思考能力が低下する要因2

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前回は短期的に思考能力が低下する要因についてお話しましたが、今回は長期的に見て、思考能力が低下する要因を考えてみたいと思います。

 

■生活習慣

長期的に考えて思考能力が低下する要因として、大きく影響を与えると思われるのが生活習慣でしょう。
睡眠不足、食生活の乱れ、運動不足、過度なストレスなどが挙げられます。

睡眠不足が続くと、自律神経も乱れてイライラすることも多くなり、頭が冴えずに思考能力が低下する要因となります。
睡眠時間が短いと、それだけ脳の休憩する時間も少なくなり、頭の回転に支障をきたす場合があります。

脳は寝ている間に情報を整理していると言われています。
記憶している情報の中で、あまり使われていないものは忘れ、頻繁に使われる情報をいつでも使える状態にするという作業を、睡眠中に行っているようです。

そのため、睡眠によって脳を休ませ、情報を整理してもらう必要があるというわけです。
逆に睡眠時間が長すぎる場合も、血の巡りが悪くなり、頭の回転も悪くなる可能性がありますので、適度な睡眠時間にする必要があります。

食生活についても、偏ったりせずバランスの良い食事を摂るようにすることが必要です。
脳に良い栄養を摂ることが重要ではありますが、それについては、テレビやネットの情報番組や本などを普段からよく見るようにして、血流を改善するものや、脳に良い成分を調べて、積極的に摂取するようにしましょう。

食べ過ぎについても、健康に悪影響を与えるだけでなく、消化にエネルギーを使われ、脳のエネルギーが不足することで思考能力が低下する可能性がありますので、普段から食べすぎないように注意してください。

運動も脳のためには重要な役割があります。
普段から運動不足の人は、血流が悪くなって脳に必要なエネルギーが回らなくなったり、精神的なダメージを受けると、脳が働かなくなってしまうこともあります。

運動と精神力は関係ないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、普段運動をしている人は、自然と自分に自信が持てるようになり、ちょっとやそっとのことでは動じなくなってきます。
そのため、毎日何かしらの運動をしている人は、ポジティブ思考となり、精神面でも強くなり、脳の思考能力にも良い影響を与えてくれます。

毎日運動するのは難しいという人は、体操やストレッチでも良いので、身体を動かすことを習慣にしましょう。

過度なストレスというのも、同様に精神的なダメージを受けますので、思考能力に悪影響を与えます。
普段の仕事や人間関係などで、常にストレスを受け続けている人は、だんだん思考が悪くなってくる場合がありますので、上手にストレスを発散する方法を探すか、ストレスを受けないような環境に逃げるなどを考えましょう。

普段の生活習慣というのは、思考能力に影響を与えるだけでなく、自分の健康にも関わってくるものです。
生活習慣が悪いと自覚されている方は、改善できないかを考えてみるようにしましょう。

 

■飲酒、温度、感情

前回の記事で書いたように、短期的な思考能力低下の要因として、飲酒や高温状態や感情的になることを上げましたが、これが長期的に続く場合、やはり長期的にも思考能力が低下し続けてしまう恐れがあります。

お酒を飲みすぎて泥酔すると、当然思考能力はかなり低下してしまいますが、毎日のように飲みすぎる人は、思考能力が低下し続けてしまう恐れがあります。
お酒が強い人なら影響は少ないかもしれませんか、それでも脳の活動を停止させるような行為を続けているようでは、良い影響があるとは思えませんので、お酒に強い人でもほどほどにするようにしましょう。

高温状態についても、真夏にクーラーを使わずに毎日過ごしていると、頭がぼーっとしてしまい、思考能力が低下する恐れがあります。
体質によっては脳の機能に影響がないという方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり真夏にクーラーを全く使用せずに過ごし続けるのは、身体にも脳にも良くない可能性がありますので、暑さに強い方でもなるべく身体を冷やすようにしましょう。

感情的になるというのも、毎日のようにイライラしたり、他人を怒ったりするような人は、思考能力が低下する可能性があります。
他の記事に書きましたが、良い思考をするには、静かな場所で冷静に考える必要があり、イライラしているような状態では、良質な思考ができません。

普段からイライラするような人は、自律神経が正常でない可能性もありますので、精神科医などに相談するのも一つの方法です。
そこまでではないという方は、なるべく他人の言うことを気にせず、嫌なことがあってもすぐに忘れるようにして、冷静でいるようにしましょう。

 

■単純作業

脳は、使わないと機能が低下し続けてしまいます。
若いうちは大丈夫かもしれませんが、成人を過ぎてからは、脳は使わないと衰え続けてしまいますので、普段から脳を使ってあげる必要があります。

仕事が工場の作業や、決められた作業を続けるといった単純作業だけだと、思考能力が低下してしまう可能性があります。
これは脳を使わないため、どんどん脳が衰えてしまうためです。

だからと言って単純作業の仕事をするなというわけではありません。
仕事で脳をあまり使わないという人は、普段から脳トレやゲームなどで、脳を使うようにしましょう。

仕事で頭を使うという方も、同じ仕事を続けるような仕事の場合は、慣れてしまって、あまり脳を使わなくても仕事がこなせるようになってくるものもあります。
ルーチン化していると、本人は頭を使っていると思っても、それほど脳が働いていないこともあるのです。

なので、単純作業の仕事ではないという人も、なるべく脳トレなどをして頭を働かせるようにしましょう、
脳トレと言っても難しく考える必要はなく、テレビゲームやテーブルゲームをしても良いですし、テレビのクイズ番組や、パズルができる本などでも良いです。

普段の仕事であまり頭を使っていないと思う人は、なるべく脳トレなどで頭を使うようにしましょう。

 

■自分で考えない

最近増えているように感じてしまうのが、○○さんが言っていたからとか、このデータがあるかとかばかりで、自分の意見がないという人です。
つまり、人に頼ってばかりで、自分で考えようとしない人が多いということです。

こういった人は思考能力が低下してしまう可能性があります。
もちろん、他人の意見や科学的根拠などのデータは重要ではありますが、自分自身はあまり考えていないのです。

科学的根拠や統計データなどは様々あり、そういったデータを集めて分析し、さらには専門家や知人の意見などを聞いて、自分はどう考えるのかということが重要です。
にも関わらず、誰かがこういったいたからとか、こういうデータがあるからと、一部のデータだけを挙げて、他人を批判する人が多いように見受けられます。

重要なのは、そういったデータや意見を踏まえて、自分がどう考えるのかです。
一部のデータだけを取り上げて、他人を批判するなどは見苦しい行為ですし、自分の考えを述べないのは、単に責任逃れのようにも思います。

専門家が言っていたからと言って、正しいとは限らず、その意見を他人に押し付けるのもおかしいのです。
専門家の意見を踏まえて、自分も考え、その考えを述べるのが正しい議論かと思います。

自分で考えることをしないというのは、恐らく無意識なのでしょう。
理系の人なら、考えるという行動が身に染みついていますので、自然と行えますが、文系を進んできた人は、記憶が中心だったので、自分で考えるということを自然とできない可能性があります。

もちろん、必ずしもそうとは限りませんが、私も理系の難しさを身をもって知っていますので、そのくらいの差が出てしまうのは有り得ない話ではないと思います。
文系理系に関わらず、自分で考えるということを怠らないようにしましょう。

 



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