仕事の知恵

4 Comments


このサイトでも何度か紹介していますが、また仕事に役立つ知恵を少しご紹介できればと思います。

 

■問題は一つ一つクリアする

何か大きな仕事をしようとする時や、大きな問題が立ちふさがった時、対策などを考えても絶望的な場合があります。
多くの人は少し考えて諦めてしまったり、逃げ出してしまったりするかもしれませんが、このような場合でも少し冷静になって考えてみましょう。

まずは、実現にあたって何が問題なのかを一つずつ挙げていきましょう。
箇条書きでリストにするのも良いと思います。

そして、一つずつ問題の対策法を考えるのです。
一つ一つ真剣に考えて、それを解決する方法を全力で考え、クリアしていくと、いつの間にか大きな仕事や問題ができる可能性が大きくなっていくものです。

要は問題や懸念事項を細分化し、一つ一つ解決する方法を考えるのです。

全体の問題の大きさを一気に見て、
「それは無理でしょう!」
と他人に言われるようなことでも、問題点を細かく分けて、一つずつクリアしていく方法を考えていくと、できないと思われたことでも、できると思えてきます。

大局を見ることも必要ですが、問題の大きさを見てすぐに諦めてしまうのではなく、まずは問題点を細かく分けて、それぞれにどういった対応方法があるかを考えてみるようにしましょう。
その上で、どうしても一つの問題をクリアできないと分かったのであれば、その時に諦めるのでも遅くはないはずです。

 

■翌日もやる気を継続する方法

このサイトでも、やる気を出す方法をご紹介していますが、やる気を毎日継続させるのは、なかなか難しいものです。

そこでオススメなのは、一日の仕事終わりの時に、わざと仕事を中途半端な状態で、仕事を終えるということです。
中途半端な状態で仕事を終えて帰っても、気持ちがスッキリとせず、あまり良い気分ではありませんが、その気持ちを翌日まで持っていき、翌日はその作業を片付ける仕事から手をつけましょう。

そうすると、中途半端な仕事を早く終えてスッキリしたいという気持ちがありますので、すぐにその作業に着手し、集中して作業を終えることができるでしょう。
そのまま、次の作業に取り組めば、やる気を継続させることができるのです。

単純なようで、意外と効果的な方法かと思いますので、もしできる環境であれば、試していただけばと思います。

 

■名刺の管理方法

営業職の方や、他の会社の人と接することが多い人は、名刺の管理が面倒だと思う方も多くいらっしゃるかと思います。
あまり会わない人の名刺だと、紙のままどこかにしまっておいたら、いざ必要になった時に困った・・ということにもかなりかねません。

オススメできるかは分かりませんが、私が行っている方法は、名刺をもらったらすぐにスキャナかスマートフォンなどのカメラでデータにしてしまい、それをネットワーク上に保管するという方法です。
ファイル名は、その人の名前のローマ字と連番にして、フォルダ名は名刺をもらった西暦にして保管しています。

Dropboxというサービスがあり、そのネットワーク上のハードディスクに入れているのですが、必要になった時にいつでもどこでもスマートフォンから呼び出せます。
一応、名前や年から簡単に探せますし、画像のまま保存するので、わざわざ文字認識で苦労することもありません。

ただ、ネットワークが遅いとなかなか表示されないので、よく会う人の名刺は、直接スマートフォンにもコピーして入れています。
スマートフォンで名刺画像を見ると、サイズがちょうどよく、名刺を一枚一枚めくるような感覚で見ることもできるので、最初はちょっとした感動があります。

大手の会社などで、名刺を他の社員や他の部署とも共有したいということであれば、そういった本格的に顧客管理をしているサービスを利用するのが良いと思います。
それほど大きい会社でもなく、自分だけで名刺を管理すれば十分という方は、上記の方法で管理すると良いかもしれません。

 

■知ったかぶりが必要な時もある

知ったかぶりはあまり良くないことなので、知ったかぶりをせずに分からないことは教えてもらった方が良いというのは、このサイトでも述べてきましたが、時には知ったかぶりが必要な時があります。

プロの技術職にもなると、打ち合わせの時などでも、プロの受け応えが要求されます。
しかし、プロでも難しい分野の技術職だと、分からない言葉もあり、全てを完璧に覚えるのは無理があります。
打ち合わせの相手が、その分野に詳しい人だと、どんどん質問をしてくることもあると思います。

私もITのプログラマーとして、打ち合わせに出席することも多いのですが、もちろんITに関する全てのことが分かるわけではありません。
しかし、人によっては「こういうことは知ってて当然」という認識で話を進める場合もあります。
ただ、一応私もプロですので、そのまま相手の話に合わせて、何か聞かれた場合も適当に受け流す場合があります。

本当は分からないのに、明らかに知ったかぶりしていますが、そこで「分からない」と言ってしまうと、「プロとしてどうなのか」という目で見られる可能性もあり、会社の信用問題にもなりかねません。
状況に応じて、「その技術は分かりません」と言う場合もありますが、会社の信用や自分の信頼を落としてしまう可能性がある場合は、知ったかぶりをした方が良いかもしれません。

