極め付け?極み付き?

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■極め付け?

「極め付け」は間違いで、正しくは「極め付き」です。
「極み付き」も間違いです。

「極め付き」という言葉は、歌舞伎の世界から出てきた言葉で、演技などが高い評価を得て、世間に認められているというような意味となります。

似たような言葉に、「お墨付き」があります。
「お墨付き」は、師匠や権力のある人に認められているという意味です。
江戸時代頃に、権力がある人から、文書に「花押」という署名をしてもらって、認められたというところからきているようです。

ちなみに、「折り紙付き」や「太鼓判を押す」という言葉も同じような意味になりますが、これらは目上の人でなくとも構いません。
「折り紙」というのは、美術品などの鑑定書が付いているところからきた言葉のようです。
「太鼓判」は大きな判子のことです。

ややこしいですが、これを機会にしっかり覚えておいていただければと思います。
 



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