自分の意見が否定されたら?

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■反対意見を聴く

何かをしようとする時や、意見を述べた時、それに対して反対意見を述べる人がいます。
自分の意志や意見を否定されるのは、誰しもイヤなものですが、いたずらに反対意見を無視したり、よく考えもせずに、反対意見を述べた人に真っ向から反論するのは避けましょう。

常に自分が正しいと思いがちですが、客観的に見れば反対意見の方が正しい場合もあります。
反対意見をよく聴いた上で、どちらが正しいかを判断するようにしましょう。

また、反対意見を述べた人には、理由と改善策も聞くようにしましょう。
例えば、
「商品の販売促進は、雑誌広告をメインにしようと思います」
「他の広告をメインにした方が良いのではないでしょうか?」
「なぜでしょうか?」
「雑誌自体の売れ行きが落ちているため、宣伝効果が低いと考えられます」
「では、何をメインにすれぱ良いでしょうか?」
「インターネット広告をメインとした方が良いかと思います」
のような感じです。

傍目八目といって、将棋を指している当事者よりも、傍で見ている人の方がよほど客観的に物事をとらえていて、正しい判断ができる場合があるという言葉です。
何かに集中して物事に取り組んでいると、どうしても周りが見えなくなってしまったり、客観的自分を見れなくなってしまいます。
そういったこともありますので、他人の意見をなるべく聴くようにしましょう。

もちろん、意見を述べる人の中にはよく考えもせず、反論だけをして改善策がない人もいます。
今の政治家たちが良い例でしょう。
改善策がないのに批判だけするのはあまり賢いこととは思えません。

改善策を聞いてみて、それがないような場合は、反対意見もスルーして良いかと思います。
もちろん、改善策を述べられたとしても、明らかにそれが間違っていると判断できる場合は却下して構いませんが、本当に自分が間違っていないかどうかを再考する必要はあるかと思います。

逆に自分が反対意見を述べる場合は、その理由や改善策をしっかりと考えた上で反論した方が良いです。
何も考えずに反論してしまうと、相手に不快な思いをさせるだけでなく、自分が論破されることになってしまいますので、注意してください。
 



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私自身、未熟なことは重々承知しておりますので、批判的なご意見を書き込んでいただくのは大いに結構なのですが、どこをどう改善すれば良いか分からないコメントも多いため、できましたらどの部分がどういった理由でダメなのかや、改善策も述べていただけますと幸いです。