知ったかぶりをしてしまった時は、後で意味を調べるようにしましょう。

また、「この仕事ができますか?」と聞かれた時に、技術的にできるかどうか分からない場合でも、「できます」と応えるのも一つの手です。
少し賭けの要素が入ってしまいますが、できないと思われた仕事でも、分からない技術は勉強しながら全力で取り組み、その仕事が本当にできてしまえば、その時に言った「できます」は真実となります。

あまり勝算がない場合はオススメできませんが、仕事をする上で、そういったハッタリや知ったかぶりが必要になる時があるかもしれないということは覚えておきましょう。

 

■経営者目線で考える

日本の教育は、経営者を育てるための教育は全くしていないので、あまり起業して経営をやろうと思う人がいません。

しかし、一般社員であっても、経営者目線で物事を見るのは非常に重要なことです。
自分が経営者でなくても、経営者の立場に立って考えるようにしましょう。
一社員としては、意味のないような作業でも、経営者にとってみれば必要な仕事だということは往々にしてあるものです。

また、社員の給料をあげてほしいと要求しても、利益がなければ支払うこともできません。
経費の中でも人件費は最も高いものです。
一度給料を上げてしまうと、下げると不満が出てしまうので、利益がでなかったからと言って、給料を下げることは難しいのです。
そういった厳しい状況が続いてしまうと、会社が倒産する可能性もあり、倒産してしまうと社員も経営者も困ってしまいます。

経営者は売上を上げて、社員に給料を払わなければなりません。
売上が上がらなくては、給料が払えません。
そのために、一般社員であっても、どのような仕事をすれば良いかを、経営者目線で考えるということは、会社にとっては非常に良いことです。

一般社員の方は、「経営者はお金をたくさん持っていていいな」というイメージを持っているかもしれませんが、実際は社員に給料を払い続けるために苦労しているものです。
一社員であっても、経営者目線で物事を考え、仕事をするということを心がけると、会社全体も良くなるかもしれません。

 



関連記事

人の立場に立つ

リーダーの素質

情報収集のコツ

交渉術を身につける

このエントリーをはてなブックマークに追加

4 件のコメント 仕事の知恵

  1. yamada より:

    天草様
    こんにちは、yamadaです。

    >おっしゃる通りで、嘘をついてもそれを実現できるのであれば、それは良い嘘と私も思います。
    >嘘というよりはハッタリになるかと思いますが、それについては、仕事に関する別の記事でも書いた通りです。

    正しいURLの連絡ありがとうございます。
    すごく良いことが書かれていますね。

    また
    「問題は一つ一つクリアする」について、
    非常にためになる文章でした。

    今の私は、好奇心が旺盛というか、いろいろなことに手を出しています。

    アフィリエイトのブログを作っている最中です。
    アフィリエイトブログ自体は作りました。
    最初の第一矢を放つために、弓を後ろに引いている最中です。

    他にもいろいろ手を出しています。起業も考えています。

    夜寝るときにいつも落ち着かないです。
    寝れないことが多いです。
    今日はあれが出来なかったなど考え込んでしまします。

    天草様の言葉で少し楽になった気がします
    ありがとうございました。

    備考
    天草様の座右の銘を拝見しました。
    天草様の人柄が出てよいと感じました。

    今回、私の座右の銘を連絡します。
    WEBサイト欄にURLを記載しました。
    お忙しいとは思いますが、参照していただければ感激です。
    見づらいですが、中央部に”私の座右の銘”の記載があります。

  2. 管理人 より:

    yamada様。
    コメントありがとうございます。
    WEBの方も拝見させていただきました。

    yamada様はとても好奇心旺盛で、起業も考えていらっしゃるとのことで、立派な心掛けかと思います。
    私もこのサイトの更新を続けておりますので、何かのお役に立てれば幸いです。

  3. yamada より:

    天草様

    yamadaです

    おはようございます。
    今から出張ですので朝早いです。

    私の座右の銘の書いてるウエブサイトですが、私のウエブサイトではないです。
    その人のブログに私宛とみられる悪口が書いてあったので、わかりました。

    どこかにリンクがあるようです。
    よくわかりませんが適切な対応をお願いします。

  4. 管理人 より:

    yamada様。
    ご連絡の件、yamada様がコメント投稿時に書いたURLを削除いたしました。
    ただ、そちらのサイトのコメントについては、私では管理できませんので、ご了承いただけますと幸いです。

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。メールアドレスを入力すると、返信があった時に通知されます。
※が付いている欄は必須項目です。

※コメント送信前に以下をご確認ください。

コメントは承認制になっております。
どんどんお気軽にコメントを投稿していただいても構いませんが、記事の内容と関係ないものは掲載されませんので、ご注意ください。
逆に、記事の内容に沿っていれば、どんな批判的なコメントでも受け入れさせていただきます。

私自身、未熟なことは重々承知しておりますので、批判的なご意見を書き込んでいただくのは大いに結構なのですが、どこをどう改善すれば良いか分からないコメントも多いため、できましたらどの部分がどういった理由でダメなのかや、改善策も述べていただけますと幸いです。