物事を多角的に考える33
前回に続き、様々な事例について多角的に考えてみたいと思います。
■親ガチャに外れたとは?
最近は、親ガチャに外れたと、自分の境遇や才能のなさに嘆く若者が増えているようです。
確かに、自分が貧乏の家庭に生まれたとか、両親の才能のなさが遺伝しているなど、不運を嘆くのは分かります。
ただ、もう少しよく考えてみていただきたいとは思います。
親ガチャと言っていますが、ガチャガチャを回しているのは親の方だということです。
親が、子どもがほしいと願ったから、ガチャガチャを回したわけであり、子ども側に選ぶ権利はなく、むしろハズレの方なのは、子どもの方かもしれません。
親の方も、子どもに不幸になってほしいと願ってはいません。
家庭は貧乏かもしれませんし、両親とも大した才能もないかもしれませんが、それでも子どもを幸せにしたいとは思っていたはずです。
親がそのガチャガチャを回さなければ、永遠にガチャガチャのカプセルから出られなかったということを知るべきでしょう。
カプセルは無数にあり、その一度の機会を失えば、二度とこの世に生まれることはなかったのです。
まずそのことを自覚しましょう。
その上で、今の自分の境遇や不幸は、どうやったら乗り越えられるのか、改善できるのかを考えるようにしましょう。
確かに、生まれてきた環境や家庭内の境遇は、子どもには選ぶことはできず、間違いなく運です。
しかし、それを嘆いていても、何も生じることはありません。
「配られたカードで勝負をするしかない」という言葉もあります。
自分の不運を嘆くのはほどほどにして、自分はどんなカードを持っているのかを見極め、そのカードを活かすにはどうすれば良いかをよく考えましょう。
■先進国の出生率が落ちるのはなぜか
先進国となって発展した国は、出生率が落ちる傾向があります。
経済成長中は出生率も高まりますが、成長のピークを迎えると、出生率が低下するということは、統計データ上でも出ています。
これにはいくつか要因があると思います。
一つは、景気の問題でしょう。
自国の経済が成長している間は、景気が良く、若者もどんどん結婚して出産しようとする傾向が強くなります。
ところが、成長のピークを迎えると、今度はお金の節約や貯金を考えるようになり、徐々に結婚や出産に回すお金がなくなってくるということがあるかと思います。
もちろん、全ての国がそうということではありませんが、そうなる国は多いと思われます。
日本でも、景気が悪いせいでどんどん出生率が落ちています。
もう一つの要因としては、先進国となると、娯楽が増えるということもあるでしょう。
同じ国でも、田舎の方では娯楽が少なく、カップルでいちゃつきやすくなると聞いたことがあります。
都会は娯楽が多いので、恋愛より趣味を優先する人も増え、結婚しなくても人生を楽しく過ごせるという人も多くなります。
先進国となれば、都会で生活する若者が増えるので、出生率にも影響があると考えられます。
ただ、やはり経済的な要因が大きいのは確かなので、税金を安くするなどして、景気を回復しなければ、出生率を上げられる見込みはないと思います。
アメリカなどでは、税金を緩和して景気が良くなっているので、出生率はされほど低下していないのですが、日本は逆の傾向があります。
日本の政治家は、消費税を下げるなどの考えが毛頭ないようなので、今の政治家たちを選挙で一掃しなければ、改善はないと考えられます。
■返信不要は本当に不要?
メールやSNSのコメントなどで、返信不要と書く人がいます。
返信不要と書いておきながら、返信してくれる人を見極めるような人もいらっしゃるようで、返信不要に返信するかどうかが、ネット上に話題になったことがあります。
が、私は返信不要と書く人は、逆に失礼ではないかと思います。
返信するかどうかは、受け取った側が自由に決めれば良いことですし、内容にもよりますが、一方的に自分の意見を述べておいて反論は受け付けないという意味にも取れます。
このサイトでも、たまにいらっしゃるのですが、一方的に文句やクレームを書いておいて、返信不要と書いてあるのは、非常に腹立たしいと思いました。
反論が怖いのかもしれませんが、本当に返信不要であっても、返信不要と書くべきではないと思います。
もちろん、相手の時間を割いてもらうのが申し訳ないので、返信不要と書くケースの方が多いとは思いますが、この場合でも、「ご面倒であればご返信いただかなくても大丈夫です」とか「特に何もなければ返信不要です」のように書いていただければ、それほど失礼には当たらないかと思います。