健康法のまとめ
誰にでも有効な健康法について、まとめたものを少しご紹介させていただければと思います。
■軽い運動を続ける
運動が健康に良いことは周知の事実ですが、普通の人はなかなか運動を続けるというのは億劫で、習慣化していない人が多いようです。
しかし、何もそのように身構える必要はありません。気軽な気持ちから始めていただくのが一番良いかと思います。
例えば、筋力トレーニングを習慣化したい人は、まず腕立て10回、腹筋10回をやってみるところから始めてみましょう。
このくらいなら、普通の人であれは1分ほどでできると思います。
そして、2日後にまた同じトレーニングをしてください。
そのまた2日後も続けて、1日おきに同じことをするようにしましょう。
しばらくすれば習慣化してきますので、ついでにスクワット10回をやってみたり、2セットに増やしてみたりして、徐々に回数を増やしたり、負荷を重くすれば良いと思います。
体調が悪い日は休んでかまいません。
運動が苦痛だと思っていては、なかなか習慣化しにくいので、楽しんでやるようにします。
ただし、激しい運動を続けるのは、逆に健康に悪影響を与えるので、あくまで軽い運動にとどめてください。
激しい運動をすると、活性酸素を生み出しますので、ガンなどの病気のリスクが高まります。
また、運動をしなければならないという思い込み自体もストレスとなってしまいますので、あくまで軽い運動をやりたい時にやるということを続けて無理のないようにしましょう。
仕事がデスクワークなどで、長時間座っているような人は、血流がとどまって健康に良くないので、こまめに休憩を取るなりして血流が滞らないように注意しましょう。
■食べ過ぎ、飲み過ぎに注意する
食事をする際は、腹八分目を意識しましょう。
お酒の飲み過ぎはもちろん、食べ過ぎも健康には良くないことです。
食べ過ぎると内臓にも負担がかかりますし、肥満の原因にもなります。
さらに満腹になるほど、消化にエネルギーが回ってしまって、脳のエネルギーが少なくなり、眠くなりやすいと言われています。
健康のためにも、普段の食事で食べ過ぎないように注意しましょう。
コーヒーは健康に良いということも最近では分かってきましたが、これも飲み過ぎは返って毒となります。
コーヒーは、多くとも1日3杯までにしましょう。
また、お酒ですが、「酒は百薬の長」と言われている通り、少量であれば健康に良いと言われています。
アルコールは身体を温め、血流もよくなりますので、1日2~3杯程度に留めれば健康に良いようです。(アルコール度数が高いものは控えてください)
ただし、それ以上は間違いなく健康を冒しますので、絶対に控えるようにしてください。
休肝日という言葉もあり、お酒をしばらく止めることで肝臓を休ませようということですが、これは非常に良いことです。
肝臓だけでなく、他の臓器も休ませて上げることで、臓器の寿命も長くなります。
短い期間の断食をすることで臓器を休ませてあげることができます。
ただ、食べなさ過ぎもあまり良くないので、毎日プチ断食をするのが最も有効かと思います。
これは、夜食べてから、次の朝の食事まで12時間程度の時間を空けることです。
食事の時間をうまく調整して臓器を休ませてあげましょう。
身体に良い食べ物は、納豆、ゴマ、りんご、レモン、味噌、アーモンド、にんにく、卵、サーモンなど、様々ありますが、摂取できる栄養素がそれぞれ違いますので、ご自分で調べていただければと思います。
■睡眠を十分に取る
睡眠はきちんと取りましょう。
寝不足は、間違いなく体調悪化につながります。
ただし、睡眠の取り過ぎも良くないようで、理想的な睡眠時間は1日7時間と言われています。
それ以上でもそれ以下でも、平均寿命は下がってしまうようで、1日7時間が最も寿命が長いというデータが出ています。
また、可能であれば、20分程度の昼寝をするのも良いと言われています。
昼食を取るとどうしても眠くなりますし、午前中の疲れもリフレッシュできるからのようです。
