鳩時計はなぜカッコウと鳴くのか

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■鳩時計の鳴き声は鳩なのか?

鳩時計の鳴き声を聞いたことはありますでしょうか?

鳩の鳴き声は「ポッポッポ」ですが、鳩時計の鳴き声は「ポッポー」と言うよりは、「カッコウ」と聞こえます。
「カッコウ」と鳴くのはカッコウという鳥のはずですが、なぜ鳩時計なのに「カッコウ」と鳴くのでしょうか?

実はあの時計は、鳩時計と呼んでいるのは日本人だけで、世界的にはカッコウ時計と呼ばれています。
そして、鳴く時に顔を出す鳥は、鳩ではなく、カッコウなのです。

では、なぜ日本ではカッコウ時計を鳩時計と呼ぶようになったのでしょうか?

日本では、カッコウは閑古鳥と言い、「閑古鳥が鳴いている」という言葉は、お店にお客さんが来なくて寂しい状態という意味から、縁起が悪いとされたのです。
そのため、カッコウ時計が海外から入ってきた時に、鳩時計として売り出したというわけです。

日本製の鳩時計には、出てくる鳥を鳩にして、鳴き声も鳩に近いものにしていも時計もあるかもしれませんが、基本的に鳩時計はカッコウ時計であるということは覚えておいた方が良いかもしれません。
 



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