面白い雑学
今回は知っているとちょっと得する雑学を少しご紹介させていただこうと思います。
■100%当たる天気予報は不可能
どんな人でも気になる天気予報ですが、時々外れることがあると思います。
100%当たる天気予報は不可能なのでしょうか?
科学が進化していけば、雨雲や風の動きなどの計算精度が高まり、的中率が上がっていくとは思いますが、100%当たるというのはやはり不可能です。
これは、気象状況がカオスだからと言えます。
カオスというのは混沌という意味ですが、物理学の中の用語として、物理学上計算できないという意味になります。
天気は、様々な現象が複雑に絡み合い、単純の風の動きや雨雲の動きを予想すれば良いというわけではありません。
その時の気温や湿度、大気にある空気中の成分、海水の温度、他の場所の空気の流れや、人や生物による影響もあります。
こういった様々な要因があるために、ある程度は予想できるものの、確実に天気が予想できるわけではないのです。
例えば、今、私が東に移動しようが、西に移動しようが、その場にとどまるかは私の意思で決められることであり、物理学上、計算はできるものではありません。
人がたくさん移動すれば、湿度や大気の要素などに影響を与えることもあり、天気も物理学上、正確に計算ができないということになります。
突然ゲリラ豪雨が発生したり、竜巻が起こったり、大雪が降ったりなど、天気予報が外れることがよくありますが、これも昨今の地球温暖化による異常気象の影響で、予想が難しくなっているためでしょう。
天気予報を過信せず、どのようなことが起きても大丈夫なように備えておくようにしましょう。
■毒の持つ生物の見分け方
都会ではあまり毒の持つ生物に遭うことはありませんが、田舎に帰ったり、旅行などで山や海に遊びに行った時、毒を持つ生物に遭遇する危険があります。
日本ではあまり心配するほどの遭遇率ではありませんが、念の為に知識を持っておくことは良いことでしょう。
毒を持つ蛇は、頭が少し大きくなっているのが特徴です。
コブラもそうですが、頭が三角形状に膨らんだ蛇は、毒を持っている可能性が高いです。
毒を持っていない蛇は、胴体から頭までまっすぐ棒状になっています。
まぁ、蛇を見かけたら、近づかないのが一番です。
蛇も人を怖れるはずですので、下手に刺激しないようにしましょう。
毒蜘蛛は、身体の模様がまだら模様になっているのがほとんどかと思います。
いかにも毒を持っていそうな蜘蛛は、危険ですので、触れないようにしましょう。
他の生物でも、毒を持っていそうな生物は、大抵、まだら模様だったり、光沢のある色をしていたりします。
毒を持っていそうだと思ったら、触れずにそっとしておくのが賢明です。
毒を持っていそうな模様なのに、毒を持っていない蜘蛛や生物もいます。
これは、毒を持っていると見せかけることで、天敵から身を守るためにそうなっていますが、人間にも判別は難しいので、むやみに触れないようにしましょう。
■目を閉じて片足でバランスを取る方法
目を閉じると、平衡感覚を失ってしまい、片足で立つということが難しいと思います。
まぁ、あまりこういったことが必要な状況はないと思いますが、例えば、シャワー中に目を閉じて休めながら、足を片足ずつ洗う場合とかに使えます。
その方法は簡単です。
目を閉じると当然真っ暗になりますが、その暗闇の中に、頭の中でまぶたの裏に水平線を一本引いてみましょう。
不思議とバランスが取れるようになると思います。
真っ暗な状態だと、宇宙空間にいるかのように、左右や上下が分からなくなってしまい、バランスを失ってしまいますが、自分で水平線を引くことにより、バランスを取れるようになります。
興味がある人は試してみていただければと思います。
■FBIやCIAについて
よく海外映画やドラマに出てくるFBIやCIAについて、簡単に説明しようと思います。
まず、FBIはFederal Bureau of Investigationの略で、連邦捜査局と訳されます。
FBIの活動内容を一言で言えば、アメリカ全体の警察です。
各州で起きた犯罪は、その州の警察が取り締まるのですが、犯人が州をまたいで逃げた場合や、別々の州で起きた犯罪が同一犯である場合など、州の警察の管轄を超えてしまった場合に、FBIが出てくることになります。
もちろん、重大な凶悪犯罪事件を扱うなど、活動内容は幅広いですが、基本的にはアメリカの犯罪を扱う組織であり、海外で捜査することはありません。
アメリカの犯罪者が海外に逃亡したとしても、FBIがそれを追って捕まえるという権限はなく、その国の捜査機関にまかせることになります。
国が違えば、当然、法律も取り締まり方法も変わってくるので、FBIと言えども自由に捜査できる権限はないのです。
一方、CIAはCentral Intelligence Agencyの略で、中央情報局と訳されます。
こちらは、活動内容のほとんどは公開されていませんが、基本的にアメリカという国の安全を守るために情報を集める機関であり、海外情報やテロの情報など、重要な情報が集められ、政府や軍に活用されていると言われています。
CIAついては、謎の多い組織ですが、スパイのようなものを他国に送り込んで、情報収集をするということは行われていると思います。
ただ、スパイですので、あからさまにCIAと名乗ることはできず、実際に行われているかどうかを知るすべはありません。
日本でFBIが活躍するアニメなどもありますが、これは現実では間違いだということです。
CIAについても、アメリカ以外の国でCIAの諜報員が活動することは、あったとしても名乗ることはできませんので、そういった映画やドラマも現実世界では、間違いということになります。
ただ、あくまで映画やドラマの話ですので、内容を楽しむ分には問題ないでしょう。
他にも面白い雑学があれば、別の機会に紹介させていただこうと思います。