料理の知恵5
今回は、料理の知恵と言うよりは、食べる時の知恵のような感じですが、そういったものを少しご紹介させていただこうと思います。
■皿は割れないものを使う
皿は陶器を使っていらっしゃるというご家庭も多いかと思いますが、陶器だと割れやすいという欠点があります。
もちろん、そう簡単には割れませんが、皿を洗っている時に手を滑らせて割れてしまうこともよくあるかと思います。
うっかり落として割ってしまった時なども、足に大きなケガをしてしまうこともありますし、破片を片付けるのも大変かと思います。
また、引っ越しの際にも扱いに神経を使う必要がありますので、できれば割れにくい皿を使うのが良いかと思います。
最近では、100円ショップでもプラスティック製の皿や木製の器などもありますので、こちらに買い替えてみることをお勧めしたいと思います。
安いわりには、それほど見た目も悪くないですし、もちろん割れにくいという利点があります。
来客があった時に、そのような皿では恥ずかしいというのであれば、来客用に陶器のしっかりしたものを取っておけば良いかと思います。
普段、家族内で使用する分には、安くて割れにくい皿を使うようにすると良いでしょう。
見た目を気にする方もいらっしゃるかもしれませんが、100円ショップで売っているものでも、それほど見劣りするわけでもないですし、茶碗や味噌汁用の器なども、木製で見た目も良い物が売ってありますので、ぜひ探してみていただければと思います。
コップなども、プラスティック製の割れにくいものに買い替えると良いでしょう。
私も陶器を使っていて、うっかり割ってしまうことがありましたが、割れにくいものに買い替えてからは、ずいぶんとそういったストレスからは解放されました。
同じ悩みがある方は、ぜひ検討してみていただければと思います。
■バターはチューブ式を使う
パンを食べる時や、料理でもバターを使うことがあるかと思いますが、普通のバターだとナイフを使って少量取るというのが普通かと思います。
ただ、これもやや面倒なので、チューブ式のバターを使うことをお勧めします。
食パンにバターを塗る時は、ナイフで広げる必要はありますが、料理で使う時には、チューブ式であればナイフは不要になります。
それに、普通のバターと違って柔らかめなので、溶けやすく、味を染み込ませやすいという面もあるかと思います。
手軽にバターを使えるようになりますので、気になる方は試してみていただければと思います。
■皮や種も食べる
以前も書いたと思いますが、果物や野菜はなるべく皮ごと食べた方が健康に良いというのは確かなようです。
私もまだ試したことはないのですが、キウイも皮ごと食べられるようで、ヘタの部分以外は、毛のついた部分もまるごと食べられるという話も聞きました。
ただ、これは品種によるのかもしれません。
皮が硬いものもありますし、品種によってはあまり皮は食べない方が良いのもあるかもしれません。
しかし、栄養素は確実にあると思いますので、試してみる価値はあります。
みかんやレモンの皮も食べた方が、健康には良いのですが、やはり少し苦いので、ミキサーを使って他のものとのジュースにしたり、ジャムにしたり、サラダのトッピングにするなど、工夫して料理に使ってみるのも良いでしょう。
りんごやぶどうも皮の栄養価が高いので、皮ごと食べるようにしましょう。
皮をむく手間がなくなるというメリットもあります。
また、ピーマンの種も食べられるそうです。
ヘタの部分だけを取り除いて、種やわたの部分は残して、そのまま料理に使っても、違和感なく食べられるそうです。
こちらも、まだ私は試しておりませんが、種の部分の方が栄養価が高いらしいので、いずれは試してみたいと思います。
皮や種に、栄養価が高いのは、植物が実を守ったり、種子のために栄養素を残そうとするからでしょう。
そういったものを身体に取り込むことができれば、それだけ栄養をいただけるということになります。
ただ、すべての食材の皮や種を食べられるわけではありません。
梨や柿などは、皮は食べられないかと思いますので、食材ごとに調べる必要がありますし、食べられるとしても、美味しくない場合がありますので、インターネットで調べてみたり、自分で試してみたりしていただければと思います。
■集中して味わう
私は食事中には、テレビを観たり、DVDを観ながら食べるということが多いのですが、本来は食事に集中した方が良いのです。
食材を口に運んだ時は、目を閉じて、料理の味をじっくり味わいながら食べるようにすると、食事を本当の意味で楽しめることになります。
なるべく、食事の時は、テレビや漫画、スマフォなどのながら食事をせずに、味に集中してみましょう。
家族や友人と食べる時は、話しながら食べると思うので、集中できなくなりますが、食事の感想などを言いながら食べると楽しむことができると思います。
私も時間がもったいないので、ながら食事をしてしまっていますが、料理が美味しくても、他のことに集中してしまっていると、味の記憶が薄れ、食事が楽しめていないことが多々あります。
あまり食に興味のない方はそれでも良いかもしれませんが、なるべくながら食事を止めて、料理の味に集中してみると、食事が楽しめるようになるかと思います。