夜眠らなければならないのに眠くない時もあるかと思います。
そのような時は、不眠の解決法でも紹介しているようなことを実践していただければと思いますが、どうしても眠れない時は、眠らないという方法もあるようです。
一度起きて本でも読むようにしましょう。本を読んでいるうちに眠くなったら眠ります。
睡眠時間が短くなるので、その日の昼は1日眠い状態が続いてしまうかもしれませんが、我慢して眠らないようにすれば、その日の夜はぐっすり眠れるでしょう。
睡眠薬を服用するのはオススメできません。
薬に頼ると、その時は良くても根本的な解決はできませんし、睡眠薬に依存してしまう体質になってしまう危険があります。
■肌の手入れ方法
特に女性は、肌の手入れにこだわっていらっしゃる方も多いと思いますが、あまりに大量の化粧品を使うのは、返って肌に良くないと聞いたことがあります。
化粧品を大量に使い続けると、一時的にキレイになったとしても、肌に与えるダメージが大きいからと言われています。
肌は、元々キレイに保てるような能力が備わっていて、特に何もしなくてもキレイな状態を保つことはできるようです。
シミやシワが出来てしまうという方は、加齢の影響もありますが、普段摂取している食事に問題がある可能性が高いです。
また、太陽光の浴び過ぎは、紫外線の影響で肌がダメージを受けやすいです。
日本でも、北の方の女性は色白で美人が多いのに対し、南の方の女性は老けて見えやすいと言われるのは、紫外線の影響でしょう。
ただ、太陽光にはビタミンDが豊富にあり、太陽光を浴びること自体は健康に良いのです。
つまり、太陽光は健康には良いが、肌には悪いということになります。
長時間、外にいる場合は、日焼け止めクリームなどで紫外線を防ぐようにすると良いでしょう。
肌の手入れとしては、乾燥肌を避けるために、保湿クリームを全身に塗るだけが一番良いようです。
また、ヒートショック効果というのも、肌をキレイに保つには有効なようです。
ヒートショック効果とは、肌に熱い温度を与えることで、肌の再生効果を引き出すものです。
42度くらいの蒸しタオルを、顔に乗せて5分くらいそのままにするというのを毎日続けると良いそうです。
■ストレスを受けないようにする
ストレスを受けると、活性酸素が増えてしまい、ガンになりやすいと聞いたことがあります。
もちろん、ガンだけでなく、他の病気の要因ともなりますので、なるべくストレスがかからない生活を送る方が良いでしょう。
職場で、常にストレスがかかっている状態が続くようでしたら、転職を考えた方が良いかもしれません。
家庭内でも、人間関係のトラブルがあるようであれば、環境を変えることができないかを考えてみましょう。
日々の生活で、とにかくストレスを感じるようであれば、間違いなく寿命を縮めますので、その状況を変えられないかを考えてみましょう。
また、ストレスをあまり感じていないようでも、なるべく定期的にストレスを発散するようにしましょう。
ストレスを発散するには、自分の好きなことをすれば良いのです。
趣味でも良いですし、運動もストレス発散になります。
ただし、暴飲暴食はしないように注意してください。
■内蔵を温める
お腹を温めることは非常に大事なことです。
お腹には内臓があるからです。
内蔵が冷えると、身体を攻撃するウィルスや雑菌を殺せなくなり、臓器が危険な状態となってしまいます。
冬などの寒い季節は、内臓の温度を高く保つために、手足に血流を回さなくしてでも、内臓の温度を高く保つという身体の機能があります。
そのため、手足は真っ先に冷えやすいのです。
夏でも、お腹を冷やさないように注意しましょう。
お腹を冷やさなければ、内蔵も元気に活動でき、健康な状態を保てます。
免疫力を低下させないためにも、なるべくお腹を冷やさないように注意しましょう。
とりあえず、思いつくままに健康法のまとめを書いてみましたが、他にもあれば別の機会にご紹介させていただければと思います。