やる気を出す方法
仕事をしなければいけないのに、どうしてもやる気が出ないという時があると思います。
やる気が出ないまま仕事をしても効率が悪いですし、かと言って仕事をしないわけにもいきません。
うまくやる気を出す方法はあるのでしょうか。
■具体的な計画を立てる
やる気を出すには、目標を細かく分けて、具体的な計画を立てると良いそうです。
例えば、「午後は経理の仕事をする」という漠然とした目標ではなく、
13:00から経理データの入力を行う
14:00からデータの入力チェックを行う
14:30から報告書を作成する
のように、時間と細かな作業に分類します。
そうすれば、必然的にタイムリミットが生まれますので、1つ1つやらざるを得なくなります。
できるだけ目標を細かく分ける方が効果が高いと思います。
このサイトでも何度かToDoリストを使うと良いと述べてきましたが、効率化のためにも、時間制限を付けてToDoリストを活用すると良いでしょう。
この手法は家事などでも使えます。
「午前中に家事を片付ける」ではなく、
9:00から洗濯機で洗濯を始める
9:10からお風呂掃除をする
9:30から部屋の掃除をする
10:00に洗濯物を干す
といった具合です。
家事の場合は、やる事が決まっていると思うので、最初に予定を決めてしまえば、あとは毎日なり毎週なりに行うだけです。
やる気が出なくても、決まった時間に決まった仕事をしますので、機械的にこなすことができます。
■成功した時のイメージをする
大きな事をやる時には、成功した時のイメージをすると良いと聞きます。
成功して喜ぶ自分の姿を想像することで、仕事のやる気を出す効果があるのです。
これは、なるべく具体的に成功のイメージをした方が良いようです。
例えば、大きな発注の契約が取れて喜ぶ自分の姿だけでなく、上司に報告し、同僚に自慢している自分の姿などを想像すると、やる気が湧いて出てきて実現度も上がるでしょう。
細かい仕事でもやる気が出ない時は、仕事を片付けた時の想像をします。
例えば、
「これが終わったら、コーヒーを飲みながら休憩する」
「家に帰る途中でコンビニに寄って、がんばった自分へのご褒美にデザートを買って帰る」
「仕事が早く片付いたら、早く家に帰ってDVDを観る」
などを想像するとやる気が出るかもしれません。
具体的にイメージするほど、やる気が出て仕事の効率も上がり、成功する可能性も高くなるようですので、ぜひ活用してみてください。
■仕事の前に簡単な作業をする
仕事を始める前に、仕事ができる環境を整えるのは、非常に重要なことです。
すぐに仕事に取り掛かるのではなく、机の整理をしたり、周りの掃除をすると、脳が冴えてやる気も出てきますし、仕事の効率も上がるでしょう。
また、たくさんの仕事の中には、簡単に片付く仕事もあると思いますので、簡単な作業を先に片付けると、やる気も出てきます。
朝出社してすぐに大きな仕事に取り掛かるのではなく、メールチェックと返信をして、部下に指示を出したり、電話をするなどの簡単な作業を先に片付けてから、大きな仕事に取り掛かると集中しやすいでしょう。
他の方法として、好きなことをやってから仕事に取り掛かると良い場合があります。
たとえば、ゲームが好きなら、ちょっとだけ携帯のゲームをやってから仕事に取り掛かったり、音楽好きならゆっくり音楽を聞いてリラックスしてから仕事に取り掛かるなどです。
もちろん、会社によってはできないこともありますので、他の人に迷惑のかからない程度のことまでにしましょう。
自分の好きなことをしてからだと、やる気がアップする可能性が高いので、仕事の効率も上がるかもしれません。
■どうしてもやる気が出ない時は休む
それでもやる気が出ない時や、体調が優れずにやる気が出ないこともあるでしょう。
そのような時は、思い切って休暇を取るというのも手です。
人間にはバイオリズムというものがあり、調子は日によって異なるものです。
あまりに調子が出ない場合は、休んでリフレッシュすると良いかもしれません。
しかし、
「仕事が忙しくて休めない」
「休暇を取るほど体調が悪いわけではない」
「やる気がないという理由では休暇を取れない」
という方がほとんどかと思います。
1日休むのが無理なら、半日でも良いのです。
それもダメなら、数分~数十分のリラックスタイムを設けましょう。
仮眠を取ったり、ゆっくりコーヒーを飲んだり、体操をするのも良いでしょう。
そうすることで、リフレッシュ後の効率化を図るのです。
これをせずに、1日中だらだらと仕事をするよりも、リフレッシュしてから仕事に取り組んだ方が効率が良いケースが多いのです。
このようにやる気を出す方法は色々とあります。
人によって向いてる方法や向いてない方法があると思いますので、自分に合ったやる気の出す方法を見つけると良いと思います。