経営者目線で考える12

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今回も経営者目線で、様々にことについて考えてみたいと思います。

 

■就職面接での変な質問

就職面接する際に、たまに変な質問をされることがあるかと思います。

例えば、ネットにあった情報では、
「100円ショップで買えるもので、人間が1時間飛び続けることは可能ですか?」
という質問があったそうです。

このような質問をされた方としては、なぜこういうことを聞くのかと思ってしまうかと思いますが、腹を立てたり、適当に答えるというのはもちろんNGです。
「無理だと思います」という答えも、面接官からの評価は確実に下がります。

「可能だと思います」と答えた場合、「では、どうすれば良いですか?」と必ず返されますので、その方法を考えておかなければなりません。
その後に、しどろもどろになってしまっては、この人物は平気で嘘をつく人だと、面接官から評価されるでしょう。

この質問は、本当に人が飛び続けることができるかどうかは、ほとんどどうでも良く、求職者が臨機応変に受け答えができるかや、きちんと自分で考えようとしているかを見ています。
さらに、もし優秀な回答ができれば、この人は論理的思考力に優れている人か、良いアイディアを瞬時に生み出せる人だと評価は上がるでしょう。

つまり、この質問でそれだけの能力が分かるということです。
面接マニュアルに載っていそうなありきたりな質問では、用意していた回答をされてしまいますので、突拍子もないことを質問するわけです。

営業職の面接の場合、
「このペンを私に売ってください」
という質問というかテストのようなものがあったそうです。

これも営業力を見るためですが、やはり面接マニュアルにはないことを質問をして、その人の頭の回転の早さなどを見ています。
この質問の場合、もちろん「このペンを買ってください」というだけではNGで、このペンは有名人が使っていたペンですなど、曰く付きの商品にしたり、機能やメーカーの優れた部分を紹介するなどの対応力が必要でしょう。

面接を受ける側としては、面接マニュアルに頼るのではなく、何を聞かれても良いように、普段から臨機応変に対応できる能力を身につけておいた方が良いということです。

 

■部下をいたわる

会社内で自分が上司になった時、部下から慕われる上司になるというのは意外と難しいようです。
部下から慕われなければ、部下のやる気も出ず、業績が下がってしまうかもしれませんし、部下への指示もしづらくなってしまいます。

部下から慕われたいなら、部下をなるべくいたわるようにしましょう。
普段から、部下の様子をよく見ておき、たまに肩を軽く叩いて「がんばっているな。問題ないか?」と声をかけたり、メールなどをする際、「いつも会社のためにありがとう」と付け加えると良いでしょう。

上司がちゃんと部下である自分を見てくれていると思えばやる気を出しますし、日頃の努力に感謝されれば会社のためにもっと頑張ろうと思うはずです。
こういった上司は必ず部下から慕われるようになります。

そのためには、普段からきちんと部下の状況を見ておく必要がありますし、何か仕事上のミスがあったり、体調不良などがあれば、すぐに対応してあげることも必要でしょう。
そういったことの積み重ねが、部下からの信頼につながり、会社の成績にも影響してくると思います。

部下にどう接すれば良いか分からず、部下を放っておいたり、あまり構ってあげないような上司では、部下はついて行こうと思いません。
部下をいたわるという気持ちで、普段から部下の気持ちを考え、部下の努力を見守るようにしましょう。

 

■競馬予想ソフト

以前、競馬予想ソフトが全然当たらないというネットの書き込みを見たことがありますが、あまりそういったものを頼りにしない方が良いでしょう。

競馬予想ソフトと言っても、様々あるかと思いますが、そんなに予想が的中できるなら、わざわざそのようなソフトを開発して儲けようとしなくても、自分で競馬をやって儲けているはずなのです。

単に過去のデータから分析して、統計的に予想するソフトであれば、当たる可能性は多少高まるかと思いますが、それも所詮統計データからの予想なので、外れることも多いでしょう。
問題は的中率が何%なのかというところかと思いますが、それほど高いパーセンテージにはならないと思います。

もちろん、的中率はソフトによるとは思いますが、やはりあまり過信できるほどのものではないと考えられるのです。
競馬予想ソフトを使うなら、そのくらいの覚悟は必要でしょう。

こういったものを使う場合も、経営者目線で考えてみることが重要です。
メーカーは、なぜこのようなソフトを作ったのかや、どのような方法で予想しているのかなどを考えてみるべきです。

経営者目線で考えることで、そういったことを調べるようになるかと思いますし、そのソフトを使用すべきかどうかが自ずと分かってくるかと思います。

 

■化粧品の使用期限

化粧品にも使用期限があります。
意外と知られていませんが、女性用の化粧品だけでなく、制汗スプレーや日焼け止めクリームなどにも使用期限はあります。

口に入れるわけでもないのに、なぜこのような使用期限があるのでしょうか?

メーカーの説明では、開封後に酸化や菌などによって劣化することがあるためとのことです。
もちろん、その可能性はあるとは思いますが、使用期限を過ぎて使用しても、それほど問題はないかと思います。

ものによっては、使用期限が3ヶ月と非常に短いものもあるのですが、そんなに短い使用期限があるというのは、早く使わせて商品の回転率を上げているのではないかとも思ってしまいます。
使用期限を設けることで早く使い切らせて、次の商品を早く買ってもらえれば、メーカーはそれだけ利益を上げることができるというわけです。

ただ、これは私の勝手な想像にすぎません。
もしかしたら、何年も放置していた商品を使ったら、品質が劣化していて皮膚が荒れたなどと消費者が裁判に訴えてくるのを、使用期限というもので防いでいるのかしもしれません。

経営者目線で考えるなら、これらような推測はできますが、理由はメーカーによって異なるのかもしれません。
このように、化粧品などで使用期限が書かれてあったら、経営者側の立場で考えてみるのも良いかと思います。

 



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