選挙で誰に投票すべきか

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選挙の時に、誰に投票すべきか分からないという方も多くいらっしゃるかと思います。
今回は、どのような政治家を選挙で投票した方が良いのかや、どのような政策が良いかなどを少しご紹介したいと思います。

 

■選挙に行くべきか

国民はみんな選挙に行くべきだというご意見もよく聞きますが、私は、政治があまり分からない人は選挙に行かない方が国のために良いのではないかと思います。

政治が分からない人や、政治にあまり興味がない人たちが多く選挙に行って投票してしまうと、マスコミ等で取り上げられたり、有名人などの政治家ばかりが当選してしまい、そういった人の中にはあまり政治家にふさわしくない人もいる可能性があり、良い政策が行われなくなる可能性も高くなるかもしれません。

私も20代の頃はニュースをあまり見ていなかったことがあるのですが、政治のことがよく分からなかったので、選挙には行ってませんでした。
その後、独立してニュースを見る時間ができ、政治のこともだんだん分かってきたので、選挙に行くようになりましたが、政治が分からない人は無理に選挙に行くこともないと思います。

日頃からニュースをよく見ていて、政府や政策に不満がある人は、ぜひとも選挙に行き、頭の良い人に投票するようにしましょう。

 

■誰に投票すべきか

選挙で誰に投票すべきかは、候補者の政策をよく見るようにしましょう。
インターネットなどで調べても良いですし、選挙前になれば候補者の政策などが簡単に書かれた新聞のようなものが自宅に届くはずです。

インターネットに掲載がない候補者がいる場合がありますが、ネットを駆使できない人はそういった知識がないか、対応ができないと判断できますので、今どきそのような人は政治家にもふさわしくないと思った方が良いかと思います。

ネットの掲載がない人は論外として、ネットや候補者リストの政策を見て、誰に投票するかを決めましょう。
自分の支持している政党がある場合も、常に政策を確認するようにしてください。

無所属であっても、素晴らしい政策を挙げている候補者がいる場合がありますので、政党で決めるのではなく、あくまで政策を見て決めるようにした方が良いと思います。

昨今は、自民党もその他の党も良い政党がないとか、どこに投票しても変わらないとおっしゃる方も多く、確かにその通りではありますが、だからと言って、とりあえず自民党に投票するというようなことは絶対に止めていただきたいと思います。
そういった方が多いから、自民党が常に与党になってしまい、日本が何も良くならないどころか、景気が悪化し、どんどん日本円の価値が落ちたり、少子化が進み続けているなどがあるのが現状です。

また、政策については、内容に注意する必要があります。
素晴らしい政策だと思っても、実現困難なものもあり、単に投票を得るために理想的であるものの、非現実的な政策を掲げる人も多く見受けられるからです。

例えば、いきなり消費税を0%にするとか、今すぐ原子力発電所を0にするというのは、到底無理な話です。
消費税は、今となっては政府の主力財源であり、これをいきなり0%にしてしまうと国が財政破綻してしまう恐れがあるため、国会に法案を通すことはできないと考えられます。

原子力発電所も0にすることは望ましいのですが、いきなり原子力発電所を全て停止してしまうと、そこで働いている人も職を失うことになりますし、足りなくなった電力を火力発電で補うことになりますが、火力発電も二酸化炭素排出量が多いために、地球温暖化を促進してしまうことになります。

これらを段階的に行うという具体策があるなら、頭の良い候補者だと思います。
消費税なら、徐々に税率を下げ、足りない分は支出を減らしたり、他の税で調整するとか、原発に関しても、再生可能エネルギーの発電方法に少しずつシフトしていくというなら、ぜひとも投票したい候補者ではありますが、こういった具体策があるのかどうかを、よくよく見る必要があります。

誰に投票すべきかは、各候補者がどのような政策を打ち出しているかを調べ、頭の良さそうな人を探して投票に行くようにしましょう。

 

■選挙の政策ポイント

選挙の際に重視した方が良い政策のポイントはいくつかあります。

まず、原子力発電所や、発電方法についての政策ですが、これは先ほども書いたように、徐々に再生可能エネルギーの発電方法にシフトしていき、最終的に原子力発電所を0にするという政策が良いかと思います。

消費税についても、上で書いたように少しずつ減税し、景気回復を優先した政策が良いと思います。
財源については、別の記事でも書きましたので、以下の記事を参照していただければと思います。
どうすれば景気が回復するのか3

年金については、すでに年金制度自体が崩壊しつつあるので、年金民営化をするのが私は良いと思うのですが、それができないなら、年金の仕組み自体を改革し、今のような分配型ではなく、貯蓄型にする必要があるかと思います。
つまり、今の仕組みは、年金を納めた人たちの総額が、そのまま年金を貰う人の総額になっているので、少子高齢化の時には年金を納める額が多くなり、貰える額が少なくなっていますが、これを改革をして個人が定年まで納めた分を、平均寿命までにその人が納めた分の年金を貰えるようにするということです。

医療保険についても、以前も書きましたが、健康保険の負担額を調整する必要があるかと思います。
こちらも高齢化によって、政府の社会保険の支出が増えてしまっているので、消費税などで補うのではなく、医療保険の改革をすべきかと思います。

重要な政策として、税金の無駄な支出を減らすというのも挙げられます。
以前、民主党政権時代に事業仕分けを行いましたが、これは何かというと、無駄な公共事業への投資を止めるための事業仕分けだったのです。
民主党政権は色々と問題はありましたが、無駄な支出を減らそうとしたのは評価できるかと思います。

他にも高すぎる国会議員の給料、無駄な経費や海外視察、多額の海外への投資も見直す必要があります。
各自治体も、年間の予算を減らされないために、不必要な道路工事を行ったりしていますので、自治体への予算の決め方も変える必要があります。

近年では、台風や豪雨、竜巻などの被害が増えてきていますので、これらの対策も必要です。
先日の千葉県の台風15号の被害で、多くの世帯が停電してしまったのは、電柱などが倒壊してしまったためです。

これは、電線を地中に埋めるということをしていれば防げていることでした。
電線を地中に埋めれば、電柱も邪魔にならないですし、街の景観も良くなります。
こういったことは自治体や電力会社の管轄かもしれませんが、政府が方針を固めなければ進まないというのも事実かと思います。

選挙の際は、候補者を調べても細かい政策まで書かれていないこともありますが、こういった政策を掲げているのかどうかをなるべく調べる必要があります。

もちろん、上で書いたことは私の考えですので、必ずしも良いとは限りません。
ご自分にとってどういった政策が良いのかを考えた上で、それに近い政策を掲げている候補者を探し、投票するようにしましょう。

 



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