物事を多角的に考える7
前回に続き、様々な事例から、物事を多角的に考えてみたいと思います。
■声が大きい人
普段の声が大きい人は、豪快とか明るいイメージがありますが、残念ながらあまり頭が良くない可能性があります。
もちろん、全ての人がそうではありませんが、そのような傾向がある可能性は高いでしょう。
声が大きいということは、自分の主張を通したいという表れでもあり、相手を威圧したいという性格でもあります。
居酒屋などで周囲がうるさかったり、相手の耳が遠くてやむを得ず声が大きくなる場合は仕方ないですが、普段の声が大きい人というのは、このような特徴があります。
しかし、頭が良い人というのは、声を大きくしなくても自分の意見が論理的で正しいという自信もあり、大きな声でなくとも相手を説得できるのです。
無駄なエネルギーを使用しないために声は大きくならないということです。
自分の意見が通らないと、大声で相手を威圧したりするのは、あまり良いことではありません。
もし、自分の声が大きいと気づいたら、感情的になってしまっていることが多いと思いますので、一度冷静になり、誰の意見が本当に正しいかや、相手の気持ちなども考えるようにしましょう。
■負けず嫌いの人
負けず嫌いの人というのも、同様に感情が強いという性格があるかと思います。
以前も少し書きましたが、負けず嫌いというのは、競争が必要な分野では良い性格ではありますが、あまり感情的になるのはほどほどにした方が良いです。
例えば、車を運転していて、後ろの車に追い越されたら、負けず嫌いの性格が出てしまって、追い越し返すような人は少し危険です。
そのせいで、相手の車もスピードを出してしまって、事故になるという可能性も出てくるでしょう。
負けず嫌いの人というのは、感情を優先してしまう傾向にありますので、冷静に考えることも必要です。
時には退くことの重要性も知っておく必要があります。
もちろん、スポーツの試合や、仕事で競合他社と張り合って、負けず嫌いの性格が出てがんばることは非常に良いことです。
そういった分野では問題ありませんが、ゲームや人間関係などで、あまりカッとなることがないように気をつけましょう。
状況を冷静に判断した上で、これについては負けても良いと思うくらいの心の余裕が必要です。
負けず嫌いの性格の人は、十分に注意していただければと思います。
■背が低い人
私も背が低い方なのですが、背が低い人のほとんどが、背が高くなりたいと思うようです。
ただ、私は別に背が低いままでも構いませんし、むしろ背が低いままの方が良いと考えています。
確かに、男性でも女性でも、背が高い方がモテる傾向にあるようです。
女性の場合は背が低くてもモテる場合がありますが、女性も背が高くなりたいと思う人は多いようです。
これは、他の生物も同じで、人間以外のほとんどの生物は、大きい方が強いとされてきました。
もちろん、実際もそうで、体格が大きい個体の方がパワーがあると言えます。
そのため、体格が大きいオスが、他のオスを蹴散らしてメスを獲得し、子孫を残してきたという経緯があります。
小さい生物が他の生物を威嚇する時に、自分を大きく見せるのも、自分の方がパワーがあるということを示すためかと思われます。
大きい自分の方が強いと思わせることで、相手を追い払う効果があります。
そのため、人間も背が高い方がモテるということなのでしょう。
しかし、人間は知性を持った生き物であり、パワーがなくとも武器などの道具を使うことができます。
何が言いたいのかと言うと、人間の場合、背が高くなくても知力が高ければ強いということです。
実際、人間よりもはるかに強い猛獣を、道具を使うことで捕獲したり狩ったりできるのです。
人間の場合は、むしろ小さいほうが強いのではないかと思うこともあります。
例えば、すごく背の高い人と、すごく背の低い人が、同じ銃で撃ちあった場合、背が高い人の方が的が大きいために、殺されやすいです。
素手での格闘の場合は、背が高い方が有利と思うかもしれませんが、そうとも限りません。
背が低い方は、高い人よりも体重が軽いために、すばしっこく動けるため、スピードで勝ります。
パワーでは劣るので、攻撃が当たったり、つかまれたら負けるかもしれませんが、一般的にパワーファイターよりもスピードファイターの方が強い傾向があります。
いくらパワーがあっても、スピードが遅ければ、捕まえることも、攻撃を当てることもできないからです。
もちろん、様々な人間の特徴がありますので、必ずそうというわけではありませんが、人間の場合、背が高い方が強いとは限らないということです。
まぁ、いくらここでそのような話をしましても、結局は背の低い私の負け惜しみではあるのですが、こういった理由から、私は背が高くなくても良いという考えになっております。
仮に、神様が現れて、背を高くしてあげようと言われても、絶対に拒否します。
背が高いことのメリットは、モテる以外にも、高いところに手が届いたり、多数のスポーツで有利ということがあります。
