敷居が高いとハードルが高い

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■敷居が高い

「敷居が高い」という言葉をよく使うかと思いますが、本来の意味とは少し違う使い方をしている方もいらっしゃるようです。

「あのお店は高級そうで敷居が高いからなぁ」
という使い方は厳密に言えば間違いです。

「敷居が高い」の本来の意味は、何か不手際や不義理をやらかしてしまい、その人の家などに行きにくいという意味です。
何も後ろめたいことがないのに、その場所に行きにくいという時に使う言葉ではないのです。

お店が高級だから行きづらいという時は、「ハードルが高い」と言う方が的確かと思います。
「ハードルが高い」なら、障害物が大きいということですので、一般市民には高級店に行きづらいということになります。

ただ、近年では「敷居が高い」も「ハードルが高い」というような意味で使われることも多く、目くじらを立てて間違いだと指摘するほどではないとは思います。
とは言え、言葉の語源や由来などを知っておくことは大切なことですので、覚えておきましょう。
 



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