頭が良い人の特徴
色々な人と付き合っていると、この人は頭が良いなと思うことがあると思います。
頭の良い人が周囲にいると、困った時に助けになってくれますし、話しているだけでも勉強になります。
どういった人が頭が良い人かの特徴を見ていきたいと思います。
■話すスピードが速い?
一般的に、話すスピードが速いと頭の回転も速い人だろうと言われています。
何かを話すにも、当然考えながら話すので、どのような言葉が適切かを判断し、速く話せる人は、頭の回転も速いと思われます。
普段ゆっくりしゃべる人は、頭の回転もそれほど速くないと思われます。
逆に言えば、頭の回転が速い人ほど、考えを速く人に伝えたくなるために、話すスピードも速くなってしまうものです。
ただ、あまりに話すスピードが速すぎても聞き取りづらくなって、ついていけなくなる場合もありますし、ただのおしゃべり好きという可能性もあります。
本当に頭の良い人は、相手の話すペースに合わせることができます。
また、話すスピードが速くても、話がすぐに脱線してしまったり、無駄なことばかり話してしまう人は、頭の回転は速くとも、あまり頭が良いとは言えません。
客観的に見ましても、頭が良い人ほど無駄なことは話さず、的確な言葉を選んで、相手のことを思いやって話す傾向にあります。
つまり、本当に頭の良い人ほどあまり自分から色々と話すことはないのですが、無駄な話に脱線をすることなく、要点だけを的確に、相手の話すペースに合わせて伝えることができるということになります。
■決断が早い
頭が良い人は、決断力もあるかと思います。
当たり前と言えば当たり前かもしれません。
決断力は、早く正しい判断をすることですので、瞬時に選択肢の中からいずれかを選んだ後のことを予想し、どれを選べばよいかを導き出します。
頭の回転が速くないとできないことです。
日々の生活の中でも、決断が早い人は頭も良い人と思って良いでしょう。
例えば、何を食べるかをさっと決められたり、遊びに行くにも、どこに行けばより楽しめるかなどを、選択肢の中からすぐに判断できます。
優柔不断という性格は、良く言えば慎重という性格になりますが、正しい判断ができるのであれば、早いほうが良いに越したことはありません。
■合理的で要領が良い
これも当たり前かもしれませんが、合理的で要領が良い人ほど、頭が良いと言えるでしょう。
ただ、これは誰もがそうなりたいと思うことではありますが、なかなか難しいことです。
残念ながら、合理的で要領が良いというのは、理系の人の方が多くなります。
文系の国語や社会などは、ほとんど記憶さえすれば良いのに対して、数学では答えを出すためにどの方法が良いかを考えたり、物理の実験などでも結論にたどり着くために試行錯誤します。
この考える作業が苦手な人が多いので、理系に行くのが嫌われて文系に行く人が多いのですが、やはり理系の脳を持つ人の方が合理的になり、要領も良くなる傾向にあります。
もちろん、文系に進んだ方にも合理的で要領が良いという方もいらっしゃいます。
ただ、そういった人はやはり努力されているかと思いますので、もしそうなりたいと思う方がいらっしゃったら、脳トレなどをして脳を鍛えるようにすると良いでしょう。
■知識をひけらかさない
頭の良い人ほど、自分の知っている知識をひけらかしたりはしません。
知識をたくさん持っている人ほど、無駄に知識を出していてはキリがないからです。
逆に言えば、知識が少ない人ほど、知っている知識を使いたがります。
かく言う私も、子どもの頃は、初めて知った知識をすぐに自慢するようにひけらかしてしまっていた経験があります。
が、これは恥ずかしいことで、今では反省をしております。
まぁ、子どもの頃なので仕方がないと言えば仕方ないですが、頭の良い人であれば、必要な時以外は知識を出さないものです。
また、頭の良い人は、決して自分がそれほど頭が良いとは思っておらず、他人をバカにすることもありません。
この世には、自分よりももっと頭が良い人がたくさんいることを知っているからです。
他人をバカにする行為は、その人の心を傷つけ、その人のプライドをも切り裂いてしまいます。
人によっては怒ってしまってトラブルになりますので、決して他人を卑下することはありません。
他人を敬い、自分のことを頭が良いと思っていない人ほど、頭が良い人と言えるでしょう。
■面白いお笑い芸人は頭が良い
私はよくテレビでお笑い番組なども観るのですが、やはり面白い芸人さんというのは、間違いなく頭が良い人です。
やはりこれも話術が影響していて、頭の回転が速い人ほど、とっさに面白いことが思い浮かぶのです。
逆に、何も考えていないような、大声で叫ぶだけの芸風では、その時は面白くても、長くは続きません。
また、お笑い芸人さんはお笑い番組だけで稼ぐことは難しいので、レポーターだったり、番組の司会などをこなさなくてはならず、やはりトーク力が必要になるのです。
そういった時でも、頭の回転が速い人ほど、面白いことを話すことができるので、どんどん売れていくというわけです。
私も、もちろん番組が楽しいから観るのですが、よくそんな面白いことを思いつくものだと感心したり、話術の勉強と思って観させてもらったりしています。
皆さんも、面白いトーク術というのを学びたいなら、お笑いなどのバラエティ番組などを観ると良いかもしれません。
いくつかご紹介しましたが、他にも歩くスピードが速い人は頭が良いという話もありますが、これは私も正しいか分かりません。
確かに、頭が良い人ほど仕事もデキるので、忙しくなり、歩くスピードも速くなってくると考えられますが、必ずしも直結するわけではありませんので、歩くスピードが速いからと言って頭が良いとは限らないと思います。
他にも何かあれば、別の機会にご紹介させていただければと思います。
私は頭の回転そこそこで優柔不断の文系寄りな理系ウンチクお笑い大好きおバカだということが分かりました。