人生における仕事
不況による就職難がささやかれる昨今、どのような職に就くかは非常に重要なことです。
職に就いていたとしても、いつその会社からリストラされたり、会社が倒産して職を失うか分かりません。
仕事で困ることがないよう、今のうちから仕事について考えておきましょう。
■手に職を付ける
手に職を付けるというのは、技術を身につけるということです。
技術職は、他の人でも簡単にマネができず、とても重宝され、仕事に困ることがなくなります。
もちろん、時代の流れに乗っていなければ、技術もどんどん古くなり、職を失ってしまうこともありますが、本当のプロであれば時代の流れにも乗れるはずです。
私もプログラマーとして技術を身につけ、コンピュータ化の止まらない世の中では、ありがたいことに重宝され、仕事に困ることがありません。
IT系の仕事で技術を身につけておけば、まだまだこれからも仕事に困ることはないでしょう。
営業も立派な技術だと思います。
話術に長け、お客様の立場に立って営業を行うことができれば、どの業界に行っても重宝されるでしょう。
また、建築業界の土木作業や飲食店の料理人なども、一種の技術かと思います。
もちろん、弁護士や医療関係なども手に職を付けることになります。
誰でもできるような仕事ばかりをやるのではなく、専門分野の知識が必要なものや技術が必要な職に就き、手に職を付けるようにすると、仕事に困ることはなくなる可能性は高くなります。
■二足のわらじを履く
大抵の人は本業しか仕事をしていることはないと思いますが、本業しか仕事がない場合、その会社からリストラされたり、会社が倒産してしまったら、いきなり収入が0になることになります。
そのような人は、そのリスクを避けるため、副業を探してみることをオススメします。
もちろん、プライベートの時間も必要ですし、そのような時間はないと怒られてしまうかもしれませんが、副業と言ってもいろいろとあります。
例えば、マンション一室のような不動産を買って、他人に貸せば、働かずして稼げる立派な副業となります。
株や先物などもありますか、ギャンブル性が高いものは、私はあまりオススメしません。
損をすることがあるからです。
プログラマーであれば、課金制のWEBアプリを開発して公開したり、スマートフォンアプリを開発して広告を載せれば、副収入になる場合があります。
一度制作すれば、後はほとんど何もしなくても、収入が入ってきますが、広く知られて売れるようにしなければなりません。
ブログなどを書き続けて、アフィリエイトや広告で収入を得ることもできますが、最近はやっている人も多く、なかなか大きな収入になることはないようです。
土日にアルバイトをするとなると、やはり大変ですが、なるべく負担がないような副業がないかを考えてみると良いでしょう。
副収入があれば、本業を失ってもしばらくは大丈夫という多少の安心感はあります。
もし、余力があれば検討してみてください。
■汎用性のある仕事を習得する
自分の本業にプラスして、汎用性のある仕事を習得すると、さらに自分の仕事の価値を上げることができます。
例えば、営業が本業の人でも、ITの知識がある人だと、IT系の営業で活躍できます。
IT業界の現場では、営業をするにもITの知識が必要ですので、普通の営業の人では難しいのですが、ITの知識のある営業の人は重宝されます。
他にも、医療の知識のある弁護士、会計の知識のある秘書など、2分野を得意分野とする人は、引っ張りダコになります。
汎用性の高い分野は、IT、弁護士、会計、経営、人事、ファイナンシャルプランナー、営業などです。
本業にプラスして、いずれかの知識を勉強して、自分の価値を高めれば、会社への貢献度も上がりますし、転職や再就職もしやすくなります。
■趣味を仕事にする
自分の趣味を仕事にできれば、これほど良いことはありません。
趣味がそのまま仕事にならなくても、それに関連する仕事であれば楽しく仕事ができると思います
例えば、絵を描くのか趣味で、自分の書いた絵が1,000円でも売れれば、それは立派な仕事となります。
それに関連する仕事であれば、WEBサイトのイラストを書いたり、広告のデザインを考えたりなどができると思います。
ピアノを弾くのが趣味なら、ピアノ教室を開くという方法もあります。
陶芸が趣味なら、自分の作品が売れれば、仕事にすることができます。
副業という形で始めて、波に乗ってくれば、そちらをメインにするという方法でも良いかと思います。
自分の趣味が仕事にできれば、人生を楽しく過ごすことができます。
もし、今の仕事に不満がある人は、検討してみても良いかもしれません。
まずは、十年後も同じ仕事をしていたいのかを自問してみましょう。
していたくないなら、どんな仕事をしたいのか、など一度真剣に考えてみるのも良いと思います。
今の仕事に満足していても、その仕事が突然無くなる可能性もありますので、そういった時の対策も考えておくと良いかもしれません。