ホワイト企業とは何か?

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■ホワイト企業とは何か

昨今はブラック企業とかホワイト企業などと言われて、会社の厳しさが判断されることがありますが、多くの人が求めるであろうホワイト企業については、よくよく考えてみる必要があるかと思います。

ホワイト企業というのは、福利厚生や給料などの待遇もよく、社員の人たちも温厚で残業もないというイメージかもしれませんが、そういった企業は数ある会社の中でもごくわずかしかありません。

大抵の中小企業は、経営状態が想定よりも良くないところが多いので、ホワイト企業を目指したくてもできないのが現状かと思います。
これは実際に会社経営をした人でなければ分からないかもしれませんが、多少、社員に厳しくして残業などもしてもらわなければ売上を上げることが難しいというのが普通でしょう。

完全なホワイトのまま利益を上げ続けるというのは、非常に難しいことなのです。
もちろん、一部の大手企業ではそういった本当のホワイト企業のようなところもあることはあります。

ネットで騒がれるような、「ここはブラック企業だ」とか、「転職してホワイト企業に入りたい」というような発言は、怠慢な人が多いのではないかとも思います。
要するにホワイト企業に入って楽をしたいという考えに他ならないと思われるからです。

本当のホワイト企業は、例えば大手IT企業グーグルのように、社員は仕事を自由にやることができて、福利厚生も充実していて、給料も良いというところだと思いますが、こういったところは入社条件が非常に厳しいのです。
数十年前ならそれほどではなかったかもしれませんが、現在ならTOEIC何点以上の英語力であったり、多数のプログラム言語が扱えることであったり、コミュニケーション能力や積極性などのテストがあったりもして、並の人間には入社は難しいものです。

つまり、ホワイト企業が良いというような人は、ブラック企業の厳しい環境で働くことができず、自分の能力のなさを会社のせいにして文句を言っているだけなのではないかと思うのです。
もちろん、本当に給料や残業等が厳しい会社であったり、上司が理不尽に仕事を押し付けてきたり、パワハラを行うようなところもあるとは思いますが、そういったところでも、優秀な人はバリバリと仕事をこなすことはできます。

近年の若者は、忍耐力が足りない人が多いように見受けられますので、すぐにSNSなどで文句を言って、自分を鍛えるようなことをしない傾向にありますが、将来のために今は耐えて頑張って働き、後に力をつけて他のことをしたり、別の場所で働くなどを考えるようなことも必要なのではないかと思います。
 



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