頭が良い人の特徴2
誰かが頭の良い人かどうかを判断できれば、意見を参考にしたり、その人に相談できたりします。
頭が良い人の特徴を知っておき、周囲の頭の良い人を探してみましょう。
■話している内容をよく聴く
頭が良い人かどうかを判断するには、その人が話している内容で分かる場合があります。
話が理にかなっているかや、話の筋が通っているか、話の内容が論理的かどうかを、よくよく聴いて判断する必要があります。
当然、自分の頭が悪ければ、判断も難しくなりますので、全ての人ができるわけではありませんが、話をよく吟味してみれば、ある程度は判断できるでしょう。
話の内容を判断するのはなかなか難しいですが、その人の考え方は知ることができると思います。
話が論理的であれば、論理的思考ができる人ということになり、ただ御託を並べて話す人よりは頭が良いということになります。
話が理にかなっているか、つまり話が的を射ているかも重要な判断基準です。
すぐに話がそれてしまったり、解決法を聞いているのに解決方法になっていないことを話していたりする人は、あまり頭が良いとは言えません。
同じような内容の話を繰り返したり、当たり前のことを淡々と話すような人も、あまり頭が良いとは思えません。
その人の話し方にも注意しましょう。
真面目なことを聞いているのに、ヘラヘラと話すような人は頭が良いとは思えません。
ただ、どんなに変なことを言っていても、一旦落ち着いてよく考えてみれば、その方が良いということもあります。
その人は、単に話し下手だけど、頭の良い人かもしれません。
また、自分と意見が合わないからと言って、その人を頭が悪いという扱いをするのは良くないです。
自分と意見が違うと、その人と反発してしまいがちですが、冷静に考えてみて、自分が間違っているのかを考えた上で、その人が間違いかどうかを判断しましょう。
もちろん、自分が間違っていなくても、その人の意見を参考にする必要はあります。
自分が常に正しいという偏見は捨て、他人の意見をよく聴く習慣を身につけた方が良いと言えます。
そういった習慣が、人の頭の良し悪しを判断する能力となります。
■理系か文系か
話している人が、理系か文系かも大きな判断基準となるでしょう。
理系の人は、論理的思考ができる傾向にありますので、頭が良い人も多いと言えます。
ただ、文系だからダメというわけではありません。
文系の方は、知識が豊富な人が多く、その知識から正しい判断、的確な選択ができる人も多いです。
理系の人は文系の人に嫌われがちですが、本当は文系の人が話を参考にするなら、文系の人より論理的思考ができる理系の人の方が良いと言えます。
変なことを言っているようでも、それが素晴らしい意見だったという場合もあります。
偏見で理系はダメとは考えず、よく内容を聴いて、頭が良い人かどうかを判断していただければと思います。
誰かに相談する時や、意見を参考にする時は、その人が理系か文系かを考慮しましょう。
理系の人は論理的に考えてくれると思いますし、文系の人は知識を教えてくれるかもしれません。
自分の知りたい内容によって、参考にする人や意見を考えるというのが正しい判断と言えるでしょう。
■質問してみる
その人が頭の良い人かを知りたい時は、質問したり、カマをかけてみるというのも手です。
何かの話題について話している時に、深いところを質問してみましょう。
頭の良い人であれば、的確な答えが返ってくると思いますが、そうでない人は回答に詰まってしまうかと思います。
「子どものいじめはなくならないよね」
「いじめの根本的原因は何だと思う?」
「いじめられている子どもの両親が学校や政治のせいにして、自分たちのせいだとは考えていないなら、永遠に解決しないと思うよ」
頭があまり良くない人なら、深い部分を聞かれると、
「えっ?それは・・うーん・・」
と答えに詰まってしまうか、
「いじめている子が悪いに決まっているだろう」
と、的を射ていない回答をしてしまうでしょう。
質問の答えについては、自分が知らなくても大丈夫です。
要は、相手がきちんと回答できるかを見ます。
もちろん、頭が良い人でも、答えを知らない場合もあります。
ただ、頭の良い人は、知らないことはきちんと知らないと言いますし、何らかの解決方法を提示してくるでしょう。
例えば、専門家の誰に聞いたら良いとか、インターネットでこのサイトを調べてみて、などの回答をするはずです。
頭の良い人であれば、質問した時に的確な回答をしてくれますので、どんどん聞いてみて、より詳細な説明をしてもらうようにしましょう。
ただ、質問をしている自分の知力が低いと、相手に理由を聞かれて困ってしまったり、相手が悪巧みをする人だったら、自分が騙されてしまう場合もあるので、注意してください。