大企業の不正はなぜ無くならないのか

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■大企業の不正はなぜ無くならないのか

ニュースを観ていると、大企業が不正を行ったというニュースをよく耳にします。
それは良くないことではあるのですが、経営者目線で考えると、ある程度はやむを得ない場合もあります。

そもそも、なぜ不正を行うかと言えば、会社が利益を上げるためであり、会社によって様々な事情があると思われます。
経営者が悪巧みをする人で、単に儲けるために不正を行っていたなら、弁明の余地はありませんが、不正を行ってしまうケースは、大抵の場合、企業が追いつめられている場合が多いでしょう。

企業が倒産してしまうと、従業員全員がその瞬間に無職となり、その家族たちも困ってしまいます。
上場している株式会社であれば、お世話になった株主たちも大損してしまいますし、経営者たちも借金地獄となり、人生そのものが終わってしまう場合もあります。
こういったことがあるので、経営が傾いてくれば、不正に手を出してしまうのもやむを得ないとも考えられます。

もちろん、不正はいけないことはあるのですが、中小企業でも小さな不正を行うことは多いと思われます。
例えば、プライベートの外食だったにも関わらず、お客様の接待ということにして、食事代を経費にしてしまったりなどです。

当然、バレれば脱税となりますが、全ての会社を毎回チェックしているわけではありませんので、見逃されているところも多いでしょう。
突然の税務調査でバレることもありますが、その程度であれば、追徴課税を支払えば許されます。
ただ、大企業ともなれば、不正も大きなものとなり、ニュースとして取り上げられることも多いということです。

逆に不正を全くしていない企業の方が少ないくらいかと思います。
不正を全くしていない企業は、実力で利益を上げていくということになりますが、この景気の悪い時代に、経営を維持していくのはなかなか大変なことでしょう。

だからと言って不正をして良いというわけではありませんが、経営者にもそういった苦労があるということは知っておいた方が良いと思います。
 



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