脳を鍛えるにはどうすれば良いか
頭が良い人間に近づくには、普段から脳を意識的に使う必要があります。
では、具体的にどのように脳を鍛えれば良いかをご紹介していきましょう。
■本で知識を身につける
読書は、知識を得るために非常に効果があります。
もちろん、内容にもよりますが、何も本を読まないよりは、何らかのものを読んだ方が良いでしょう。
内容は、小説やエッセイなどよりも、推理小説や歴史小説などがオススメです。
推理小説は、読者に犯人やトリックを推理させるものが多く、脳のトレーニングにも効果的です。
歴史小説は、史実でも作り物でも、過去の賢人たちの考えや、過ち、戦略などから様々なことを学べます。
もちろん、ノウハウ本や知識本などは、そのまま自分の知識として取り入れられるので、最も有効です。
漫画などでも、知識を得られるものもありますので、漫画だから読まない方が良いということはありません。
要は、常に自分の成長につながるかを考え、この本は自分にとって有益かを見極めて読むことです。
本を早く読める人は、どんとん乱読すれば良いと思いますが、そうでない人は、無益な本を読んでも時間の無駄ですので、しっかり見極めましょう。
本屋さんで目次を確認したり、少し中身を読んで役に立つかを見極めるのが最も確実です。(あくまで少しです。長い間立ち読みするのは止めましょう。)
また、インターネットのレビューを見るのも判断基準になるでしょう。
■テレビで知識を得る
テレビを観ることで、知識を得ることもできます。
と言っても、音楽番組やお笑い番組では、あまり効果は期待できません。
ニュースや、情報番組、クイズ番組などがオススメです。
ニュースは、もちろん世の中の最新情報を得るために役に立ちます。
情報番組というのは、生活で役立つ情報や、色々なノウハウなどの情報を提供してくれる番組で、きちんとした番組であれば、役に立つことが多いです。
クイズ番組では、一般常識を取り入れることができます。また、脳のトレーニングにも良いでしょう。
最近はインターネットの普及などの原因で、テレビの視聴率も落ちていますが、まだまだ役に立つ番組も放送されていますので、どのような番組が自分のためになるかを見極め、集中して観ると良いと思います。
インターネットの動画サイトでも、番組によっては同様に知識を得ることができます。
こちらは、あまり役に立つ番組は少ないかもしれませんが、好きな時に好きな番組を観れるメリットがありますので、有効に使いましょう。
■ゲームで脳を鍛える
ゲームというと、子供の遊びと思われがちですが、実は脳のトレーニングに非常に効果的なのが分かっています。
簡単なゲームでも、脳を活性化させることができ、高齢者のアルツハイマー病の解決策として用いられることもあります。
テレビゲームなどは、最も脳のトレーニングに良いでしょう。
アクションゲームは、瞬間的な決断の連続を迫られ、常に、どう操作すれば最も良い動きかを判断しなければならないので、かなり脳が鍛えられます。
また、シミュレーションゲームなどでも、じっくり戦術を考えることにより、脳をフルに使うことができるでしょう。
トランプや将棋、チェスなども、脳をかなり使いますので、効果的です。
簡単な四則演算を繰り返すゲームでも、非常に脳を使うことが分かっていますので、こういったものを毎日やるとやらないとでは、頭の良さに大きな差が生まれることにもなるでしょう。
ゲームは遊びというイメージが強いので、敬遠されがちですが、脳のトレーニングには非常に有効な方法であることは間違いないので、是非とも積極的にゲームをすることをオススメします。
ただ、あまりゲームばかりするのも良くないので、脳トレとはいえ、ほどほどにしておくようにしましょう。
1日数分~数十分くらいで良いでしょう。
■身体を鍛える
身体を鍛えるのは、脳を鍛えることと関係ないように思えますが、実は運動は脳にとっても良いのです。
適度な運動は、脳を刺激し、活性化します。
運動する前の脳と、運動した後の脳では、脳の活性化領域があきらかに広がり、脳を刺激していることは実験で分かっているのです。
毎日、軽い運動をすることで、脳にも良い影響を与えていることは間違いありませんので、健康のためにも、身体を動かすようにした方が良いでしょう。
また、食事の咀嚼回数を増やすことも、脳にとって良い刺激になります。
あごを動かして咀嚼することにより、脳の働きが良くなるのです。
ガムなどを噛むと、脳の力を発揮できるようになるので、普段からガムを噛む習慣をつけると良いでしょう。
また、脳のエネルギーは糖分ですので、頭を使う仕事をする時は、チョコレートなど甘いものを食べて糖分を補給すると良いようです。
このように、脳を鍛えるにも、いろいろと方法があります。
ただ、一番重要なのは、普段から常に脳を鍛えることを意識しておくことです。
頭を使えば使うほど、頭は良くなります。
このことを忘れず、脳を鍛えて頭の良い人に近づいていきましょう。