料理の知恵
私も一人暮らしで夕飯だけは自炊をしていますが、ちょっとした料理の知恵を知っておくと、料理の幅が広がったり時間の節約ができたりします。
大したことではないかもしれませんが、私の知っているちょっとした料理の知恵をご紹介いたします。
■米は無洗米を使う
最近は無洗米も多く販売されています。
無洗米というのは、ご存知の方も多いと思いますが、研がなくても炊けるお米です。
もちろん、それだけでも十分に良い点ではありますが、もう一つ良い点があります。
お米を研いでしまうと栄養素が落ちてしましますが、無洗米は研がないので、お米の持っている栄養素を十分に取れるということです。
なので、無洗米は時間節約にもなり、栄養も多く取れるので、一石二鳥なのです。
通常のお米より若干値段は高いのですが、それでもお釣りが来るくらいのメリットがあります。
もし、まだ無洗米を使ったことがないという方がいらっしゃったら、一度試してみることをお勧めします。
■魚をフライパンで焼く
グリルがない家庭ですと、どうやって魚を焼くのかは、悩みどころです。
電子レンジなどで調理される方もいらっしゃるかもしれませんが、電子レンジの中が生臭くなってしまったり、うまく調理できなかったりするので難しいところです。
そういう方は、フライパンで魚を焼いている方も多いと思いますが、フライパンで魚を焼くと、フライパンに魚の皮がこびりついてしまうという問題が発生してしまいます。
まず、魚にハケで酢を塗ると、フライパンに皮がこびりつきにくいという技があります。
これは酢も身体に良いので、一石二鳥と言えますが、それでも皮がフライパンにこびりつく場合があります。
そこで、フライパンにクッキングシートを敷く方法をお勧めします。
クッキングシートを敷いて、その上に魚を置いて焼くだけです。
クッキングシートは熱に強いので溶けたりしませんし、皮も絶対にフライパンにこびりつきません。
焼き終わったら、クッキングシートはそのまま捨てられますので、フライパンは汚れず、洗う手間もありません。
この方法はかなり便利ですので、是非一度お試しいただければと思います。
■玉ねぎを切る時
玉ねぎを切ると、玉ねぎの汁が飛び散り、それが目に入ると目が痛くなり、涙が止まらなくなります。
玉ねぎは、色々な料理に合いますので、使う頻度が高く、対策に悩む方も多いと思います。
ゴーグルをするとか、マヨネーズを食べるとか、色々な対策があるようですが、実は簡単な方法があります。
「包丁の逆側に立ち、玉ねぎを切る」
ただ、これだけのことです。
どういうことかと言いますと、通常正面に玉ねぎを置いて切るかと思いますが、右利きの人なら、なるべく左側に立って玉ねぎを切ってください。
左利きの場合は逆に右側に立ちます。
要は、包丁で切った時に、外側に向かって玉ねぎの汁が飛び散るわけですから、その方向に立たなければ良いということです。
少し切りにくくなるかもしれませんが、簡単に玉ねぎ対策ができますので、試してみていただければと思います。
ただし、それでも目に玉ねぎの汁が入ってしまうこともありますので、なるべく目の位置を玉ねぎから遠くにしておくことを意識しておきましょう。
■皮むきは道具を使う
野菜や果物の皮をむくのは面倒なものです。
それが得意な人なら良いですが、私も不器用なので、何度やってもあまりうまくいきません。
今は便利な道具が色々と販売されていますので、こういったものを使うことをお勧めします。
人参やじゃがいもは、ピーラーでむけます。
ごぼうの皮を削ぐ手袋のようなものも販売されているようです。
最近私も購入したのが、果物のような厚い皮をむく、皮むき器です。
果物の上と下を固定し、回転させながら皮を向いていくものですが、これが簡単で面白いように皮がむけます。
梨や柿のような薄い皮はもちろん、キウイやグレープフルーツのような皮もむけます。
これを買ってから、色々な果物を買って食べるようになりました。
皮をむくのが苦手な人は、是非そういったものを購入することをお勧めします。
■一人分の味噌汁を作る時
大きな家庭ですと、鍋でちゃんと味噌汁を作るかと思いますが、一人暮らしでそれをやるのはかなり難しいものです。
一人暮らしだと、コンロが一つしかなかったり、わざわざ一人分の味噌汁を作るのも面倒と言われる方も多いと思います。
そういった方にお勧めなのが、出汁入りの味噌を買ってきて、スプーン1杯をお椀に入れてお湯に溶かすという方法です。
出汁入りの味噌なら、わざわざ出汁を作る必要はありませんし、ポッドのお湯で溶かすだけでおいしい味噌汁ができます。
あとは具材ですが、これもワカメやわけぎ、小エビなど、調理しなくてもお湯に浸けて戻すだけのもので良いのです。
海苔やすりゴマ、鰹節なども入れるとおいしくなります。
味噌汁は原料が大豆ですので、栄養があります。
さらにすりゴマや小エビやワカメを入れれば、栄養満点の味噌汁が簡単に作れます。
値段もそんなに高くないので、是非毎日作っていただければと思います。
既に知っているという知恵もあったという方もいらっしゃるかもしれませんが、少しでもお役に立てれば幸いです。
また他にも知恵が見つかったら、別の機会に紹介させていただければと思います。