大失敗の報告をする時

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■失敗した時は謝る

仕事などで失敗をしてしまった場合、つい責任追及が怖くて原因は自分でないと言ってしまったり、嘘をついて言い逃れしようとしてしまうという方もいらっしゃると思います。
それで済めば良いかもしれませんが、もし嘘がバレてしまったり、自分の責任であるということが後から分かると、より大きな問題になりかねません。

もし、責任が自分にある場合は、素直に謝りましょう。
謝ってしまった方が、自分の気持ちも楽になる場合が多いです。

相手としても、素直に謝ってくる人間には責めづらくなってしまうものですし、下手に言い逃れをしてくるよりは好感が持てるものです。
きちんと謝罪をして、その後のフォローもしっかりしてくれれば、許される場合も多いでしょう。

もちろん、失敗の内容にもよるとは思います。
顧客に多大な迷惑がかかってしまうような失敗であれば、契約解除や損害賠償請求などの大問題になる場合もあります。

しかし、だからと言って失敗を隠したり、他人に責任転嫁するのが良いとは言えません。
このような事態になってしまった場合は、きちんと責任を持って誠心誠意、対応すべきかと思います。

他人に責任転嫁をしても、その人は困ってしまったり、憤ってしまうかもしれませんし、隠したり言い訳をしたりしても、いずれはバレる可能性が高く、バレた場合はなぜそのようなことをしたかなど、もっと追及されることになります。

自分が何か失敗してしまった場合は、素直に謝った方が良いということを覚えておきましょう。
 

 

■相手にとって嫌なことを報告する時

相手が怒りそうなことを報告しなければならない場合、先に謝ったり、怒らないで聞いてくださいと言うと良いと思います。
わずかながらに相手の怒りを和らげることができます。

仕事で失敗して、上司に報告する時などに有効でしょう。
なるべくすぐに詳細を報告せず、神妙に謝って、困っていることを印象づけてから報告すると効果が高くなります。

家庭でも、子どもが家の物をなにか壊した場合、
「これ壊しちゃった」
といきなり言ってくるより、延々と泣いてから、親が心配して
「何があったの?」
と聞いてから
「これ壊しちゃった」
と報告された方が、怒りの度合いが緩むかと思います。

子どもは計算してこのようなことを行わないとは思いますが、報告する前に同情を買うというのは有効な手段かと思います。

また、大人であれば、なるべく解決策を考えてから報告するようにした方が良いでしょう。
例えば、上司に失敗を報告する時、
「見積金額にミスがあって、取引先を怒らせてしまったのですが、菓子折りをもって謝罪に行こうと思います」
のような感じです。

状況に応じて、相手を怒らせない方法を考えてから報告するようにしましょう。
 



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