先を読む力を身につける

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先を見通せる力があると、何かと便利かと思います。
先見の明とも言いますが、やはりなかなか簡単には未来は分からないものです。
ここでは、先を読む力を身につける方法を考えてみたいと思います。

 

■世の中の動向を掴んでおく

世の中の動向を常に掴んでおくようにしましょう。
ニュースや流行りモノなど注意して見ておくと、今後の動きが見えてくることがあります。

今、世の中ではどんな製品が流行っているのかや、政治ではどのような法案が議論されているのかなど、情報を常に得るようにしておくと良いでしょう。
そういったものに目を向けていると、次はこういった製品があったらいいなとか、こんな法律に変えれば良いのではないかなどが浮かんできます。
そのような推測は、他の人もしている可能性が高いので、実際に自分の推測したようなことが起こる場合があります。

私も、スマートフォンのような携帯が流行ることは20年くらい前に予想していました。
まだ携帯電話が普及し始めて間もない頃でしたが、コンビニでアルバイトをしていた時に、そのコンビニの固定電話の子機がタッチパネル式だったのを見た時です。

タッチパネル式と言っても、今のスマフォのような立派なものではなく、グリーン系の白黒で、ビニールが貼ってあって、指で押すとベコベコと凹むような画面でした。
しかし、番号のボタンがスクリーンに表示されていて、押すときちんと番号を押せますし、もちろんメッセージなども表示されます。

これを見た時に、携帯電話がこの形式になれば、電卓やスケジューラーにもなるだろうし、カラーになればゲームとかもできるのではないかと思いました。
ただ、それからiPhoneが出るまで15年もかかるとは思いませんでしたが、あの頃の思いつきは今でもよく覚えています。

まぁ、思いついたからと言って、そういった開発に携わったわけではありませんが、私も若い頃からコンピュータや流行りモノが好きでしたので、そのような予想ができたのかと思います。
流行りモノを常に追いかけておくことで、次に何が流行るかが予想できることがあるのかもしれません。

世の中の動向を掴んでおくには、テレビのニュースを毎日観るのが、最も手っ取り早いでしょう。
もちろん、インターネットや新聞、雑誌などで情報を得るのも有効です。
なるべく毎日チェックできるように、習慣にしておくと良いと思います。

 

■行動の前にシミュレーションをする

何か行動を起こす前には、その行動によってどのようなことが起こるかを、一度頭の中でシミュレーションすると良いでしょう。
考える前に行動してしまう方もいらっしゃいますが、状況によってどちらが良いかを判断した方が良いです。

考える前に行動した方が有効な場合もあります。
例えば、好きな異性がいて、どのようにデートに誘うかや、どのような告白をすれば良いかを色々と考えてしまうと、悪い結果しか予想できずに行動に移せなくなってしまうという方もいらっしゃるかと思います。
何も考えずに好きな人にアタックした方が、うまくいったというケースもあるかもしれません。

また、旅行をする時に、細かい計画を立てずに行ってしまうというのも、悪くはないと思います。
行き当たりばったりの旅も、思わぬ発見や予期せぬ出来事が起きたりして楽しめるものです。

ただ、ビジネスなどでは、慎重に考えてから行動した方が良いケースが多いのも事実です。
これから営業で自社製品をお客様に勧めるのに、何も考えずに出向いてしまっては良い結果が得られないかと思います。
きちんと説明方法や、質問への対処法などを事前に考えておかなければならないでしょう。

こういった時にもなるべく細かくシミュレーションをしておいた方が良いです。
この商品説明でお客様が理解できるか、お客様がどのような印象を持つかや、どんな質問が予想されるかなどです。

日常生活などでも、自分の行動によってどのような結果になるかを予想するクセをつけておくと良いと思います。
細かいことでも予想するようにしましょう。

例えば、買い物をする時に、この商品を買ったら、このように使用すれば、生活が便利になるだろう、などです。
この程度の予想であれば、当たり前のことと思う方もいらっしゃると思いますが、衝動買いしてしまって後悔する人も少なくないのです。
些細なことでも、行動の前にシミュレーションするクセをつけておくと、先を読む力が身についてくるかと思います。

また、行動の前にシミュレーションする必要があるかどうかは、状況に応じて決めましょう。
先ほどのように、あまり考えすぎてしまうと、うまくいかなくなる場合もあります。

何か行動を起こす際には、まずシミュレーションすべきかどうかを考え、シミュレーションした方が良いのであれば、じっくり考えるという習慣をつけておくと良いでしょう。

 

