どんな政治が善政なのか

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政府は2014年には消費税を8%に引き上げると発表しました。
2015年までには10%にするとも言っています。
財源がなければ仕方ないことだとは思いますが、これは善政なのでしょうか。

 

■不況の時ほど税率を下げる

政治というのは、本来国民のために行うものであり、政府主体となってはならないものです。

不況の時に税率を上げてしまうと、国民はさらに苦しむことになり、消費が落ち込み、さらに不況となってしまいます。
本当の善政は、景気が良い時に税率を上げて政府の財源を蓄え、不況になれば税率を下げて景気回復を促すのです。
今は完全に逆になってしまっています。

政府は復興増税とか言ってますが、それは単なる名目でしょう。
東日本大震災の復興という名なら、国民が納得してくれるというだけで、いいように利用しているだけです。

 

■財源の確保は難しいのか

財源が無くなって、国の借金がどんどんと増えているので、増税も仕方ないことだとは思いますが、その前にやるべきことは山ほどあります。

まずは、政治家や公務員の給料を減らすことです。
世界と比べても、日本の公務員の給料は断トツに高いようです。
公務員に給料を払うための増税かと思ってしまうほどです。

社会保険の支出が増えすぎていて、収入が増えていないのも原因だとニュースで見ましたが、それを税金で賄おうとするのは間違いです。
社会保険の支出が増えているなら、現場の状況と原因を調査し、元を断たなければ焼け石に水です。
高齢化や医師不足の問題もありますが、医療費が必要以上に高額になっているのが原因ではないでしょうか?

他にもたくさんありますが、それらの問題解決を行った上で、それでも財源が足りないなら、増税するというのが正しい順序だと思います。
今の政府は、復興もそっちのけに、真っ先に増税だけを進めているという印象しかありません。

 

■年金制度は必要なのか

年金問題も、今や大問題となっています。
高齢化、小子化が進み、財源となる若者が減っているのに、支出となる高齢者が増えすぎているため、支払う年金額は高くなるのに、貰える年金がどんどん減り、年金を貰える時期もどんどん遅くなっています。

今の年金制度は、今の若者が払っている年金を、今の高齢者が受け取っていますが、そもそも、このシステム自体に問題があるのです。
この方法は、今のような少子高齢化社会が進むと崩壊します。

積立方式で、その人が年金を納付した額だけ、年金を貰えるというシステムなら、このような問題は起きません。
ただ、今からこの方式に移行するのは、高齢の人が多いので、財源が確保できず、難しいでしょう。

私は、年金制度自体が必要なのかが疑問に思っています。
年金制度を強制にするのではなく、今の年金機関も民間に移行して任せてしまい、国でやる必要はないように感じます。

年金がほしい人だけ、民間の年金機関に納め続けて、退職してからもらうようにすれば良いのです。
貯蓄した財力があり、年金不要な人に年金を払う必要はありません。

もちろん、年金の納付をしていなかったのに、老後にお金が無くて困るという無計画な人も出てくるでしょうが、そういう人は少ない年金を貰っていても必ず苦労します。
そういう人のための、生活保護があるわけですから、そちらに任せれば良いでしょう。

 

■歴史上の賢人に習う

日本や中国の歴史に出てくる賢人は、本当に素晴らしい人たちが多いです。
善政を敷き、国民のために政治を行うのです。

戦国の世でも、軍事費が足りないからと言って、税を重くすれば国民が苦しみ、返って国が弱くなります。
賢人たちは、自分の命をかえりみずに、皇帝や王に、税を軽くし治水や開墾、商業発展を進めることを訴え続けるのです。
皇帝や王は、耳の痛い話をする部下を殺してしまうこともあるので、命がけなのです。
実際に殺されてしまう賢人も、たくさんいました。

今の日本の政治家で、命を賭けて政治を行なっている人が一人でもいるでしょうか?
政治家の皆さんには、こういった歴史上の賢人を見習ってもらい、少しでも国民のためを考え、善政を行なってもらうようにしていただきたいものです。
 



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