生活の知恵16
前回に続き、生活に役立つかもしれない知恵を少しご紹介したいと思います。
■虫歯にならない歯磨き法
以前も正しい歯磨き法をご紹介したと思いますが、追加情報です。
虫歯にならないためには、歯磨き粉のフッ素を口の中に残すことが重要と以前も書いたと思いますが、スウェーデンなどでは歯磨きを普通にした後、一切ゆすぎをしない家庭が多く、そのため虫歯になる国民が非常に少ないというデータが出ているようです。
この方法は、歯磨き粉をチューブから2cmほど出して2分ほど歯を磨き、ゆすぎを一切せず、口の中の泡をペッと出すというものです。
その後、少なくとも2時間は飲食をしなければ、口の中のフッ素が歯をコーティングをしてくれるために、虫歯になりにくいということです。
この方法では口の中に食べカスや雑菌が残ることになりますが、それよりもフッ素コーティングの方が重要のようで、これのおかげで虫歯になりにくいそうです。
確かに虫歯にはなりにくいかもしれませんが、食べカスや雑菌が口の中に残り続けるというのも気持ち悪いですし、歯槽膿漏など別の病気になる可能性もあるかもしれません。
なので、これは私の考えですが、一度歯磨き粉を少量出して普通に歯磨きして口をゆすいだ後、もう一度歯磨き粉を使って歯を磨き、ゆすがずに終えるというのが最も良いかもしれません。
この方法なら虫歯にはなりにくく、口の中の食べカスや雑菌も残さないので、最も良いかもしれません。
ただ、やはり歯磨き粉を口の中に残すというのは、かなり抵抗があるかと思いますので、慣れは必要かと思います。
■外出時は伊達メガネをかける
目が良い人はメガネが不要かと思いますが、外出時は伊達メガネをかけるというのも良いかもしれません。
UVカットのメガネなら、紫外線をカットしてくれるので、目の病気になりにくくなります。
UVカットがなくても、目にゴミが入りにくくなるというメリットがあります。
加齢によって目の病気になりやすくなるのは仕方ないとしても、紫外線が原因となる目の病気も多いので、外出時だけでもメガネをかけるというのは目の病気予防に有効かと思います。
ただ、メガネのUVカットというのは寿命があるようで、5~6年程度で効果が薄れてしまうようです。
古くなったら買い換えるか、メガネ屋さんに相談するようにしましょう。
目が悪い人はコンタクトレンズを使ってるという人もいらっしゃると思いますが、目を傷つけるリスクもありますし、UVカットを考慮するとメガネの方が良い場合もありますので、もう一度どちらが良いか考えてみるのも良いかと思います。
また、夏は日差しが強く、サングラスをする人も多いと思いますが、色が濃いサングラスは注意が必要です。
色が濃いサングラスをかけると、視界が暗くなるため、光を集めようと瞳孔が開いてしまいます。
瞳孔が開いた状態で、サングラスの周囲から反射した紫外線が入ってしまうので、余計に目の病気になりやすくなるということです。
サングラスをかける場合は、色が薄めのUVカットのメガネを選ぶようにしましょう。
■タオルが臭う場合
タオルを長期間使っていると、洗っていても臭ってくることがあります。
雑巾のような臭いだと思いますが、これは水を餌とする菌が付着し、菌の排泄物が取れなくなり、それが増えてくるとだんだんと臭ってくるというものです。
洗濯してもなかなか臭いが取れなくなってくる場合があり、こうなると捨てて買い換えるしかないように思えます。
しかし、この臭いを抑える方法がありますので、ご紹介したいと思います。
小さめのタオルなら煮沸すると臭いが消えることがあります。
鍋に水を入れて沸騰させ、5分ほど煮沸をして、水ですすぐと臭いが取れます。
タオルに付着した菌の排泄物を熱によって取りやすくする効果があるようです。
ただ、バスタオルのような大きめのものは鍋に入らないと思いますので、バスタオルなどは風呂に40℃くらいのお湯を少し溜めて20分ほど浸けておき、その後は普通に洗濯するというものです。
私も試したことはありませんが、夏は菌が付着しやすいので試してみる価値はあると思います。
臭いを予防するためには、洗濯の時に臭いがつきにくくなる洗剤や柔軟剤を使ったり、タオルや服が汗などで濡れた場合はすぐに乾燥させるのが最も有効です。
もちろん、洗濯後もなるべく早く乾かす必要がありますので、外に干せない場合は乾燥機を使ったり、部屋干しの場合は扇風機やエアコンのドライ、除湿機などを併用して早めに乾かすようにしましょう。
とにかく、濡れた状態で長く放置しないことが重要です。
また、タオルのフワフワ感がなくなってきた場合は、洗濯後などにタオルの長い方の端を両手で持って、上下にバタバタと振ると、タオルのフワフワ感が戻ることがあります。
これは、長期間使ってタオルの毛が寝てしまったのを起こすために、フワフワ感が復活するということです。
ぜひ試してみていただければと思います。
■電子レンジでラップをかける時
電子レンジでラップをかけて長時間熱すると、皿が熱くなりすぎて指を火傷する危険があります。
これを回避する方法があるのでご紹介させていただきます。
電子レンジでラップをかける場合は、皿にラップをかけた後、皿の両側を少しめくり、熱を逃してやるようにします。
こうすると、皿が熱くなりすぎず、めくった部分の皿をつかめば、熱くないのでつかむことができます。
ただし、蒸気で火傷する危険もありますので、ラップをめくってから皿を持った方が良いでしょう。
ラップをめくる際も、蒸気で火傷する危険がありますので、十分に注意してください。
もしくは、道具をつかって皿をつかむ方法もあります。
小さめのものであれば、100円ショップなどにも売っていますので、探してみるのも良いかもしれません。
もしお悩みの方がいらっしゃったら、試していただけばと思います。