ただ、背が低いことによるメリットもありますので、同じように背が低い人がいらっしゃったら、考え方を変えてみていただければと思います。
■電子書籍が売れない理由
以前も少し書きましたが、電子書籍が登場して時間が結構経ちましたが、あまり売れ行きは良くないようです。
これは、PDFを直接販売していないからと思われます。
現在は、各本屋や出版社がバラバラに、専用リーダーで読める電子書籍を販売している状態で、これでは消費者も安心して購入することができません。
その専用リーダーでは不安があるからです。
その本屋が倒産して、専用リーダーが使えなくなったら、購入した電子書籍はどうなるのかや、スマートフォンがバージョンアップされた時に、専用リーダーが動かなくなるのではないかなどの不安があります。
PDFを直接販売してくれれば、リーダーはたくさんあるので、どのPC、どのスマートフォンでも確実に見れるという安心があり、私もPDFなら購入したいのですが、不正コピーなどの心配から、そのような販売をしてくれません。
このため、電子書籍の売上が伸びないのですが、出版業界の人たちも、相変わらずそれが分かっていらっしゃらないようで、踏みきれていないようです。
もちろん、不正コピーの心配はありますが、その心配は現状でもあることです。
つまり、紙の本をPDF化して、不正コピーするというのは、やろうと思えばできるということです。
出版業界の方たちは、このことを理解し、専用リーダー縛りを止めて、PDFを直接販売していただきたいものです。
PDFを直接販売した方が、電子書籍の普及につながるでしょう。
不正コピーが少し発生するリスクは確かにありますが、その損害を差し引いても、利益が上がる可能性が高いと思います。
電子書籍が普及しない理由に、紙の本の方が良いというのもありますし、確かに紙の方が手軽で見やすいというメリットもあります。
ただ、電子書籍には、電子書籍のメリットがありますので、紙と電子書籍の両立はあるかと思いますが、その問題とPDFの問題は別です。
いち早く出版業界の方たちに、これらを理解していただいて、PDF販売をしていただきたいものです。
また、音楽や動画の電子ファイルのネット販売に関しても同様です。
専用プレイヤーでしか再生できないということであれば、消費者は同様の心配から、買うことができなくなります。
これも、音楽ならMP3形式、動画ならMPG形式を販売するということが必要でしょう。
不正コピーが心配なら、技術を駆使して、コピープロテクトをかけるということも不可能ではないと思いますので、そちらの開発を優先すべきかと思います。
面白いです!話してる時に論点や
前提条件や背景の認識が違っていて、
たまに喧嘩になりそうな時がありました。賢い人はもっと大変なんだと思います。自分は今プロとアマチュアの違いを考えいまして。プロからアマチュアになるには、英検でいう、ステップ1。3級(やれば取れる)ステップ2.2級(続けられる人は軽く取れる)ステップ3。1級(時間と、質、量が大幅に増大する)
ちなみに1級がプロと仮定します。
賢い人はステップ3までの行き方を知っているため、賢いのですかね〜〜?
どう思います?
ブログ頑張って下さい^ ^
はじめまして。たまたま子供の国語の記述問題の解答が気になり、『多角的に考える』というワード検索からこちらにたどり着きました。
『声が大きい人=あまり頭が良くない』と書いてあることが、誤解を招く内容であるように感じたため、コメントさせて頂きます。
確かに、居酒屋などで周りを気にせずに大きな声で話す方は、良くないと思います。しかし、お酒が入ると多くの方は、少し声が大きくなるものかと思います。
私は、声楽を学んでいたこともあり、
自然と腹式呼吸になりがちで、声は大きめです。
また、実家が商売をしていたため、小さい声でぼそぼそと話すことは、活気がないと言われ育ちました。
大学卒業後、食品メーカーに勤務しましたが、その時も新入社員研修で大きな声で話すように指導されました。
特に顔が見えない電話の応対は、明るく元気な声で話すことが基本だと私自身も感じていたため、
少し気になりコメントさせて頂きました。他のページに目が通せていない為、的外れなことを書いていたら、すみません。
ひまわり様。
コメントいただきまして、ありがとうございます。
おっしゃることはごもっともかと思います。
全ての声の大きい人が、頭が悪いというつもりは一切ありませんので、誤解を与えてしまったなら、大変申し訳ありませんでした。
また、ぼそぼそと話す人が頭が良いという意味で私が意見を言っているわけではありませんので、その点についても誤解を与えてしまったようで、大変申し訳ありませんでした。
ただ、論理的に話す人や、要点を的確に突けるような頭の良い人は、声を大きくしなくとも、その言葉自体にインパクトがあるという意味で記事を書いておりますので、そのようにご理解いただけますと幸いです。