知っておいたほうが良いこと2

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何かと知っておいた方が良いことはたくさんありますが、今回は命に関わるようなことで、知っておいた方が良いことを書いてみたいと思います。

 

■自殺では保険は下りない?

よくドラマや小説などの話では、自殺するから生命保険のお金を使ってくれというような話がありますが、基本的に自殺では保険が下りない場合がほとんどかと思います。

これは生命保険会社の立場に立って考えてみれば分かると思いますが、自殺した人にも保険を下ろしてしまうと、自殺願望者が自殺前に必ずその生命保険に入ってしまい、保険会社が大損する可能性が高いからです。

なので、ほとんどの生命保険では、自殺で保険が下りることはないはずです。
まれに、どのような条件でも死亡した場合に必ず保険が下りるものもあるかもしれませんが、そういったものは高額だったり、審査が厳しいものかと思います。

他殺の場合は、保険が下りる場合もありますが、他殺と証明されなければならないので、警察介入はもちろん、裁判など色々大変なことが多いかと思います。

なので、ドラマや小説などでも事故や他殺に見せかけた自殺をしたりする話が出てくるわけですが、自殺では保険は下りないということは覚えておいた方が良いでしょう。

 

■焼死は苦しい?

死に方で最も苦しい死に方と言われているのが、焼死と言われています。

日本では地震が多く、今は建築基準法によって耐震性の強い家が多いですが、古い家屋などは倒壊する危険もあり、大地震で生き埋めになることがあるかもしれません。
そして、生き埋めで恐ろしいのが、その家が火事になり、動けない状態で自分の肉体が燃えてしまうことです。

聞いた話では、生き埋めになって火事になった人の焼死体は、歯が歯茎にめり込むほど歯を食いしばった形跡があり、意識があるうちに肉体が燃やされ、相当な苦しみを味わったと想像されます。

焼身自殺をしようとした人は、必ず別の方法の自殺に切り替えるとも言われています。
自分の身体に火をつけて自殺しようとした人は、その苦しさのあまり、台所から包丁を持ってきて首や腹などを刺す方法に切り替えるそうです。
それほど自分の肉体が燃えるというのは、耐えられない苦しみということでしょう。

ただ、ガソリンなどの油を自分の身体にかけて火をつけた場合は、ほとんど苦しまずに死ねるそうです。
と言いますのは、ガソリンをかぶった状態で火をつけると、ガソリンが一気に気化して、一瞬で一酸化炭素中毒になり、意識を失ってしまうからだそうです。

実際にやったことがある人が生きているわけではないので、定かではありませんが、焼身自殺を選ぶなら、ガソリン類をかぶるのは必須と言えそうです。

まぁ、焼身自殺をしたい人はあまりいないとは思いますが、知識としては覚えておくと良いかもしれません。

 

■溺死や出血多量

焼死に次いで、窒息死も苦しい死に方と言えます。

窒息の場合、溺死や絞殺などがありますが、言うまでもなく息が吸えない状態で、しばらくは意識がある状態が続きますので、非常に苦しい死に方でしょう。
首吊り自殺も同様の苦しみがあるかと思います。

出血多量については、身体から温かい血が抜けていくので、どんどん寒くなっていくそうです。
苦しみはそれほど大きいわけではありませんが、長い時間痛みが続くこともあります。

また、出血している箇所によっては早く死んでしまう場合があります。
内蔵を損傷して出血した場合、血の色が黒くなり、この場合は止血しても助からない可能性が高いということです。
血の色が赤い場合は、内蔵損傷の可能性が低いので、しっかり止血すれば助かる場合もあります。

ドラマや映画では、銃で撃たれると派手に吹っ飛んだり、大きなリアクションをする場合がありますが、実際に銃で撃たれたことのある人の話では、銃で撃たれたことにしばらく気づかなかったという人も多いようです。
撃たれた箇所によるとは思いますが、腕などの致命的な場所ではない場合、弾が貫通して痛みを感じるのに時間がかかる場合があります。

また、銃弾というのはそれほど大きいものではないので、銃で撃たれて後ろに吹っ飛ぶということは、基本的にはないはずです。
内蔵など致命的な箇所に銃弾を受けた場合は、痛みによってすぐにうずくまるということはあるかもしれませんが、実際は吹っ飛ぶほどの衝撃はないということでしょう。
ドラマや映画では、分かりやすくするために大げさにリアクションしているものと考えられます。

ただ、銃を撃った方は、結構な反動があるようです。
銃や弾の種類によりますが、ライフル銃のようなものだと、素人では肩や顎などを損傷するくらいの反動がくるものもあるそうです。

日本に住んでいる分には、あまり銃を扱う機会はないとは思いますが、知識としては覚えておいても良いかもしれません。

 

■連帯保証人

よく「連帯保証人だけはなるな」と親などに言われたという人もいらっしゃるかもしれません。
連帯保証人というのは、確かに危険な契約ですので、どんなに親しい人に頼まれても、ならない方が良いでしょう。

連帯保証人と保証人の違いについては、ご存知でしょうか?

保証人というのは、借金などをする人を保証する人で、借金をした人が返済能力を失った場合や、失踪した場合などに、保証人が代わりに借金を返済するというものです。

これに対して、連帯保証人というのは、借金をした本人と同等のレベルになるということです。
これは、返済義務が生じた場合、借金をした本人が返済可能であったとしても、連帯保証人に返済を要求される場合があるということです。

つまり、連帯保証人というのは、自分が借金をしたのと同じということです。
親しい人に頼まれたとしても、自分が借金を背負うのがイヤなら、連帯保証人は断らなければなりません。

連帯保証人というのは、共同で会社を経営する場合など、お互いが借金をする場合のみに契約すべきもので、通常の保証人とは大きく異なるものです。

もし、共同で借金するわけではないのに、連帯保証人を頼まれた場合は、保証人だったらなるというように言って断りましょう。
ただ、保証人も、借金した本人に返済能力がなくなった場合は、肩代わりしなければならなくなりますので、ご注意ください。
また、借金をする友人がいくら信用できる人物であっても、事故や病気などで返済能力がなくなる可能性もありますので、その辺りも考慮に入れておくようにしましょう。

 



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