新型コロナウイルスについて40
前回に続き、新情報なども含めて新型コロナウイルスについて検証してみたいと思います。
■感染が収まった理由
日本でも、ようやくコロナの新規感染者数が減ってきました。
なぜ、感染拡大は落ち着いたのでしょうか?
これは、夏の暑さが落ち着いたのと完全に連動しているので、人の免疫力が通常に戻りつつあるためと考えられます。
日本では、8月まで猛暑日が続いていましたが、8月下旬にようやく涼しくなってきました。
コロナの新規感染者数も8月まで高止まりが続き、8月下旬頃から新規感染者は減ってきています。
暑さで人の免疫力が低下していたものが、涼しくなって免疫力が回復したと考えるのが妥当です。
それ以外にどんな理由があるのでしょうか?
今年は緊急事態宣言も、まん延防止措置も出されていないため、何も経済規制などしなくても感染拡大は収まることが実証されたかと思います。
これらの経済規制は、国民の生活を苦しめただけで、全くと言って良いほど効果がなかったということでしょう。
経済的に、もしくは精神的に追い込まれて自殺した人も少なくありません。
専門家やマスコミや政治家の方々には、非を認めて謝罪していただきたいものですが、おそらく自分たちが間違っていたことにすら気づいていないでしょう。
皆さんも、何が正しいのかを見極め、間違ったことを人に押し付けないように気をつけてください。
■世界で感染が落ち着いているのはなぜか
この夏は、日本が新規感染者数が世界一となっていました。
では、なぜ他の国では、感染が落ち着いていたのでしょうか?
もちろん、アメリカなどは新規感染者数も少なくはないのですが、日本ほどではありませんでした。
ワクチンの効果だという意見もありますが、ワクチンの抗体は半年程度で消えてしまいますし、日本でもワクチンは7割ほどの人が打っています。
他の国で感染が落ち着いているのは、おそらく感染拡大が一気に進んだところが多いので、集団免疫を獲得したのに近い状態になったのかと思います。
オミクロン株については、一気に広がった国では、その後感染が落ち着いたところが多いですが、日本のように徐々に広がったところでは、被害が長引いてしまったようです。
また、マスクを早い段階で外させたということも大きな要因かと思われます。
マスクをずっとしていると、雑菌が体内に入る機会が減り、免疫細胞の働きが鈍るので、健康な人はマスクをしていない方が良いのですが、日本人はなぜかマスク好きの人が多いため、感染者数も世界一となってしまったようです。
何度も書いてきております通り、コロナは空気感染なので、マスクを付けているだけでは感染は防げません。
免疫力による発症予防の方がはるかに大事なので、マスクをずっと付けるのは避けて、健康管理をするようにしましょう。
■健康管理の重要性
基礎疾患がある人は、コロナの重症化リスクが高いと言われています。
歯周病の人も、コロナの重症化リスクが高いというデータが出ていたようです。
要は、他の病気がある人はコロナも重症化しやすいということですが、免疫力が低い人は、いろいろな病気になりやすいということです。
がんも免疫力が高ければ、免疫細胞ががん細胞を倒してくれますので、免疫力がいかに重要かが分かります。
塩分を取りすぎている人は、免疫力が低下するという研究結果もありますので、普段の食事も気をつけましょう。
塩分過多の人は、血中塩分が高くなるので、それを薄めるために血液の水分量が増え、高血圧になりやすいのです。
高血圧の状態が続くと、様々な病気を発症する可能性が高まるということです。
また、普段運動する人は、そうでない人に比べて、コロナの重症化率が43%も低いという研究結果が出ていました。
これにより、免疫力がコロナの重症化を防ぐという根拠の一つが出てきたと言えます。
健康管理さえしっかりできていれば、コロナに感染しても発症を防げますので、どんなに忙しくても健康管理を怠らないようにしましょう。
■ワクチンの長期副反応
以前も書きましたが、コロナのワクチンは長期の副反応の試験をしていません。
通常、ワクチンは開発後、マウスなどの哺乳類にそのワクチンを打って、何年か経過を見ます。
大抵は1回の開発でうまくいかず、何らかの副反応が出るため、また作り直してマウスなどに打ち、様子を見るということを繰り返すので、どうしてもワクチンの開発には物理的に時間がかかってしまうのです。
しかし、コロナワクチンについては、間違いなくこれをやっていないので、ぶっつけ本番となっていて、人体実験になってしまっています。
つまり、コロナワクチンを打ってしまった人は、5年後、10年後にどのような副反応が出るか分からず、時限爆弾を背負って生きているようなものになります。
もちろん、何も長期副反応が出ない可能性もありますが、人によって出る出ないということも考えられます。
つまり、ほとんどの人は大丈夫であっても、10%の人が重い副反応が出るという可能性もあるということです。
どうなるかは分かりませんが、アメリカでは心筋炎を発症している人が2021年から急増しており、ワクチンの副反応である可能性もあります。
因果関係はまだ不明ですが、今後、また別の流行り病が出てくれば、コロナワクチンの副反応である可能性があります。
もうワクチンを打ってしまった人にはどうすることもできませんが、まだ打っていない人は、こういったこともよく考えるようにしましょう。
■今後は落ち着くのか
今後は、日本や他の国でも、冬や夏など、人の免疫力が低下する時期には、コロナが流行る可能性がありますが、よほどの変異をしない限りは、それほどの被害は出ない可能性が高いでしょう。
世界中の人が集団免疫を獲得したのに近い状態になっているためですが、ただ、コロナの抗体は消えてしまう可能性が高いので、油断は禁物です。
健康管理は怠らないようにしましょう。
コロナもインフルエンザのように流行病となり、風邪と同等の扱いになる可能性もあります。
流行る時期にはワクチンを定期的に打つということになるかもしれませんが、きちんと健康管理ができていれば、ワクチンは不要と考えます。
また、マスクもずっと付けていると免疫力低下を招きますので、基本的には付けないようにしてください。
消毒も同様に、菌を避けすぎると、免疫細胞の働きが鈍りますので、消毒もしすぎないようにしましょう。
これまで日本では、マスク着用、消毒、経済規制、ワクチンと、間違った対策を続けてきたために、被害が拡大してしまいましたが、間違いなく免疫力を高めるという発症予防がコロナに最も有効ですので、忘れないようにしていただければと思います。