なぜ会社で飲み会をするのか
■飲みニケーションは不要?
コロナ禍以降、会社での飲み会をする機会が減り、会社の飲みニケーションは不要ではないかという人が増えているようです。
私も飲み会自体好きではないですし、若い頃に会社の飲み会に出るのはあまり気が進みませんでした。
ただ、経営者になった今では、飲み会の必要性も分かりました。
会社で飲み会をしたり、上司が部下を飲みに誘うのは、親密性や団結力を高めて、仕事やコミュニケーションを円滑にしたり、部下の転職を防いだり、チームワークを高めるためです。
私も人を雇った際に考えたのは、せっかく部下を育てたのに、すぐに転職されてしまっては困るということでした。
そのため、一度飲みに連れて行って、お互いを理解し合う必要があるのではないかと考えました。
まぁ、それを強制するのは悪いのでしませんでしたが、経営者もしくは上司になれば、飲みニケーションが必要という考えに至るのは当然とも思えます。
もちろん、単に飲み会をしたいという人もいると思いますので、人それぞれ目的は違うかもしれませんが、そういった人でも団結力を高めたり、社内の人と仲良くなりたいというのはあるかと思います。
新人のうちは分からないかもしれませんが、経営者や上司の立場に立って考えてみるのも良いでしょう。
今のコロナ禍では飲み会の機会も減って、リモート作業も増えてなかなかコミュニケーションも取りづらくなっていますが、どうすれば仕事が円滑に進むかを考えるようにしましょう。
仕事上、飲み会がなくても問題なければそれで良いのですが、コミュニケーション不足でミスをしてしまったということもよくあることです。
飲み会をしなくても仕事が円滑に進むのか、それとも飲みニケーションでチームワークを高めた方が良いのかなど、単に飲み会がイヤだというのではなく、何が会社にとって一番良いかを考えるようにすると良いと思います。