物事を多角的に考える3

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今回は、物事を多角的に考える方法というよりも、事例などを踏まえて様々なことを考えてみたいと思います。

 

■物事の裏を読む

物事の裏を読むくせをつけましょう。
ニュースなどを見ていても、裏を考えてみないと分からない部分もあります。

例えば、100歳をも超える高齢者の方々に、「長寿の秘訣は何ですか?」とインタビュアーが聞くシーンをよく目にします。
大抵の高齢者の方は「長寿の秘訣はない」と応えます。
この時、「長寿の秘訣がないことが、長寿の秘訣なんですね」というコメントがありますが、裏を考えてみましょう。

長寿の秘訣がないから長寿なのではなく、元々体質が丈夫な人が長生きできるのであり、こういった人たちは健康面をあまり気にしなくても良い人たちです。
大抵の人は、人生のどこかで病気になったりして、その時から健康を意識して気を遣うようになるのですが、時すでに遅しか、もしくは元々病弱で長生きできないのです。
つまり、長寿の秘訣はないという人たちは、体質として身体が丈夫な人たちですので、何も参考にできる部分はなく、自分の健康のことは自分できちんと管理する必要があるということです。

また、「あなたは胃下垂だから太らなくていいよね」という意見を聞くことがありますが、これも逆だそうです。
胃下垂だから太らないということはなく、痩せている人が胃下垂になりやすいとのことです。
痩せていて筋力が弱いと、胃の周りの筋力も弱まり、胃が落ちてきやすいそうです。

もう一つの例として、流行語大賞を取った芸人はその後売れなくなるというジンクスがありますが、これも逆と私は思います。
トーク力のある芸人さんは、一発ギャグなど考えなくても売れますが、トーク力のない芸人さんは一発ギャグなどで話題を呼ばなければならないことが多く、そういった人たちだけが流行語大賞を取るということです。
しかし、トーク力がないのが致命的となり、その後売れることはないというのが見解です。

物事には表面だけ見ていても分からないことが多々あります。
なるべく裏に潜んでいる物事を考えるように努力しましょう。

 

■問題を個別に考える

何か目標に向かって進行しているのに、問題が発生したからその全体がダメだと否定するのは、よくよく考えてみる必要があります。
その発生した問題は、中身には関係ないこともあり、そういった場合は全体を否定するのが乱暴になってしまうことがあります。

例えば、マイナンバー制度です。
マイナンバー関連で色々な問題が起きています。
汚職事件もありましたし、マイナンバー詐欺であったり、マイナンバーの配達の遅延などがありました。
ただ、これらの問題があったからといって、マイナンバーの制度自体がダメというわけではないはずです。
発生した問題は一つ一つきちんと対応していけば良い話であり、制度自体を否定する要因とはなりません。

ただ、マイナンバーのセキュリティ面や管理体制に問題がある場合は、制度にも影響があると考えます。
これらは、きちんと政府や役所の方々に対応していただきたいものです。

また、沖縄の基地問題があります。
米軍機の事故が多いとか、米軍兵の暴行があるから、沖縄から基地をなくさなければならないという意見も乱暴かと思います。

残念ながら、万が一戦争が勃発した際には、沖縄に基地が必須であり、どうしても沖縄に基地があった方が日本にとってメリットがあります。
基地関連で様々な問題が発生していますが、これらは個別に対応していけば良いことであり、基地自体をなくさなければならないということにはなりません。

東京オリンピックの問題も同様でしょう。
国立競技場もそうですし、エンブレムの盗用疑惑もありましたが、これらと東京オリンピック誘致は別問題です。
問題があったからと言って、東京オリンピック自体を否定することにはならないはずです。

ただ、競技場の問題に関しては、別問題とは言い切れません。
現在の日本は、東日本大震災の復興過程にあります。
こちらの方に尽力すべきであり、東京オリンピックは時期が少し早すぎた感があります。

この東日本大震災復興中のため、建築のための材料や人件費が高騰しており、国立競技場の建設費用が破格の金額になってしまっています。
誰がこんな費用を負担しなければならないのかと言えば、やはり東京都民や国民の税金となってしまうかと思いますが、皆さんにもこういった問題があるということを考えていただければと思います。

 

■ひっくるめて考えないこと

誰かが問題を起こしたからと言って、まとめて全体が悪いという表現をする方が多々いらっしゃいますが、それこそ本当に乱暴かと思います。

近年では、アメリカのドナルド・トランプ氏の「イスラム教徒はアメリカに入れるべきではない」という発言は賛否両論あり、様々な意見があります。
私はやはり、テロが発生しているからといって、イスラム教徒全ての人たちをひっくるめて考えるべきではないと考えます。
悪いのはイスラム国を名乗ってテロを起こしている人たちであり、本当のイスラム教徒の人たちは真面目で優しい方々です。

よく例えとして、包丁を使って人を殺したという事件があった場合、その人が悪いのであって、包丁を作っている人が悪いということにはならないというものがあります。
包丁は料理で必要なものですし、多くの人たちが使っていますので、包丁を作ってくれている人を、包丁で殺した人と同等と考えてはならないということです。

この例なら「当たり前だろ」と言われてしまうかもしれませんが、例を変えると、以前ファイルを共有するソフトウェアがあり、映画や音楽などの著作権があるものを、様々な人がアップロードして共有したため、ソフトウェアの製作者が逮捕されるという事件がありました。
悪いのは違法なデータをアップロードした人たちであり、ソフトウェアの製作者は悪くないはずです。
包丁と全く同じ例なのですが、なぜかソフトウェアの製作者が逮捕されています。

また、凶悪犯罪者になる人は、アニメやゲームオタクが多いから、アニメやゲームは良くないという意見を聞いたことがありますが、これも乱暴というものです。
人間関係がうまくいかず、孤独となってしまった人がアニメやゲームに逃げたりすることが多いのですが、そういった人の中から人間不信となってしまった人が凶悪犯罪に走ることがあるため、こういった事例が多いのかと思います。

仮にアニメやゲームを世の中から排除したとしても、凶悪犯罪はなくなりません。
つまり、アニメやゲームが人間に悪い影響を与えて凶悪犯罪に走らせるというわけではないということです。

こういったことをよく考えもせずに発言することないよう、気をつけましょう。

 

■賞には対象者なしを作るべし

ノーベル賞はとても素晴らしいものではありますが、毎年受賞者を出すのはいかがなものかと思います。
毎年必ず受賞者を出さなければならないとなると、今年はあまり優れた人がいないという年であっても、受賞者を決めならければならず、賞自体の質がどんどん下がってしまいます。

これを回避するためにも、該当者なしを作るべきかと思います。
決してノーベル受賞者の方々を批判するわけではありませんが、質を維持するためには、そのようにした方が良いと私は思います。

芥川賞や直木賞も同様かと思います。
イベント的にやっている感もあるので、良いと言えば良いのですか、やはり質が年々低下してしまうことにもつながりますので、優れた作品がない場合は、受賞者なしという年があっても良いかと思います。

これについては、反対意見も多いと思いますが、あくまで私個人の見解ですので、ご了承いただけますと幸いです。

 



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