相手を傷つけずに指摘する方法

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■指摘する時に逆のことを言う

何か相手のことを指摘したい場合に、はっきりと言ってしまうと、相手を傷つけてしまう場合があると思います。
その場合に、真逆のことを言うという手法があります。

例えば、相手が少し太ったと思った時、
「少し痩せたんじゃない?」
と言ってみましょう。

相手は「いや、ちょっと太ったんだよ」と言ってくると思いますが、相手は嫌な気分はしませんし、体型が変化していることは認識させることはできると思います。

また、痩せたと言ってもらうと、相手としては痩せた時の喜びを覚えるため、痩せたいという意識が芽生える可能性があります。
逆に、「太った?」と聞かれると、相手は不快に思いますし、もうみんなに太ったという認識があるのであれば、諦めてもっと太っても良いかという考えが無意識ながらにできてしまい、さらに太りやすくなる可能性があります。

他の例としては、あまり気が利かない人に、たまに何かしてもらった時に、
「○○さんは、気が利くなぁ」
と褒めると、それを喜んで、もっと気が利くことをしようと思うかもしれません。

ただ、この手法は、使いどころが限られます。
使い方を誤ると、逆効果になる場合もありますので、十分に注意していただければと思います。

 

■指摘する時に質問をする

相手に何か指摘したい時に、別の手法があります。
質問をするという方法です。

これは、相手の雰囲気が何か変わったが、何が変わったか分からない場合などに有効です。
特に女性は、好きな男性に自分の変化に気づいてほしいものですが、男性側は分からないということが結構あるものなので、その場合は質問をしてみましょう。
「髪型変えた?」
「いや、変えてないよ」
「雰囲気変わったよね?」
「目のメイクを変えたのよ」
相手も、何が変わったかは分からなくても、変化に気づいてくれたという部分では、相手としても嫌な気分にはならないはずです。

また、そうと分かっていても、相手を傷つけないために、質問をするという場合も使えます。

例えば、相手の服にシミがあるのが分かった場合、
「それはそういうデザインなの?」
のように質問をしてみるのです。

質問をして、相手側から話させることによって、相手を傷つけずに指摘することができますので、うまく使ってみましょう。
 



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