頭が悪い人の特徴3
前回に続き、頭の悪い人の特徴について、考えてみたいと思います。
■想像力が低い
頭の悪い人は想像力が低く、先を読む力が足りません。
深く考えずに話すことも多いので、机上の空論になっている可能性も高いのです。
どう考えて失敗すると思われるのに、「こうすれば良いんだ」と、こちらの意見も聞かずに言い張ることも多いのです。
こういった人は、他人の意見を聞く耳を持たず、何を言っても無駄になる場合が多いでしょう。
しっかりと先を読んで、結果をシミュレーションすることができれば、考えを改めることもあると思うのですが、頭の悪い人はそういった考え方をせず、自分が正しいと思い込んでしまっています。
何を言っても聞いてもらえない時は、実際にその人にそれをやってもらって、痛い目を見てもらうしかない場合もあります。
失敗してからでないと気づかない人もいるということです。
もちろん、そうなる前に、こうなると結果を伝えて止めることができればベストではありますが、頭の悪い人はなぜか痛い目を見ないと納得してくれないものです。
どう考えても説得が難しい場合は、放っておいて痛い目を見てもらうというのも一つの手ということも覚えておいた方が良いかと思います。
■目先のことしか考えない
上記の通り、頭の悪い人は先を読む力に欠けますので、目先のことしか考えない人も多いものです。
明日10万円もらえるのと、1年後に5万円を毎年10年間もらえるのは、どちらが良いかと聞かれた場合、前者を選んでしまいがちです。
計算すればすぐに分かりますが、トータルの金額では後者の方が、前者より5倍多くもらえます。
このように明白な損得勘定であっても、頭の悪い人は目先のメリットだけを考え、前者を選ぶことが多いのです。
今で言えば、トランプ大統領が良い例でしょう。
トランプ大統領は、中間選挙の票を獲得するためだけに、貿易規制などをしてアメリカ国民の利益を優先していると言っていますが、後々のことを考えれば、アメリカ国民だけでなく、世界にも経済的にマイナスになることばかりをしてしまっています。
頭の良い人は、その先に何が起きるのか、大体のことが見えておりますので、このような人物が大統領であることが、非常に残念に思っているかと思います。
「損して得取れ」という言葉もあるように、実際に今は損をしていても、後で利益があるような行動をする方がメリットが大きい場合もあるのです。
皆さんも、目先のことだけ考えるのではなく、その後どうなるかを想像し、考える力を身につけていただければと思います。
■改善策を出せない
ネットの書き込みで多いのが、文句ばかり言っていて、改善策を出さない人です。
ただ文句を言いたいだけのようにも見受けられる人が多いのです。
自分の考えと違う場合、間違っていると書きたくなるのは分かるのですが、それならどうすれば良いのか、改善策を書くべきです。
それがないのであれば、ただ文句を言うだけのイヤな人になってしまいます。
国会の予算委員会で、与党に対して野党が改善策もないのに、文句を言うのも同様です。
この法改正はダメ、このやり方ではダメと言うだけで、ではあなたならどうするのか、という意見がない場合が多いのです。
以前も書きましたが、文句を言うだけなら子どもにでもできることです。
頭の良い大人が文句を言うなら、改善策を述べるようにしましょう。
本当に考えている人なら、必ず改善策があるはずなのです。
相手の意見に反論するなら、その理由も述べるようにしましょう。
どうして相手の意見がダメなのかを言わなければ、相手も納得しないでしょう。
なるべく具体的に、どの部分がどういった理由で良くないとか、だからこうした方が良いとか、それをするならこうした方が良いのではないかなど、具体的にすればするほど、意見に説得力を持ちますし、相手も聞いてくれる確率が高くなります。
■すぐに感情的になる
頭の悪い人は感情的になりやすいと言われています。
相手と意見が合わないだけで、頭に血が上ってしまって、大きな声で文句を言ってくる人もいらっしゃいます。
ネットの書き込みの場合でも、ひどい言葉で罵倒してくる人もこれに該当します。
感情的になってしまうと、視野が狭くなり、思考能力も低下してしまうものです。
そうなると、人の意見にも耳を傾けることもなくなってしまいますし、冷静な判断力も失うことになります。
頭の良い人になりたいと思うなら、常に冷静でいることです。
すぐに感情的になってしまうような人は、相手にとっても迷惑ですし、周囲の人から恐れられてしまって、孤立してしまう可能性もあります。
相手と意見が食い違っていたとしても、すぐにバカな人だと思わず、どうしてそのような意見になるのか、詳細を聞くようにしましょう。
相手の意見が間違っていると判断できたとしても、感情的になるのではなく、冷静に相手が間違っている部分を指摘したり、自分の意見を述べるようにしましょう。
相手に詳細を聞けない場合は、他の人に聞いたり、自分で情報を収集して調べるようにしましょう。
相手の立場に立って、なぜそのような考えになったのかを考えてみるというのも有効です。
世の中には多種多様な人が存在しているわけであり、人によって意見が異なるというようなことはある意味当たり前でもあります。
すぐに感情的になって相手を責めるのではなく、相手の意見を尊重した上で、冷静に間違いを諭したり、自分の意見を述べるようにしましょう。
わたしは人格の問題というよりも、障害の問題な気がします。
頭の悪さというのがあるのかは分かりません。
例えば、統合失調症の方は、目先の事しか考えられない特徴を持つ人も居ます。
わたしは一般的に頭が悪いと言われている方たちには、何かしらの身体的欠陥があるような気がしてなりません。