食事と健康法
あらゆる生物にとって、食べることは重要なことです。
食べなければ生きていけませんし、何かを食べることでその生物を形作っています。
では、人間がどんな食事を取れば、健康や体型を保てるかを考えていきましょう。
■食べた方が良いものと食べない方が良いもの
何でもバランスよく取った方が良いですが、なるべく食べた方が良いものは、野菜や魚です。
野菜を多く摂取すると、様々なメリットが生まれます。
健康に良いことや、太りにくいことはもちろんですが、肌が綺麗になったり、若さを保つことができたりと、意外なメリットもあります。
魚を多く摂取すると、頭が良くなったり、身体が丈夫になるなどのメリットもあります。
また、食べない方が良いものは、お菓子やジャンクフードなどです。
肉類や揚げ物もなるべく控えた方が良いでしょう。
まぁ、こういったものはおいしいので、ついたくさん食べてしまいがちですが、たまに楽しむ程度にしましょう。
肉類には栄養もあるので、たまに食べる分には問題ありません。
しかし、食べ過ぎると息や体臭が臭くなったり、太りやすくなるなどのデメリットが生じます。
揚げ物は、油分が控えめなら良いですが、油分が多いと太りやすくなったり、不健康になるので、取り過ぎに注意しましょう。
■食べ方にもコツがある
より多く栄養を取るには、知識もあった方が良いでしょう。
例えば、魚は調理すると、栄養分が少し落ちてしまうので、刺身で食べるのが一番栄養が取れると聞いたことがあります。
もちろん、だからと言って必ず刺身で食べる必要はありません。
焼いたり蒸したりしても十分に栄養が取れますが、より栄養を摂取できるのは刺身ということです。
また、果物など、皮ごと食べられるものは、なるべく全部食べた方が良いのです。
よく考えてみると、動植物の一部だけ食べるのは、栄養が偏りがちですが、丸ごと食べるのであれば、その動植物のすべての栄養を取ることができるのです。
ほとんどの食べ物は丸ごとは食べられませんが、りんごやぶどうなど、皮ごと食べられるものは食べるようにすると、栄養をたくさん取れます。
■腹八分目を心掛ける
栄養が取れるからと言っても、食べ過ぎには注意しましょう。
食べ過ぎると、胃腸に負担がかかり、病気になりやすくなります。
また、太り過ぎると、心臓にも負担がかかり、死に直結する病気になりやすくなります。
食事を取る時は、常に「腹八分目」を心掛けましょう。
満腹になると、眠くなりやすくなったり、いつも満腹まで食べていると、太りやすくなるなどのデメリットも生じます。
「結構食べたけど、まだ食べられるかな」
くらいで食べ終えるのがちょうど良いと思います。
食べ物を残すのはもったいないので、料理を作る時は多すぎることがないように計算しましょう。
外食なら、少しずつ注文し、量を調整するようにしましょう。
■食べるということは命を「いただいて」いる
食べる前に「いただきます」という家庭は、まだ結構あると思いますが、この「いただきます」は、本来、料理を作ってくれた人に対して言っているのではありません。
目の前の料理に対して、
「あなたの命をいただきます」
と言っているのです。
人間に限らず、動物は他の生物を殺して食べています。
あなたが毎日食べている料理は、誰かが動植物を殺し、調理され目の前にあるのです。
だからと言って、生きていくために食べない訳にはいきません。
食べる前に、両手を合わせ、死んでしまった動植物に感謝しましょう。
食べるという行為の真の意味が分かっていれば、暴食することもなくなるでしょう。
食事は、あなたの健康や若さ、体型に直結します。
常にそのことを忘れないようにしましょう。