物事を多角的に考える12

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前回に続き、様々な事象について、多角的に考えてみたいと思います。

 

■批判するなら改善案を出す

以前もこのサイトで書いたかと思いますが、ツイッターやSNSなどのネットの書き込みなどで、批判的な意見やコメントを書く人が多いですが、批判をするなら改善案を出すべきでしょう。
昨今の政治家たちも、他党の批判ばかりで、自分たちはこういう政策方針でこういった信念を持っているというものがありません。

何度も言いますが、批判をするだけなら子どもでもできるのです。
頭の良い大人なら、改善案を出しましょう。

改善案がないなら、批判をする資格はないかと思います。
これを言うと、映画のレビューをするのに、自分が映画を作るわけではないなどと言われる方もいらっしゃいますが、こういうストーリーだったら良かったとか、こういう演出だったら良かったなどの、より良いアイディアくらいは出せるはずであり、何もそういう映画を自分で作らなければならないわけではありません。

要は、誰しも当事者に、より良いアイディアを提案して、今後改善してもらうようにできるということです。
批判だけだと、どのように改善すれば良いのか分からない場合が多いのです。

逆に言えば、批判だけして改善案を述べないような人は、頭が良くない人の可能性が高いので、そういったネットの書き込みには、改善案を教えてくださいというような返信をすると、批判が収まる場合が多いです。

私も、このサイトで政治家などに批判的なコメントを書くことが多いですが、必ず改善案を出すようにしております。
皆さんも、コメントを書く際などは十分にご注意いただければと思います。

 

■ニュースのコメンテーター

テレビのニュース番組では、コメンテーターが解説する番組もありますが、このコメンテーターにはしっかりしてほしいと思う時があります。
頭の良いコメンテーターであれば、的確に解説ができるので、なるほどと思うことも多いのですが、そうでない人が解説していると、がっかりしてしまうことがあるのです。

コメンテーターの中には、事件の結果だけを見て、強く批判的なことを言う人も多いですが、内容をよくよく見て判断する必要があります。
これはネットのコメントなどでも同じです。

例えば、親が子どもに体罰を加えたなどのニュースで批判的なコメントをしてしまったのに、実は子どもの方が他の子をいじめたので、体罰を与えたという内容の場合があります。
体罰のやり過ぎは虐待となりますが、1発2発殴る程度であれば、適切な体罰かと思います。

逆に体罰を与えなければ、その子のいじめが加速してしまうことになり、必要な体罰だったと言えます。
こういうこともありますので、批判的なコメントを言う前に、よくよく内容を見て判断する必要があるということです。

また、ニュース番組の司会者が綺麗事を並べるのは仕方ないですが、コメンテーターが綺麗事を並べる必要はなく、むしろ厳しく切り込むべきでしょう。
コメンテーターが理想論を語っているのをよく聞きますが、現実的はうまくいかない場合が多いはずであり、もっと物事の本質を見抜いてほしいと思うこともあります。

テレビの解説者としてコメントしている以上、世間への影響力は大きいと言えますので、しっかりと物事を見て、的確に判断した上でコメントしていただきたいと思います。

 

■学力よりも必要なもの

東大生など学力が高い人ともなれば、受験勉強をがんばって頭の良い人というイメージを持つ人が多く、尊敬されたり就職に有利になったりします。
しかし、勉強ばかりができても、それで頭が良いというのは少し違います。

以前も書きましたが、頭の良さには2種類あり、記憶と知恵に大きく分けることができます。
学力が高いということは、記憶の面は優れていることは確かですが、知恵があるかどうかは別問題です。

勉強ばかりしていて全く遊ばなかった人などは、世間の流行も分からず、周囲の空気を読めずに嫌われてしまうこともあります。
こういった人は、知識はものすごいものがありますが、残念ながら知恵が少し足りないと言わざるを得ません。

飲み会の場などでも、勉強してきた知識をひけらかす人もいらっしゃいますが、こういった人は、つまらない人だと思われてしまいます。
学力の高い人同士であれば、そういった話でも盛り上がりますが、世の中はそうでない人の方が多く、場の空気が読めないと思われ、嫌われてしまう可能性が高いでしょう。

学力が高いというのは、素晴らしいことではありますが、もっと知恵をつけて、人の気持ちを理解できるようにしなければなりません。
そのためには、読書でそういったことを学んでも良いですが、やはり友人と遊んだり、旅行に行くなどの経験を積むことです。

遊んでばかりでもいけませんが、勉強ばかりでもダメということです。
勉強ばかりしてきたという方は、少し考えてみていただければと思います。

 

■キラキラネームについて

キラキラネームの何がいけないのかというネットの書き込みがありましたが、デメリットはいくつかあります。

キラキラネームというのは、自分の子どもに変わった名前の当て字をつけることですが、以前も書いた通り、子どもには罪はないのですが、こういった名前を付ける親は、頭が悪いと思われる可能性が高いということです。
親の頭が悪ければ、子どもも遺伝で頭が悪い可能性があり、就職に不利になることが多いようです。

もちろん、キラキラネームだから必ず頭が悪くなるというわけではありませんが、世間一般のイメージとしては、そのように思われてしまう可能性が高いということです。
人材採用をする面接官も、地雷を踏みたくはないと思うのは仕方のないことです。

また、他のデメリットとして、大地震や無差別大量殺人事件などで、多数のけが人が出た場合、キラキラネームの人は、緊急治療が遅れてしまう可能性があるとのことです。
カルテなどを見て、名前を呼ぶことがあるのですが、読み方が分からないとかなり困るというのを、医師が語っていたのを聞いたことがあります。

この場合、命にも関わることですので、極力キラキラネームは控えた方が良いということです。
これから子どもの名前を決めるという方は、十分に注意してただければと思います。

 



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私自身、未熟なことは重々承知しておりますので、批判的なご意見を書き込んでいただくのは大いに結構なのですが、どこをどう改善すれば良いか分からないコメントも多いため、できましたらどの部分がどういった理由でダメなのかや、改善策も述べていただけますと幸いです。