■2手、3手先も考える

先を読む力を身につける良い方法として、2手、3手先を読むということがあります。
行動の前にシミュレーションするのは良いですが、そのシミュレーションが浅いと、すぐにうまくいかなくなってしまうことがあるのです。

例えば、アパートの隣人の音楽がうるさいので、直接クレームを言いに行くとしましょう。
クレームを言って相手が謝って解決すれば良いですが、逆ギレされて自分に文句を言われる可能性もあります。
その場合は、他の迷惑している隣人を呼ぶか、大家さんも呼ぶかなどを考えるということです。

シミュレーションが浅く、クレームを言いに行っただけでは、逆ギレされた場合にそれ以上何もできなくなってしまいます。
相手は、隣人も気にせずに大音量で音楽を聞くような輩ですので、逆ギレされる可能性は高いと予想できます。
その場合の次のシミュレーションをしておく方が良いのです。

もっと言えば、2手目の大家さんを呼んでも引き下がらない場合も考え、3手目として警察を呼ぶと脅しをかけることも考えられます。
その先も考え、弁護士を使って裁判所に訴えるとまで言えば、さすがに引き下がるでしょう。
引き下がらなければ、実際にそうすれば良いのです。

大事なことであれば、シミュレーションする際に、2手も3手も先を考えた方が良いということです。

ただ、2手目、3手目のシミュレーションで考える量が膨大になってしまうケースもあります。
例えば、先ほどの自社製品の営業の話で、製品に対する相手の質問をシミュレーションする場合です。
製品によっては、どのような質問が来るのか予想しきれず、予想外の質問をされることもあるでしょう。

全ての質問を予想して回答を考えておくことができればベストですが、全ての質問を考えるというのは、どうしても無理があるかと思います。
アドリブで対応できればそれで良いですが、予想外の質問がきた場合は、「その質問に関しては、自社に持ち帰って後日回答いたします」というような、予想外の質問に対する回答をシミュレーションしておくという方法もあります。

このように2手目、3手目のシミュレーションが大変な場合もありますが、なるべく考えうることは全て考え、予想外の事が起きた場合も、その時にどのような行動を取るべきかを考えておくと良いと思います。

些細なことであれば、そこまで深く考える必要はありませんが、大事な行動を起こす場合は、2手も3手も先を考えるようにすると良いでしょう。

 

■知識を増やしておく

先を読むには、知識がたくさんあった方が良いです。
先ほどの、アパートの隣人とのトラブルも、裁判の話をするのであれば、法律の知識が多少なりにもなければそれを武器にはできません。

必要になってから調べても良いのですが、普段から知識を増やしておけば、予想外の事態にも対応しやすくなりますし、シミュレーション時に想定できる範囲も広がります。

知識を増やすと言ってもなかなか難しいですが、やはり普段から読書などをしておくのが良いかと思います。
法律や政治、経済など、役に立つ本を読んでおくと良いでしょう。
もちろん、テレビやインターネットからも情報は得られますので、役に立ちそうなものを得るようにしておくと良いです。

また、歴史を勉強するのもお勧めできます。
歴史は、ご先祖様たちが様々な苦難をどのように乗り越えてきたのか、どのような知恵で問題解決したのかが分かる非常に良いお手本です。
歴史を勉強しておくことが、先を読む力につながることになります。

なぜ歴史を勉強する必要があるのかと問う人がいらっしゃいますが、例えば川が氾濫して洪水が起きて多くの人が亡くなってしまった時、その川をそのままにしていたら、また大雨が降った時に洪水が起こってしまいます。
過去の教訓を活かすなら、川に堤防を作り、洪水が起こらないようにすることができるのです。
これは過去を知ることで、未来の災害を防ぐという行為になります。
こういった同じ被害を防ぐためにも、歴史を勉強することは非常に有効ということです。

過去に様々な苦難があり、ご先祖様がどのような対応をしてきたのかを学び、現在に活かすことで、これから起こることを予想することができ、さらに対応することができるということになるのです。

また、戦国時代の合戦では、常に敵の動きを読んで、こちらの兵をどう動かすかを決める必要があります。
兵の動かし方や計略などを学ぶことは、先を読む力を身につけることにもなります。

歴史はこういったことの宝庫ですので、先を読む力を身につけたい人は、本などを手に取ってみると良いでしょう。

先を読む時は、状況によってどのような知識が必要になるかは変わってきます。
普段から知識を増やしておくことで、様々なシミュレーションをすることができるようになるでしょう。

 



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