料理の知恵7

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前回に続き、料理に役立つかもしれない知恵を少しご紹介させていただこうと思います。

 

■納豆の正しい食べ方

納豆をおいしく、かつ栄養素をフルに取れる食べ方というものがあります。
大体の手順を以下に書いておきます。

・納豆は食べる30分前に冷蔵庫から取り出す
・納豆を50回以上かきまぜ、30分ほど放置する
・食べる直前にタレとカラシをかける

納豆を食べる30分前に用意するというのは、納豆菌を増やすためで、冷蔵庫では活動していなかった納豆菌が、常温に出されることで、納豆菌が繁殖します。

タレとカラシは納豆菌を殺してしまうので、なるべく食べる直前にかけた方が良いということです。
納豆をかきまぜる時は、左回しと右回しを10回ずつ交互にすると良いでしょう。

また、熱々のご飯に納豆をかけて食べるのは、栄養素であるナットウキナーゼが熱に弱いので、なるべく避けた方が良いそうです。
ご飯に納豆を混ぜて食べたいという方は、ご飯を少し冷まして混ぜた方が良いでしょう。

さらに、生卵をかけるのも良くないそうです。卵の白身が納豆をコーティングしてしまい、栄養素を十分に取れないとのことです。
ただし、白身を除いた黄身だけであれば、混ぜても問題はありません。

その他、キムチやオクラ、山芋などは混ぜるのは、ネバネバの相乗効果で、より栄養素を摂取できます。

納豆は栄養価が非常に高く、様々な病気の予防にもなり、とても優秀な食品です。
毎食は難しいとしても、なるべく毎日摂取すると、健康に過ごせるようになる確率は高まるかと思います。

 

■簡単なアク抜き法

煮物や鍋物などをする際、アク抜きをすることがあるかと思います。
通常は網状のおたまなどでアクを取るかと思いますが、もっと簡単な方法があります。

アルミホイルを丸め、それを開いて落し蓋のように乗せると、アクがくっついて取れます。
沸騰する前くらいに、10秒ほど乗せておけば良いでしょう。
アルミホイルをくしゃくしゃにすることで、凹凸にアクがくっつき、きれいに取ることができます。

アクというのは、渋味やエグ味のような雑味の原因となるので、取り除いた方が良いようです。
ただ、旨味成分や栄養分も含まれるため、あまり取りすぎない方が良いというご意見もありますので、全部を取り除く必要はないかと思います。

見た目や味が損なわれない程度に、アク抜きをするようにしましょう。
もし、このアルミホイルのアク抜きをご存じなかったという方がいらっしゃったら、試していただければと思います。

 

■餅をフライパンで焼く

餅を焼くのは、器具がないと意外と難しいものです。

フライパンで焼くにしても、餅がフライパンにくっついてしまってうまく焼けません。
電子レンジで焼き餅のような調理もできますが、温度や時間の調整が難しいものです。

そこでフライパンで上手く餅を焼く方法をご紹介します。
こちらもアルミホイルを丸めて広げたものをフライパンに敷き、その上で餅を焼けば良いそうです。

アルミホイルの適度な凹凸のおかげで、餅がひっつくこともなく、アルミホイルは熱伝導率が高いため、しっかりと餅が焼けるということです。

私も試したことはありませんが、もしフライパンで餅を焼きたい方がいらっしゃったら試してみていただければと思います。

 

■レモンの簡単な絞り方

レモンを半分に切って絞る時、手で絞っても、なかなか全部を絞り出すのは難しいと思います。
グレープフルーツを絞る皿を使う方法もありますが、手でも簡単に絞り出す量を増やす方法があります。

テレビの情報番組で知った情報ですが、電子レンジで少し温めると良いそうです。
600Wなら30秒程度、温めるだけでレモンのほとんどの果汁を、手で絞り出すことができます。

これはレモンを温めることで、レモンの細胞壁を破壊し、さらにレモンの中の液体の動きも活発となるので、より多くの果汁が絞れるとのことです。

もちろん、果汁も少し温まってしまうので、注意が必要ですが、温かい料理にかけたり、ホットレモンなどを作る際などには有効かと思います。

もし、レモンを手で絞る機会があれば、試していただればと思います。

 

■ピーマンのヘタの取り方

以前、このサイトでピーマンのヘタの取り方として、親指でヘタを押して中に押し込むという方法をご紹介しましたが、この方法ではヘタや種がピーマンの中に入り込んでしまい、あまりきれいには取り出せません。

そこで、さらに良い方法をご紹介します。
これもテレビの情報番組で知った情報ですが、ペットボトルの蓋をヘタの部分にかぶせ、くるくる回してから上に抜くと、種ごときれいに取れるようです。

これは、ペットボトルの蓋を閉めるように回すことで、ネジのように中に入り込み、そのまま上に抜くことで、円状にくり抜くことができるということです。

こちらの方が有名な方法かもしれませんが、もしご存知なかった方がいらっしゃったら、試していただければと思います。

 



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