死について考える

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この世に絶対ということはあまりありませんが、100%決まっていることがあります。
それは、あなたが死ぬことです。
誰も死から逃れることはできません。
今回は、死について真剣に考えてみましょう。

 

■生物の進化

人類に限らず、あらゆる生物は生と死を繰り返します。
これは、生物が進化するために不可欠なことだったのです。

生物の歴史は、微生物から始まり、植物、動物へと進化し、最終的に人間を生み出しています。
もし、全ての微生物が死なない存在だとしたら、進化ができず、他の生物も生まれないのです。
死があるから、強い生物だけが生き残って子孫を残し、突然変異を繰り返して、進化していったのです。

人間からさらに進化するのかどうかは分かりませんが、こういった生物の歴史から、我々が死から逃れることは不可能なのです。

 

■なぜ怪我をすると痛いのか

人間の身体は生きるために、我々自身も知らないような力を秘めています。
もちろん、他の生物も同様ですが、やはり進化という過程で得た生物の身体は、非常に優れています。

まず、「なぜ怪我をすると痛いのか」を考えてみましょう。
怪我をすると痛いのは当たり前と思っている方も多いと思いますが、なぜ痛みを感じる必要があるのでしょうか?

麻酔をすれば痛みを感じないように、進化の過程で、怪我をしても痛みを感じないようにもできたはずです。
痛いという感覚は、誰でも嫌なことですから、痛みを感じない身体として進化しても良かったのではないでしょうか?

答えは、
「痛みを感じないと、すぐに死んでしまう」
からです。

ごく稀に、痛みを感じない子が生まれることがあるそうですが、その子は痛みを感じないため、自分の腕をナイフで切ってしまったり、わざと電柱に頭をぶつけたりしてしまうのです。
親がずっと監視していないと、すぐに死んでしまうでしょう。

そうです。
痛みを感じないということは、何が身体にとって良くないことかが分からないので、すぐに死んでしまうのです。
痛みというのは、身体が傷ついて危険な状態であることを知らせてくれる重要な役目を負っているのです。

また、人間には、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感が備わっていますが、1つでも感覚を失うと、残りの四感が研ぎ澄まされます。
例えば、目が不自由になってしまった人は、耳や手を使って周りの状況を認識します。食べ物が安全かも、目が使えなければ、嗅覚と味覚が重要になります。
なので、目が見えない人は、他の四感に頼らざるを得ないので、他の人よりも耳や嗅覚が鋭くなっていくのです。
当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、やはり生きていく上では、非常に重要な能力と言えるでしょう。

それ以外に、菌やホコリを排除するシステムや、臓器の役割など、ここでは詳しくは書きませんが、人体の機能というのは非常に優れています。
機会があれば、調べてみると面白いかもしれません。

 

■不死は恐ろしい

もし、あなたの目の前に神様が現れて、
「あなたに永遠の命を授けましょう」
と言われたら、受け入れますか?

私の答えはNOです。

死ねないことは、実は恐ろしいことなのです。
永遠の命を得たと仮定して、その後を想像してみましょう。
最初のうちは楽しいかもしれませんが、無限に時間があるわけですから、やりたいことをやり尽くしてしまい、だんだんとやることがなくなっていきます。

何百万年とすれば、人類が絶滅し、永遠の命を持っている自分だけが生き残ってしまいます。
他の生物は生きていますが、かなり孤独な状態となります。

やがて地球が滅び、宇宙空間に放り出される日が来るでしょう。
宇宙空間では人間の身体は保ちませんので、身体が燃え尽くしますが、永遠の命は死を許しませんので、身体が燃え尽くすまま生き永らえ、宇宙空間を漂うわけです。
生き地獄以外の何物でもありません。

永遠の命を得ることは不可能ではあるのですが、死というものは生物に必要ということは、認識しておきましょう。

 

■死のありがたさ

死ぬのは恐ろしいことですが、死から逃れることは絶対にできません。

近年、不老不死の研究が進んでいますが、正確には「不老」です。
身体を失えば必ず死にますので、不死は不可能です。
老化による死がないという意味で「不老不死」と使っていると思いますので、間違えないようにしましょう。

この不老も、少し怖いところがあります。
老化による死がなくなっても、子供は生まれ続けますので、人口がもっと増え続けてしまうということです。
これは、不老の研究が進んでる現在も議論されていることですが、不老というのも手放しに喜べないところはあります。

人間は、死によって苦痛から逃れることができます。
どうしても苦しさに耐えられない時は、あの世に逃げるという方法はあります。
しかし、死ねば二度とこの世に戻ってくることはできません。

日本の自殺者数は、先進国の中でもトップクラスですが、それだけ苦境に立たされている人が多いのでしょう。
どんな苦境に立たされても、全てを投げ捨てて、人生を一からやり直すことはできますので、安易に死を選択するのではなく、思いとどまって考え直してほしいものです。

 
進化の過程において、生物が死ぬことは必要と述べてきましたが、やはり自分が死ぬというのは恐ろしいことです。
人生の時間は有限ですので、時間を無駄にしないように、充実した人生を送りましょう。

 



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