雪辱は晴らす?果たす?

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■屈辱と雪辱

「雪辱を晴らす」という言葉は、使い方として合っていますでしょうか?

「雪辱を晴らす」というのは、実は間違いです。
雪辱というのは、屈辱を雪ぐという意味で、雪ぐというのは、取り除くという意味になります。
それをさらに晴らすというのは、「頭痛が痛い」のような重複言葉になってしまいます。

正しくは、「雪辱を果たす」です。
「晴らす」を使いたい場合は、「屈辱を晴らす」という表現になります。

以前、このサイトの雑学の記事で重複言葉を少しご紹介しましたが、この重複言葉は漢字が重複しているわけではないので、少し分かりづらい重複言葉かと思います。
ただ、混同してしまいがちな言葉ですので、こちらも間違えないように覚えておくと良いかと思います。
 



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