なぜ地球温暖化しているのか

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今回は地球温暖化の影響とその原因、対策について考えてみたいと思います。

 

■地球温暖化の影響

近年、地球の温暖化の影響により、災害などが増え、生態の変化なども起こってきています。
地球が温暖化していることは、世界各国の平均気温のデータなどからでも明らかであり、その影響は計り知れません。

地球温暖化が進むと様々な影響が考えられます。
既に影響が出始めていますが、今後ますますひどくなってくると予想されます。

まず、南極の氷や山の万年雪が溶けるということです。
北極は陸がありませんが、南極大陸上の氷が溶けたり、世界中の高い山にある万年雪が溶けると、大量の水が海に流れ込み、海面の水位が上昇します。

海はつながっているので、海面上昇と言っても何メートルも上昇するわけではないですが、数センチメートル上昇するだけでも島が水没してしまうような場所もあり、既に住むところを追われている島もあります。

地球温暖化の直接の影響は、夏の気温が上がることによって、熱中症患者が増えるということです。
元々夏は涼しい地域だったはずのヨーロッパ圏でも熱中症患者が増えていますし、湿度の高い日本では汗が乾きにくいため、気温が上昇するほど熱中症患者が増えます。

今はまだ熱中症による死亡者数はそれほどではありませんが、今後増えていくと予想されます。
また、死亡まで至らなくとも、熱中症で倒れるという可能性は毎年のように高くなっていくということになります。

台風の被害が大きくなっているのも、地球温暖化の影響と言えます。
日本では、今年2019年は台風15号の強風で千葉が各地に大きな被害が出ており、さらに台風19号は大雨により中部地方を中心に大きな範囲で洪水などを引き起こしました。

台風の数は多くなっているわけではありませんが、1つの勢力が一昔前に比べて強くなっています。

台風ができる原理としては、海水が蒸発し、水蒸気が空に溜まってくることで雨になりますが、地球の自転という力が加わることで雨を降らす低気圧が渦となり、これが台風になります。
地球温暖化によって、海水温度が上昇するほど、蒸発する水蒸気の量が増えるので、一つの台風の勢力が強くなるというわけです。

最近、「30年に一度の台風が来ます」というニュースを毎年のように聞いていますが、地球温暖化によって台風の勢力が大きくなっている証拠と言えるでしょう。
台風19号の時は「一生に一度の台風」という言葉も耳にしましたが、来年以降はもっと驚異的な台風が来ると予想されますので、表現は工夫しなければならないとは思います。

また、秋に台風が発生しやすいのは、赤道付近の海水温度がなかなか冷えないためです。
日本は秋になって涼しくなっても、赤道付近の海水温度はまだ冷えていないために、秋にも台風ができるということです。

海水温度の上昇は、生態系にも異常を起こしております。
近年はよくサンマの不漁とか、逆に熱帯地域で取れる魚が日本周辺でよく取れるようになったというのも、地球温暖化によって海水温度が全体的に上がっているからだと思われます。

サンマの不漁については、他国が先に大量に取ってしまっているからというのもありますが、海水温度上昇によって、今まで生息していた海域から北の方に移っている可能性も高いと思います。

もはや、日本も熱帯地方に属しているのではないかという人もいらっしゃいます。
地球温暖化の影響は他にも様々あるかと思いますが、あまり良い影響は少ないと言えます。

 

■地球温暖化の原因

地球がなぜ温暖化しているかを考えてみましょう。

地球温暖化の原因は様々な説がありますが、可能性が高い要因は、やはり地球表面上の二酸化炭素量が増えていることでしょう。
原理を簡単にですが、説明させていただきます。

太陽光が地球に注がれると、地表を温め、赤外線を宇宙に放出します。
ところが、二酸化炭素というのは赤外線を吸収、放出するという性質があるのです。

地球表面上の二酸化炭素量が増えると、赤外線を吸収、放出してしまい、宇宙に逃がすことができなくなり、温室効果を高めてしまうことになります。
このため、二酸化炭素排出量が増えれば増えるほど、熱がこもりやすくなり、地球温暖化が進むということです。

詳しい原理はインターネットなどを調べていただければと思いますが、これは科学的にも証明されていることであり、アメリカのトランプ大統領が言っているような「地球温暖化は神のせいだ」というのは、全くもってお話にならないということです。

地球温暖化の要因として、太陽自体の温度が上昇しているためという説などもありますが、根拠に乏しいため、やはり二酸化炭素排出量が増えていることが一番の要因かと思われます。

では、なぜ二酸化炭素の排出量が増えているのでしょうか?

これも、やはり人類のせいと言わざるを得ません。
主な要因としては、森林を伐採しすぎているということと、火力発電の大量使用などにより、酸素を二酸化炭素に変えてしまっているということでしょう。

 

■地球温暖化の対策

原因が分かれば当然、対策を考えなければなりません。

森林伐採については、紙や木材の使用を減らし、なるべく植物を植えるようにして対策が取られつつありますが、火力発電については、発電の依存度が高く、非常に問題になっています。

火力発電を止めて、水力、風力、その他再生可能エネルギーを使った発電方法へのシフトが各国に求められますが、やはり多額の税金がかかりますので、なかなか進められていないのが現状のようです。
当然、すぐに火力発電を全て止めることはできませんので、あくまで少しずつシフトさせていくということが必要です。

アメリカのような大量に二酸化炭素を排出している国が率先してこのような対策を進めなければならないはずですが、先日トランプ大統領は、地球温暖化対策の国際的な枠組みであるパリ協定を正式に離脱し、完全に時代から逆行した方向に向かってしまっています。
このような頭の悪い大統領は即刻変えるべきでしょう。

日本の現政府も同様で、火力発電に依存している上、火力発電のシステムを他国にも推進、販売しているため、地球温暖化を促進している国となってしまっています。
日本も選挙で政治家を変えられるわけですから、国民全員が現況を理解し、変えていかなければなりません。

我々は、地球温暖化によって危機的な状況に突入しようとしています。
研究者の間でも、地球温暖化の上昇は予想よりも早く、その影響は計り知れないということを口々に言われています。

税金をケチって対策をおろそかにしている場合でありません。
我々としては、地球温暖化に真剣に取り組み、その対策に正しく税金を使ってくれるような政治家を選ばなければならないのです。

その政治家を選ぶという責任は、我々にもあるということを自覚し、選挙の際にはそのことを思い出して、慎重に投票していただければと思います。

 



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