料理の知恵4

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前回に続き、料理をするときに役に立つかもしれない知恵を少しご紹介したいと思います。

 

■油を知る

油の種類というのは、実に豊富にあり、最初は何を使えば良いのか、迷ってしまうものです。
油は大きく分ければ、植物性の油と動物性の油があります。

動物性の油というのは、文字通り豚や牛などの動物の脂身などから取られる油で、バターやラードなどがあります。
植物性の油は、植物から取られる油で、多種多様の油があります。
食用油というと、通常は植物性の油のことで、サラダ油、キャノーラ油、オリーブオイルなどがあります。

油というと、摂り過ぎると太るというイメージが強い方もいらっしゃると思いますが、太りやすいのは動物性の油で、植物性の油であれば、血をサラサラにする効果もあり、むしろ痩せるのではないかという意見もあるほどです。
とは言いましても、あまりにも摂り過ぎると、健康を害する恐れがあるので、ほどほどにしていただければと思います。

焼く時に使う油は、何でも良いのですが、安い油よりは、高価な油の方が健康に良いものが多いので、あまりケチらない方が良いでしょう。
ただ、揚げ物で多めに油を使う場合は、高価なものだともったいないので、サラダ油でも十分かと思われます。
その他の焼き物は、オリーブ油やごま油などを使うと、健康にも良いので、意識して使うようにしましょう。

最近では、えごま油の効果が注目されていて、脳の血流をアップさせ、認知症予防やうつ病改善などの効果もあるそうで、摂取している方が増えているようです。
少量をそのまま飲むという方法でも良いそうです。
ただ、こういったものは高いですし、それほど長持ちはしないので、経済的に厳しい人には、毎日摂取するのは難しいかもしれません。

油については、種類によって効能が違いますので、ぜひ色々と調べてみて、自分にあった油を探してみていただければと思います。

 

■刻みニンニク

肉などの焼き物を作る時、ニンニクを使うと思います。
焼き物だけでなく、カレーや中華料理など、様々な料理で刻んだニンニクを使うかと思います。
ニンニクは健康にも良いですし、味もおいしいので、様々な料理で使った方が良いものです。

しかし、毎回ニンニクを買ってきて刻んで使うのは、結構面倒なものです。
私も昔はそうしていましたが、今は最初から刻んであるニンニクを買って使っています。

調味料と同じ扱いで、刻んであるニンニクが売っていますので、使っていない方はぜひ試してみていただければと思います。
味は本物のニンニクほどではないですが、風味を手軽に加えることができますし、ニンニクを刻む手間がないので、重宝します。

 

■ピーマンのヘタの取り方

私はピーマンが好きなのですが、ヘタと種の部分を取るのが面倒で、何か良い方法はないかとネットなどを調べたことがあります。
それまではピーマンを半分に切って、ヘタの周りを少し包丁で切ってから、ヘタと種を取り除いていたのですが、実は簡単な方法がありました。

ピーマンを切る前に、ヘタの部分を上から親指で、中に思いっきり押しこむのです。
ヘタと種が中に入ってしまうので、そのまま取り出すか、ピーマンを切って取り出しても良いです。

ヘタの部分が切り離されているので、簡単にヘタと種を取り除くことができます。
私と同じ苦労をされている方がいらっしゃったら、試してみていただければと思います。

 

■包丁を研ぐ

包丁の切れ味が悪くなってきたら、買い換えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、買い替えなくても、包丁を研げば切れ味が復活します。
包丁を研ぐと言うと、面倒だと思う方もいらっしゃるかもしれません。

確かに昔であれば、砥石などで時間をかけて研いでいたものと思いますが、最近では簡単に包丁を研ぐグッズも売られています。
私もおもちゃのような包丁を研ぐグッズを、半信半疑で買ってみたのですが、実に簡単に切れ味が復活しました。

グッズによって使い方などは異なりますが、私の使ったものは、包丁をはさんで10往復ぐらい前後させるだけで良いもので、本当にそれだけで切れ味が復活しました。

包丁の切れ味が悪いまま使い続けるのは効率が悪いので、こういったものを定期的に使って研ぎ、切れ味の良さをキープするようにすると良いでしょう。

 

■目玉焼きはソースか醤油か

目玉焼きの調味料は、ソースか醤油かで意見が分かれることがあります。
もちろん、好みなので、どちらでも良いのですが、ソースをかければ洋食、醤油をかけると和食の風味になると、私は思います。

つまり、和食で目玉焼きが出た場合は醤油を、洋食で目玉焼きが出た場合はソースをかけるというのが普通な気がします。
和食だろうが、洋食だろうが、絶対にこっちが良いと言われる方は、それでも良いですが、ソースは海外産で、醤油が日本生まれですので、そういった区別があるくらいは覚えておいて損はないでしょう。

まぁ、コロッケは洋食なのに、醤油をかける人もいらっしゃいますし、それもおいしいので、必ずしも和食、洋食の区分があって、そうしなければいけないわけではありません。
国を超えて、様々な食材と調味料を使うというのも、とても良いことだと思いますので、あくまで一意見として受け止めていただければと思います。

 



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