をしていて、相手を笑わすことができれば自分も嬉しくなります。
仲の良い人にプレゼントをして喜んでもらえれば、自分も嬉しくなるものです。

自分の幸せを考えるなら、他人を喜ばせることを考えてみましょう。
Your happy is my happy!
という言葉があります。
「あなたが幸せなら私も幸せ」という意味です。

自分があまり幸せでないと思っていらっしゃる人は、他人を喜ばせることを考えてみましょう。

 

■他人のことを考える

誰かと会話をする時や、仕事をする時など、人と接する時は、常にその人の気持を考えるようにしましょう。

「どんなことを言ったら喜んでもらえるか」
「こんなことは言わない方が良いな」
など、言葉を発する前に、その人の気持ちになって、どんな言葉をかけたら良いかを常に考えるようにしましょう。
最初はなかなか大変ですが、慣れてくれば自然に相手が喜ぶ会話ができるようになり、自分も気持ちよくなります。

また、関係のないかもしれない人でも、なるべく他人のことを考えて行動しましょう。
例えば、台風の日に出前を頼むのも、出前をする人のことを考えると、雨や風でものすごく苦労するに、台風のせいで注文が増え、大変な目に遭っていると容易に想像ができます。
それを考えると、自分の行動としては、台風が来る前に食事は用意しておくこととなります。

先日、2020年のオリンピックが東京になることが決まりましたが、私はあまり喜べませんでした。
もちろん、経済効果は確実にありますし、日本も元気にはなるでしょう。
しかし、東京は成長しきった都市ですし、東京をさら発展させるよりも、そのお金を東日本大震災の復興に当ててほしいと思いました。
東日本大震災の避難民はまだ30万人ほどもいらっしゃいます。
これらの人たちの気持ちを考えれば、東京オリンピックよりも先にそちらを助けてあげたいと思いました。

政治家の皆さんには、何とかそれを忘れずにお願いしたいものですが、我々も色々な人たちのことを考える必要はあるということは忘れないでいただきたいと思います。

 



関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。メールアドレスを入力すると、返信があった時に通知されます。
※が付いている欄は必須項目です。

※コメント送信前に以下をご確認ください。

コメントは承認制になっております。
どんどんお気軽にコメントを投稿していただいても構いませんが、記事の内容と関係ないものは掲載されませんので、ご注意ください。
逆に、記事の内容に沿っていれば、どんな批判的なコメントでも受け入れさせていただきます。

私自身、未熟なことは重々承知しておりますので、批判的なご意見を書き込んでいただくのは大いに結構なのですが、どこをどう改善すれば良いか分からないコメントも多いため、できましたらどの部分がどういった理由でダメなのかや、改善策も述べていただけますと幸いです。