差別をなくすことはできるのか2

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今回は男女差別を中心に色々と考察してみたいと思います。

 

■完全男女平等は可能なのか

男女差別については非常に難しい問題で、このサイトでも記事を書いておりますが、多数のご批判もいただいております。
様々なご意見があるとは思いますが、私の考えを書いていきたいと思います。

そもそも、完全な男女平等というのは可能なのでしょうか?

これまでも何度も書いてきておりますように、男性と女性には明らかな違いがあり、男女の完全な平等というのは難しい気がします。
明らかな違いというのは、女性が子どもを身ごもり、男性は筋力がつきやすいというものです。

女性が子どもを身ごもり、出産し、育児も母親が中心となるため、女性は家庭的になるのが自然な流れかと思います。
また、男性は外で仕事をするので、筋力がつきやすいという性質があります。

男性が筋力がつきやすくなるというのは、男性ホルモンとの関係でも明らかであり、女性でも運動するほど男性ホルモンが増えるとのことです。
スポーツでも、ほとんどの競技で男子と女子は別れていますが、もし男女平等の観点から全てを男女混同にしてしまうと、女性が賞を取るのはかなり難しくなってしまうでしょう。

男性の方が筋力がつきやすい以上、男性と女性に差ができるのは仕方ないと思われますし、これによって仕事や対応が変わるのは、ごく当たり前のことと考えられます。

もちろん、だからと言ってか弱い女性が、男性に付き従わなければならないと言うわけではありません。
何度も書いておりますように、男性は力仕事、女性は家事や感性が要求される仕事などのような適材適所をするのが良いと思うのです。

昨今は政治家の女性進出率が低いなどの話題もありますが、無理に男女比を半々にする必要はないとも思います。
頭脳面などでは男女差がなくとも、役割として男性は仕事をメインにすることが多いので、男性の方が多いのが自然であり、政治家の女性率が低いからと言って男女差別がある国というわけではありません。

ただ、女性が家事をやるのは当たり前という考えが古いというご意見はごもっともかと思います。
近年は、男性も育児をした方が良いという声も高まっておりますし、昨今の不景気により、働く女性も増えていますので、共働きのご家庭は男性も家事をするべきかと思います。

しかし、それが進んでいって完全な男女平等になった社会が、良い社会なのかは疑問が生じます。
仕事をしたい女性は仕事をすれば良いとは思いますが、男性の方が筋力がつきやすく、女性は子どもを身ごもり、産むという差がある以上、女性が家事をして、男性が外で働くという方が自然かと思うのです。

完全な男女平等にしてしまうと、女性に危険が及ぶ確率が高まる可能性があります。
例えば、仕事上、やむを得ず徹夜で作業する場合など、男女平等の観点から女性にも徹夜で仕事をさせた場合、深夜での帰宅時にその女性が暴漢に襲われるかもしれません。
男性が守れば良いとおっしゃるなら、それは完全な男女平等ではなくなるのです。

また、本当に男女平等に扱うと、他の人から批難される可能性が高まります。
女性に力仕事をさせたり、徹夜の仕事もそうですが、過酷な仕事をさせると、会社が批難される可能性が高いでしょう。

こういったことから、完全な男女平等を目指すのではなく、あくまで理不尽な差別だけを批難し、男性と女性の違いをしっかりと認識した上で、適材適所を行うべきと私は考えます。

 

■本当に差別なのかをよく考える

男女差別だと声を挙げる前に、本当に差別なのかどうかをよく考えるべきかと思います。

例えば、会社の採用面接で、男性と女性一人ずつが受けた場合に、男性のみが採用された場合、男女差別だと文句を言うのはおかしいということです。
会社にとってみれば、能力や性格などを見て判断したものと思われますし、たまたま男性の方が優れていたのかもしれません。

男女差別だと批判する前に、よくよくその理由などを考える必要があるということです。
もし会社側が、女性は結婚や出産で退職したり、休んだりするから困るなどの理由であれば、批難されるべきとは思いますが、それも多少考慮に入れるのは、会社経営のためにはやむを得ない場合もあります。

先日、アメリカの男性議員が、女性記者のインタビュー受ける際、「MeToo問題が怖いから、女性記者は一人で来ないでほしい」と言ったところ、その女性記者は男女差別だと訴えたそうです。
しかし、だとしたら、この議員はどうすれば良いと言うのでしょうか?

男性議員にしてみれば、何も手を出していなのに女性が一方的にセクハラがあったと訴えられては、事実でなくとも評判がガタ落ちになり、議員を辞職させられる危険があるから言っただけなのに、それを男女差別というのは女性記者の方が理不尽のような気もします。
その男性議員にも、自分を守る権利はありますし、女性もそれを考慮して男性記者を連れてくれば良いとは思うのですが、結局男女差別と訴えたことで、男性議員の評判を落とすことになってしまったようです。

まぁ、その女性記者のそういう計略なのかもしれませんが、それを男女差別と言うなら、女性はセクハラを訴えるなということになってしまいます。

男女差別と言うなら、日本の女性専用車両というのも同様の問題のような気もします。
本当に男女平等を目指すなら、女性は自分自身が痴漢から身を守るべきであり、女性専用車両というものは作ってはならないはずです。

女性専用車両は、女性を痴漢から守るためのものであり、女性を差別しているわけではありませんが、男女平等の観点からははずれています。
完全な男女平等を目指すなら、女性専用車両はなくすべきとなってしまいますが、それはあまり賢明とは言えません。
男性の方が力が強いという差がある以上、女性専用車両があるのはやむを得ないと考えられます。

ただ、男性が女性を蔑視したり、セクハラ、痴漢などが少なからずあるのも事実です。
これらについては、批判の声を挙げてしかるべきかと思いますので、事例をよくよく自分の目で確かめて、本当に男女差別なのか、適材適所なのかなどを、しっかりと見極めた上で、批判の声を挙げるかどうかを決めるべきでしょう。

私も様々な統計データや科学的根拠などの情報を収集し、考察しておりますが、ご意見あればコメントいただければと思います。

 



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