反論する時のコツ

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■反論する時は質問する

相手の意見に反論したい場合は、質問をすると良いと思います。
即座に反対意見を述べてしまうと、相手に不快に思われてしまい、口論になりやすくなります。

相手の意見を否定して自分の意見を述べたいけれど、口論はしたくないという場合がほとんどかと思います。
その場合は、うまく質問することによって、相手に自分が間違っていると諭すことができる可能性があります。

質問は、相手の意見が正しいと仮定した時、もしそれが間違っている場合は、何かおかしいことが発生するはずなので、その場合はどうするのかを質問すれば良いのです。

例えば、
「ダイエットには食事を抜くのが一番良いよね」
「なるほど。でも、健康を壊してしまうのでは?」
相手が答えられなければ、相手の持論が間違っていたかもしれないと考えさせられることになるかと思います。

相手がさらに自分の意見を押し通してくる場合は、冷静に質問を繰り返すようにしましょう。
こちらも反論してしまうと、口論になリやすいですが、質問を繰り返して、相手に自分が間違っていると考えさせることで、相手が納得してくれやすくなります。

先ほどの例では
「痩せるためには多少の犠牲は仕方ないよ」
「確かに痩せるとは思うけど、食事の量を戻したらリバウンドするんじゃない?」
のように質問を重ねていきます。

また、この手法は、反論しようとした自分の意見が間違っていた場合に、反論する前にそれに気づく可能性があるというメリットもあります。
つまり、その質問をして、相手がそのことについてきちんと回答できることで、こちらの疑問が解消され、相手の意見の方が正しいと分かる場合があるということです。

例えば、
「この紙の文章をそれぞれ、ワープロで打って印刷してくれ」
「○○というソフトを使った方が早くないですか?」
「いや、お客様によって文章が違うから○○は使えないんだ」
のように、質問をしたことで、自分の間違いに気づく場合があるのです。

すぐに反論するよりも、まずは質問した方が良い場合があるということを覚えておくと良いと思います。
 



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