知っておいた方が良いマナーと敬語

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社会人ともなれば、マナーや敬語を正しく使いこなすことは大事なことです。
会社員でなくとも、最低限知っておいた方が良いこともあります。
ここでは、間違いやすい敬語や、知っておいた方が良いマナーなどを少しご紹介できればと思います。

 

■間違いやすい敬語

敬語は日本語の美しい文化ではありますが、特に最近は正しく敬語を使えない人が増えているように思えます。
社会人になったら会社に教えてもらえると思っていらっしゃる人もいるかもしれませんが、そのような研修があるのは、大企業のごく一部だけです。
学生時代の国語で習得しきれなかった場合は、自分で学習していく必要があります。

よく敬語で間違うものに、二重敬語があります。
敬語は複雑で、一つの動詞でも二種類の尊敬語があったりして、これを両方使ってしまうと二重敬語となり、間違った敬語となります。

例えば、
「先ほど、おっしゃられたことですが・・・」
というような言葉をよく聞きますが、これは間違いです。
正しくは、
「先ほど、おっしゃったことですが・・・」
もしくは、
「先ほど、言われたことですが・・・」
と使います。
これが両方混ざってしまって使った人が多かったので、それが広まってしまったと思われますが、自分が使う時は注意しましょう。

また、よく
「とんでもございません」
という言葉を聞きますが、これも間違いです。
「とんでもない」
のないは、ある・ないのないではなく、とんでもないで一つの言葉だからです。
正しく敬語にするなら、
「とんでもないことでございます」
となります。

目上の人に対して使う言葉で、使ってはいけないものもあります。
「了解しました」
「ご苦労様です」
という言葉は、目上の人には使えません。
「承知いたしました」または「かしこまりました」
「お疲れ様です」
となりますので、注意しましょう。

敬語は色々と難しいですが、上司や取引先の対応やメールなどを見ても勉強できますので、少しずつ習得していきましょう。
もちろん、本を買って独学で学んだり、テレビの情報番組などで学習しても良いと思います。

 

■上座と下座

会議の席に座る時など、上座や下座を意識して座っていますでしょうか?
目上の人を上座に座らせるのが基本ですので、仕事の時は忘れないようにしましょう。

プライベートでも上座・下座を意識した方が良い時があります。
恋人とのデートでレストランに座る時などは、女性を上座に座らせてあげましょう。
基本的に出入口から遠い方が上座になります。

ただし、上座・下座は、状況により変わってきますので、勉強が必要になります。
例えば、出入口から近い方の席でも、壁側で椅子がソファーになっていれば、そちらが上座になります。

その他、電車や車やタクシー、エレベーターやエスカレーターにも上座・下座があります。
電車の四人掛けの席の場合、進行方向に向いている席側で、かつ窓側が上座になります。
タクシーではナビゲーションをするため、助手席が下座となり、運転席の真後ろが上座となりますが、運転手付きの車などで運転手が道を知っている車の場合、助手席が上座となります。
エレベーターでは、操作盤の前が下座となり、その人が階数のボタンや開閉ボタンを押します。操作盤の前にいる人の後ろが上座となります。
エスカレーター立つ位置は、東日本では左側に寄りますが、上りでも下りでも、上側が上座となりますので、デートの時になどに覚えておくと良いでしょう。

また、車の乗り降りの時や、エレベーターの乗り降りの時などでも、マナーがあります。
目上の人を優先して乗り降りさせる必要がありますので、注意してください。

 

■食事のマナー

食事をする時も、もちろんマナーはあります。
デートなどで恥をかかないよう、最低限でも知っておいた方が良いでしょう。

食べ物を噛む時に、口を開けて噛んだりするのは、マナー以前の問題です。
行儀が悪いと思われますので、これが癖の人はすぐに直しましょう。

洋食では、マナーができるかどうかは、社会人としても常識人かどうかの分かれ目となるでしょう。
ワイングラスは、下の細い部分を持って飲む。
スープやパスタは音を立てて食べない。
フォークとナイフが複数置かれている場合は、外側から使う。
食べ終わっていない時に、フォークとナイフを置く場合は、お皿の上にハの字に置き、食べ終わったら、お皿の上の右斜め手前にフォークとナイフを揃えて置く。
などは知っておいた方が良いでしょう。

和食でももちろんマナーはあります。
お箸は左手で持ち上げ、右手を添えるようにして持ち替える。
焼き魚を食べる時は、上半分を食べた後、頭を左手でおさえながらお箸でうまく中骨と下半分をはがし、下半分を食べる。
刺身を食べる時は、わさびは醤油ではなく、魚の方に乗せる。
など、細かいものが色々とありますので、勉強しておくと良いと思います。

よく手を受け皿にする仕草を見かけますが、手に食べ物が落ちてしまうと汚いので、基本的にお皿を左手で持って食べます。
お皿を持てない場合は、手頃な小皿を受け皿にします。
手頃な小皿がどうしてもない場合のみ、手を受け皿代わりにしますが、食べ物が手に落ちてしまった場合は、食べずにふきんなどで拭きましょう。

最近は食事のマナーを教える家庭も減っているせいか、マナーを知らない人が多くなっているようです。
私もそれほどマナーに詳しいわけではありませんが、恥をかかないくらいのマナーは身につけておいた方が良さそうです。

 

■社会の常識くらいは知っておく

他にも、様々な場面でマナーを守ることは大切なことです。

車や自転車が狭い道を通る時、クラクションで人をどかすのはマナー違反です。
「どけ」と言って早歩きしているのと同じです。
どうしても急いでいる場合で、前の人が気づかない場合は、自分の声で「すみません、通してもらえますでしょうか」と言いましょう。

車を運転している時は、特にマナーが大切になってきます。
急いでいるからと言って、他の車の邪魔をしたり、暴走車のような乱暴な運転をしたりしないで、譲り合いの精神でマナーを守って運転するようにしましょう。

雨の日に傘をさして、狭い道を歩いて人とすれ違う時、対向者に水がかからないよう、傘を逆側に傾ける「傘かしげ」という美しい日本の文化もあります。
日本というのは、マナーや敬語などが多く、堅苦しいような印象がありますが、人を思いやる美しい文化なのです。
このような人を思いやるマナーや敬語を大切にしたいものです。

 



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