情報収集のコツ
情報が溢れる現代社会で、どの情報が自分にとって重要かや、そういった情報をどうやって収集するかはなかなか難しいものです。
情報収集の方法や、情報の見極め方のようなものを少しご紹介できればと思います。
■RSSリーダーで情報収集する
情報収集として誰にでも有効なのが、RSSリーダーというものです。
RSSというのは、ブログやニュースサイトの更新情報だけをそのサイトが発信しているもので、RSSリーダーはそういったたくさんのRSSを登録して、まとめて読めるようにしたツールです。
もちろんスマートフォンでもできますので、自分に必要だと思われるサイトのRSSを登録しておき、毎日チェックするようにすると良いでしょう。
RSSリーダーとしては、Google Readerが最も有名ではありましたが、2013年にサービスが終了してしまいました。
困った人も多いかと思いますし、私もその一人ですが、他にもFeedlyやFeedspotなど、RSSリーダーは色々とありますので、自分に合ったものを探していただければと思います。
RSSリーダーは自分が欲しい情報だけに絞れますので、情報収集ツールとして非常に有効です。
自分の好きな有名人のブログのRSSを登録したり、自分が働いている業界のサイトの更新情報を読んだり、もちろん新聞のサイトやニュースサイトなどを登録しておけば、常に最新情報をチェックできます。
ただ、色々なサイトを登録していると、自分にとって不要な情報も多々流れ込んでしまいます。
なるべく必要なサイトだけに絞り、記事もタイトルを流し読みして、必要そうな情報だけ本文を読むようにしましょう。
■テレビで情報収集する
テレビは、気軽で手っ取り早い情報収集ツールです。
私もテレビをつけっ放しにしていることも多く、ニュース番組や情報番組などから情報を得ています。
テレビは自動的に情報が入ってくるので、新聞や雑誌、インターネットのように自分から情報を取りに行くのではなく、受動的に情報を得ることができます。
ラジオでも受動的に情報を得るということでは同様ですが、やはり視覚効果があるテレビの方が瞬時に情報が入ってくるので、情報収集の意味ではどちらかと言うとテレビの方が有効です。
私の知人の中にも、テレビを持っていなくて、テレビは全く見ずにインターネットなどで情報収集をするという人もいるのですが、大きなニュースを知らなかったという時が多々ありました。
テレビ以外でももちろん情報収集はできるのですが、やはり手軽さでテレビに勝るものはないかと思います。
もちろん、新聞は新聞の良いところがあり、雑誌は雑誌の良いところがあります。
ラジオやインターネットもそれぞれの長所がありますので、使い分けが必要になってきます。
ニュースの深いところや経済の細かい動きは新聞やインターネットでチェックしたり、専門的なことは雑誌を読む方が良いでしょう。
運転や料理など、別のことをしながら情報を得るにはラジオの方が良いこともあります。
テレビの情報収集をメインとして、他の媒体も使ってうまく情報収集するようにしましょう。
■人から情報を得る
これらの情報収集を駆使しても、どうしても自分に必要な情報が得られていないこともあります。
そういった情報をフォローする意味で、色々な人に接して情報を得る方法があります。
人から情報を得ると言っても、堅苦しい方法ではなく、打ち合わせの時や飲み会の時などで話を聞く程度で良いのです。
最新情報の話題となると、自分の知らない情報を他の人が話してくれる時があるので、詳細を聞いてみるようにします。
やはり自分一人だけの情報収集では限界がありますし、他の人は他の人の方法で情報収集をしているわけですから、人から情報を得ることも重要になってきます。
自分の知らない情報を、他の人が知っていたとしても、それに気づかなければ聞くこともできませんし、なかなかそれを引き出すのも難しいものです。
ただ、その辺りはあまり神経質になることはないかと思います。
その人と話していて、たまたま自分の知らない情報が出てきたら、それについて詳しく聞いてみるという程度で良いかと思います。
■情報の取捨選択
情報収集をしていると、大事な情報と不要な情報で溢れてしまいます。
自分にとって不要な情報であれば、覚える必要はありませんので、読み飛ばすなり聞き流すなりしましょう。
特にインターネットにはデマも流れたりするので、騙されないように注意しましょう。
自分にとって大事な情報であれば、メモをした方が良い場合もあります。
情報を収集していても、それを活用できなければ何も意味がありません。
そのためにもメモをしておいて、後で読み返せるようにした方が良いと思います。
RSSリーダーの情報であれば、お気に入りに登録しておけば、いつでもそれを見れるようにすることができます。
ただ、その他のメディアから収集した情報で大事なものは、メモしておかなければなりません。
PCやスマートフォンでデジタルデータとしてメモを保存してネットワーク上に置いておけば、いつでもどこでも見ることができるので、その方法がベストではありますが、とっさの時などそれが難しい場合もありますので、そういう場合はとりあえず紙に書いておいて、あとでデジタルデータで登録すると良いと思います。
まぁ、アナログ人間であればメモ帳をまとめれば良いのかもしれませんが、編集や手間を考えるとデジタルの方が何かと便利ですので、機械アレルギーでないのであれば、デジタル化するようにしましょう。
メモだけして安心してしまい、それを読み返すことをしなければ、メモをした意味がありませんので、時々メモを読み返すようにすると良いでしょう。
メモが溜まってくると、読み返すのも大変になってきますので、不要な情報と判断した場合は削除して整理します。
そうして自分だけの情報収集メモを作ることで、様々な場面で活用することができるようになります。
人によっては様々な情報収集方法があるかと思いますが、自分なりの情報収集方法を探して、人と共有したりすることで、さらに情報を得たり、活かすことができます。
情報社会を生き残るのは大変なことではありますが、溢れる情報に溺れず、上手に情報と付き合っていきましょう。